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美髪をつくるために
縮毛矯正っていつまで残っているの?
Sustained effect of hair straightening
縮毛矯正とは
縮毛矯正とは地毛がクセ毛の場合に、それを真っすぐなストレートヘアーに矯正する施術です。
縮毛矯正とよく似た施術に「ストレートパーマ」があります。
両者は混同されがちですが、実際は別物です。
縮毛矯正は薬剤と熱を使って行うのに対し、ストレートパーマは熱を使わず、薬剤のみで髪を真っすぐにします。
縮毛矯正は主に天然のクセ毛を直す際に利用し、ストレートパーマはパーマをかけてクセ付けした髪を真っすぐに戻すために利用するのが一般的です。
縮毛矯正の原理
1剤で髪の内部結合をほどき、ストレートアイロンの熱で形を作り固めます。
そして、2剤で再結合させるのです。
その結果、クセが伸びてストレートの状態になります。
縮毛矯正は、サラサラ、ツヤツヤになるのでダメージがないようにみえますが、髪の内部のタンパク質を変形させているので、実はダメージをかなり与えています。
そのため、カラーを同時に施術している方は、ハイダメージになっている可能性も。
では、縮毛矯正をかけた髪は真っすぐなストレートヘアーになりますが、その状態はいつまで続くのでしょうか?
施術部分は半永久的にストレート状態
縮毛矯正は専用の薬剤とヘアアイロンによる熱を用いてクセ毛部分の髪質自体を変え、真っすぐなストレートヘアーを作ります。
縮毛矯正を当てた部分は髪質自体が変化するため、その部分は半永久的にストレート状態になります。
このため縮毛矯正は、薬剤のみでクセ毛を直すストレートパーマと比べても、非常に強力なクセ毛矯正効果の施術といえます。
デメリットとしては、ストレートパーマと比べて熱を使った施術となるため、髪に与えるダメージが大きいことです
縮毛矯正は髪が伸びてくると再びクセ毛になります
髪は日々新しく生えてきます。
地毛がクセ毛の人は、新しく生えてくる部分は基本的にクセ毛になり、真っすぐには生えてきません。
このため縮毛矯正をかけて髪全体をストレートにしたとしても、新しく生えてくる髪はクセ毛の状態です。
髪の生えるスピードは個人差がありますが、一般的には一カ月1㎝程度。
例えば髪の長い部分が20㎝程度の場合、髪が1㎝程度伸びたくらいならクセ毛はさほど目立たないかもしれません。
しかしその後も髪が伸びてくると、だんだんとクセ毛の部分が長くなるため、クセ毛っぽい髪になります。
大体の目安としては、2,3カ月もすると髪が数センチ伸び、縮毛矯正がかかっていない部分が目立ち始める感じです。
そのため縮毛矯正でストレートの髪を維持したい場合は2,3カ月周期で縮毛矯正の施術を受けるのが一般的ですので、1つの目安にしてみてください。
ただ、縮毛矯正などのパーマをかけてから日数が経っていないのにも関わらず、もう取れちゃったという経験がある方は多いのではないでしょうか。
パーマが持つ期間は髪質によって異なる
縮毛矯正も含め、パーマが持つ期間は、かけたパーマの種類や髪質などによって大きく異なります。
例えば、髪質が硬く太い人は比較的パーマが当たりやすく、パーマが落ちにくいと言われています。
また、髪のダメージが少ない人もパーマが落ちにくいと言われています。
逆に、髪質が柔らかく細い人や髪にダメージの多い人はパーマが落ちやすくなってしまいます。
期間として髪の短い人は2ヶ月、髪の長い人では半年となり、長さによっても期間の幅があることを理解しておきましょう。
縮毛矯正の持ちを良くするための乾かし方
縮毛矯正の持ちを良くするためには、自然乾燥は避け、ドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
ドライヤーで髪を乾燥させる3つのポイント
・しっかりとタオルドライをすること。
・地肌を拭く時にはタオルで包んで傷つかないように指の腹でしっかり拭く。
・根元からしっかりと乾かす。
根元がしっかり乾いていないと、パーマが崩れやすくなるだけではなく、フケやニオイなどの頭皮トラブルにもつながってしまいます。
髪の毛がある程度乾いたら、最後に必ず冷風でパーマの形を固定するように乾かしましょう。
縮毛矯正の持ちを良くするための注意点
縮毛矯正の持ちを良くするための注意点として、パーマ後のシャンプーは避けたり、シャンプーをパーマ用に変えたりなど工夫が必要です。
また、紫外線なども髪にダメージを与え、縮毛矯正の持ちが悪くなってしまうので、避けるようにしましょう。
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縮毛矯正をしたら、パーマはかかりにくい?
結論からいうと、縮毛矯正をした髪にはパーマがかかりづらいといえます。
コールドパーマの原理は、ロッドを巻き1剤のアルカリ剤で内部結合をほどき、2剤で形をつくります。
原理は似ているのです。
しかし、前項で説明したように、縮毛矯正は半永久です。
そのため、コールドパーマを施術しても、うまくかかりません。
いくらパーマが上手な美容師さんが頑張ったところで同じです。
そのため、これまでは一度縮毛矯正をかけると、縮毛矯正の部分がなくなるまで、待つしかありませんでした。
しかし、デジタルパーマという髪を熱したロッドに巻き、髪に形状記憶力を与えるパーマ方法ならかけることが可能になりました。
むしろ、デジタルパーマでしかかけることができません。
縮毛矯正をしてからパーマをした時の注意点
まず、縮毛矯正をかけて、どうしてもパーマをかけたいという方は、少なくとも半年前後空けてからデジタルパーマをしましょう。
そして、美容室では必ず、縮毛矯正をしたことがあることを伝えましょう。
そうすることで、施術の際に前処理で髪に栄養を与えて、髪の内部から補修してからロッドを巻いたり、薬剤を弱めにしてダメージを少しでも軽減させることができます。
また、パーマスタイルは、細かいウェーブではなく、毛先をクルンとワンカールさせるスタイルや、大きめのカールにすることで髪へのダメージも軽減されますし、今風のおしゃれなスタイルになりますよ。
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