入浴時間が発毛に影響する？ | 【頭美人】

お風呂はいつもシャワーで済ませているという方、最近髪の元気がないのは入浴の仕方に問題があるのかもしれません。
今回は入浴時間と髪との関係についてご紹介します。

入浴の血流促進効果が髪に良い

お風呂に入ることが髪にどのような影響を与えるのかというと、まず着目したいのが「血流促進効果」です。

お風呂に入る、シャワーではなくもちろん湯船につかることですが、そうすることで身体が温まりますよね。つまりは身体の中の血行がよくなっていくのです。

そして身体全体の血液循環が良くなると、頭皮の血流も促進され、髪の毛を育てる毛母細胞にもたくさんの栄養が届けられます。

そうすることで、細い髪の毛ではなく、しっかりと栄養を蓄えた健康な髪の毛が生えてくるのです。

頭皮のターンオーバーに最適

もう１つの効果は、頭皮のターンオーバーを促進することです。

頭皮も顔などのお肌と同じく皮膚ですので、古くなった皮膚は剥がれ落ち新しい皮膚が出てくる新陳代謝が繰り返されています。

お風呂に入り湯船につかることで汗がじんわりでてきますよね。それによって、毛穴の汚れや不要な皮脂を押し出してくれるので、古い角質が溜まったままになることなく、スムーズにターンオーバーが行われるのです。

頭皮が健康であれば、そこから生えてくる髪の毛も健康なものになり、発毛も促進される訳です。

髪にいい入浴時間

では、髪が育つのに良いとされる入浴時間は具体的にどのくらいなのでしょうか。

これは温度にもよりますが、38度～40度程度の通常のお湯につかる場合は10分程度。
36度程度のぬるめのお湯につかる場合は、20分から30分程度が適当とされています。

基本的に急激に血流をあげることは良くない為、温度が高いお湯につかるのはNGだという事を覚えておきましょう。

熱いお湯につかると、疲れがほぐれる気がすると好んで入る人もいますが、実は身体には負担が大きく、髪や頭皮にもよくないことが分かっています。

髪の育毛に大切なのは、血流を上げることではありますが、それは急激な体温上昇ではありません。

緩やかに体温があがり、血流が徐々に促進されていくことこそが、頭皮内の血管にも負担がなく自然な血流を作り出すのです。

つまり入浴をすることは、頭皮マッサージを行う以上の効果を髪にもたらし、健康な頭皮を手に入れることで、健康でしっかりとした髪を手に入れることが出来るのです。

いつもシャワーで済ませているという方は、是非髪にいい入浴方法を試してみて下さい。

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