1日にどれくらいの髪の毛が抜けたら脱毛症？時期や脱毛症の種類によっても違う？ | 【頭美人】

急激に脱毛が増えたら危険？

脱毛症の恐れがある抜け毛の量とは

人間の髪の毛は正常な状態でも、シャンプーをすることで髪が抜けることはあります。

1日の量は人にもよりますが、だいたい50本から150本ほど。

これぐらいであれば、特に病気や脱毛症などの心配は必要ありません。

人間の抜け毛の量として、正常な範囲と考えられます。

時期によって抜け毛の量は変わる

また時期によって抜け毛の量は増減します。

特に秋口から冬にかけてのシーズンはヘアサイクルの周期で休止期に入る髪の毛が多く、抜け毛が多いシーズンと言われています。

従って、多少抜け毛が増えたと感じても特に心配する必要はないでしょう。

ただ抜け毛が300本や400本となってくると、話は別です。

何らかの体調の変化が起こっている可能性が高くなってきます。

抜け毛が発症する要因はヘアサイクルの影響が大きいですが、それ以外には食事の不摂生、喫煙の影響、睡眠不足、ストレスの影響などが考えられます。

それ以外にAGAによる脱毛症、分娩後脱毛症などが発症していることも考えられます。

具体的にどんな脱毛症がある？

急激に脱毛が増えるということは、AGAによる脱毛症か、分娩後脱毛症、びまん性脱毛症などの可能性が高いといえるでしょう。

AGA

男性が起こりやすいのはAGAによる脱毛症です。

特に30代後半から40代ぐらいに多く見られる薄毛の症状で、男性ホルモンの分泌と活性酵素の発生によって行われる脱毛症です。

活性酵素を抑制するには、育毛剤や育毛シャンプーの使用が不可欠となります。

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分娩後脱毛症

女性に起こりやすいのが、分娩後脱毛症とびまん性脱毛症です。

分娩後脱毛症とは出産してから女性ホルモンのバランスが崩れ、一時的に脱毛の量が増えるという症状です。

2、3ヶ月をめどに徐々に回復していきますが、人によっては半年程度脱毛の症状が治まらないというケースもあります。急激な脱毛症の代表的存在です。

びまん性脱毛症

女性版のAGAともいえる脱毛症で、老化に伴い発症するケースが多くあります。

ただ、男性とは違い50代から60代をピークに発症する傾向にあります。原因は老化による動脈硬化によって血液循環が滞り、頭皮にしっかりと栄養素が送られず、抜け毛が発症してしまうという状態です。

こちらも男性と同様に、女性用の育毛剤を使ってケアしていく必要があります。

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急激な抜け毛の場合、こういったケースが多いですが、違う病気の可能性も否定できません。

気になる場合は皮膚科や内科などで一度検査を受けたほうが良いでしょう。

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