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美髪をつくるために
静電気は髪の大敵!しっかり静電気対策して髪を守ろう!
Static electricity is the enemy of hair! Let's take measures against static electricity and protect your hair!
寒さ対策に有効なマフラーやストールなど、外したときに静電気で髪が乱れたり、パチッとしたりするのが気になる方も多いのではないでしょうか。
秋冬は一年の中で一番静電気が起きやすい季節です。
静電気が起こる理由や対策などを知ることで、乾燥の時期も快適に過ごせますよ。
秋冬に静電気が起こりやすいワケ
湿度が下がり乾燥しがちな秋冬は、静電気が起こりやすい季節です。
私たちを取り巻く全ての「もの」には、プラスとマイナスの電気がバランスよく保たれ、静電気が起こらないよう中和されています。
電気には「移動しやすい電気」と「移動しづらい電気」があり、2つのものが「接触・摩擦・剥離」すると、移動しやすい電気がもう片方のものに移動していきます。
この移動する時に起こる現象が静電気です。
たとえば、髪をとかすと櫛や顔に髪が吸い付いてくることがあるでしょう。
この現象は髪と櫛が擦れあい摩擦により双方の電気のバランスが崩れ、静電気が起こるためです。
ものに触れることで私たちの身体に移動した電気は、夏や雨など湿度(水分量)が高い日は気づかないほど、緩やかに放電を繰り返しています。
しかし、放電が上手くできず電気が溜まっていく(帯電)とバランスが崩れ、静電気が起こりやすくなります。
静電気は空気中の水分に放電されやすいのですが、秋冬は空気中の水分が減り乾燥しています。
水分が少ない事で空気中にそのまま放電してしまい、あの嫌なバチッという静電気が起こりやすいのです。
静電気が髪に与える影響
ブラシ等で髪をとくだけでも静電気は起こるのです。
ですので、ヘアケアをしたくても、この静電気が邪魔をして、時には髪の表面や頭皮にまでダメージを与えてしまうこともあります。
静電気は、髪にもさまざまなダメージを与えています。
髪に静電気が起こると、髪の表面のキューティクルをはがしてしまうこともあるんです。
髪を艶やかにみせるキューティクルはダメージを受けると剥がれやすくなり、髪内部のタンパク質や水分を留めておくことが難しくなります。
そこから髪の栄養分と水分が流れ出てしまうと、パサパサの髪になってしまいます。
「艶がなくなる・切れ毛や枝毛、縮れ毛ができる・ゴワつく」など、見た目や手触りに変化をきたすはそのためです。
こうなると髪の水分が抜けてしまうので、ますます静電気を帯びやすくなり悪循環になります。
静電気は塵や埃などの細かな粒子を髪に付着させる負の作用があり、髪が絡んでしまうことも。
無理に櫛でとかそうとすると摩擦が生じ、髪にダメージを与える原因になります。
さらに静電気によって、髪の表面や頭皮に空気中に舞い上がったホコリや汚れを集めてしまうことがあります。
この汚れには様々な成分が付着しているので、よくない菌がついていたら大変です。
頭皮に付着して頭皮トラブルを起こしたり、頭皮の内側にも入り込んで炎症を起こしたりもします。
かゆみや炎症、抜け毛や切れ毛、最終的には薄毛にもつながります。
乾燥時期はどうしても避けられないのが静電気ですので、上手に静電気対策をして大切な頭皮と髪を守っていきましょう。
髪の静電気への対策方法
髪をとにかく健康に保つことが何よりも大切になります。
健康な髪とは、必要な水分量が常に確保されている状態です。健康な髪の水分量は12~13%だと言われています。
健康な髪を作るために、余計な添加物のない良質なシャンプーやコンディショナーで正しくヘアケアをしましょう。
そして、ブラッシングの際は静電気の起こりにくいヘアケア商品を使ってケアします。
櫛・ブラシを変えて、ブラッシングの際には髪をコーティングするヘアケア剤を使用します。
洗い流さないトリートメント(オイル・クリーム)を使用し髪の乾燥を防いてから櫛を使用しましょう。
また、木製や天然毛を使用した櫛やマイナスイオンドライヤーの使用も静電気予防に繋がります。
頭皮や髪を傷めない商品を選んでください。
おすすめの静電気防止ブラシ Kyogoku 髪質改善 美髪パドルブラシ
静電気が起きにくい服装とは
また、着ている洋服にも工夫が必要です。
どんなに髪をよい状態にしても、衣類が乾燥して静電気を集めやすいものにしていると効果がありません。やはり静電気に悩むことになります。
私たちの洋服にはさまざまな繊維が使われ、この特性を上手く利用すると静電気を気にせず快適に過ごせるようになります。
繊維には、「プラスに帯電しやすい繊維」と「マイナスに帯電しやすい繊維」があります。
同じ性質の素材を重ね着した場合は摩擦が生じても静電気は起こりづらく、逆に異なった性質の素材を重ね着すると静電気が起こりやすくなるのが特徴です。
たとえば、ポリエステル素材のヒートテックにウールのニットを着た場合、静電気が起こりやすくなります。
しかし、ウールのニットをアクリルに変更すると静電気は起きづらくなります。
また、吸収性のよい綿や麻などの植物性繊維は帯電しにくい素材です。
これらの素材を重ねて着用することでも静電気防止に繋がりますよ。
まとめ
良質な睡眠と栄養で身体を健康に保つことも重要です。
バランスのよい食事を心がける事も忘れてはいけません。健康な食事から髪や身体が作られています。
ストレスをためるのもよくないですし、生活習慣も見直しましょう。
栄養・ストレス・生活習慣が悪いと血行が悪くなり頭皮にも栄養が行かなくなります。
その結果、外からどんなによい物を与えても髪はいつまでも元気になりません。
栄養不足で水分不足の髪では静電気には対抗できませんから、身体の内側から健康になって静電気と戦っていきましょう。
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