育毛シャンプーは発毛する訳ではない！？正しい効果や使い方を解説します！ | 【頭美人】

抜け毛・薄毛を予防するシャンプーのCMをみて、最近気になる抜け毛や薄毛の予防をしないとまずいかも、と思っていらっしゃる方も多いと思います。

特に季節の変わり目には抜け毛も増えて、不安は募るばかり。

近くのドラッグストアに足を運んで髪の毛に良さそうなシャンプーを探してみたものの、どのシャンプーが自分に合っているのか分からない。。。

そもそも育毛シャンプーなどではなく、育毛剤を使った方がいいのかなど、様々な商品が世の中に出回っている分、迷うことも多いですよね。

そこで今回は、育毛シャンプーに関する知識を知りたい方に向けて、

・育毛シャンプーには本当に効果があるのか
・育毛に効果的な正しいシャンプー方法
・育毛シャンプーを使うメリットデメリット

などを詳しく解説していきたいと思います。

抜け毛、薄毛の予防を早めにしておきたいという方は必見の内容となっていますので、ぜひご覧ください。

育毛シャンプーって実は育毛・発毛効果はないんです！

いつの時代も薄毛でお悩みの方はいらっしゃいますが、薄毛対策の一環として育毛シャンプーの使用をご検討の方や、既に使用していらっしゃる方もいることでしょう。

しかし、少し勘違いされている方がいます。

育毛シャンプーが薄毛対策になると考えている点です。

育毛シャンプーは、頭皮を健康な状態に育てる効果はありますが、発毛したり薄毛が治るということはありません。

髪の毛が健康な状態とは、頭皮環境が整っていて、頭皮の血流が良い状態のことを指します。

髪の毛を洗いすぎて頭皮を刺激しすぎたり、不規則な生活習慣が原因で頭皮にトラブルが起き、頭皮が乾燥しかゆみやフケが出たりします。

これらのトラブルを防止することが、育毛シャンプーで期待されている効果です。

育毛シャンプーで、健やかな髪が育つ土壌＝頭皮環境を整える。

その結果として、薄毛や抜け毛の予防につながるというわけです。

本当に効果がある育毛シャンプーの選び方は？

通常のシャンプーと育毛シャンプーとの大きな違いは、洗浄力の強弱。

育毛シャンプーは洗浄力が弱く、通常のシャンプーは洗浄力が強いという認識で良いでしょう。

頭皮の乾燥や油分の不足など頭皮環境が悪くなってしまうと、髪の毛の成長を阻害してしまい、薄毛や抜け毛に繋がってしまいます。

この頭皮の乾燥や油分の不足を招く原因の1つが、洗浄力の強いシャンプーを使うことです。

洗浄力の強いシャンプーは市販で安価であることが多く、高級アルコール系シャンプーと呼ばれるシャンプーは洗浄力の強いシャンプーに位置付けられます。

特に、ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Naとこの２つのどちらかの洗浄成分が配合されているものは、頭皮の必要な油分までも落としてしまうため、育毛シャンプーとして使うことはおすすめできません。

ということは、洗浄力が弱く頭皮環境に優しい育毛シャンプーを使用することが薄毛・抜け毛予防に繋がるということになります。

しかし逆に、石鹸系のシャンプーは洗浄力が弱すぎるため、汚れが落ちきらずフケやかゆみの原因になることもあります。

頭皮に優しく負担をかけず、かつ汚れはしっかり落としきるためには、育毛シャンプーのはアミノ酸系・ベタイン系の界面活性剤を使用した育毛シャンプーを選ぶといいでしょう。

アミノ酸系やベタイン系界面活性剤は、刺激が少なく、頭皮や髪に必要な油分は残しながら汚れも落とせる洗浄成分です。

特に、コカミドプロピルベタイン、ココアンホ、ココイル、ラウロイルという成分がシャンプー内に配合されているものをチョイスするとよいでしょう。

育毛シャンプーのメリット

育毛シャンプーは、なんといっても手軽に始められるところがメリット。

気軽に、これまで使用していたシャンプーと同じ形で導入が可能です。

また、育毛剤や内服の育毛薬と比べた時に育毛シャンプーは、導入する際の心理的な障壁、費用的な障壁は下がるので、そういった点で手軽に始められるのも大きなメリットです。

内服薬と比べると体への負担も少ないところも気軽に始められる所以でしょう。

育毛シャンプーは、「髪を洗って清潔に保つ」という意味では通常のシャンプーとも言えます。

しかし、その後の髪や頭皮の状態まで考えて作られている点が、育毛シャンプーの大きな特徴であり、メリットです。

以前まで使用していたシャンプーの質を上げるだけで、髪や頭皮の状態を改善してくれることもいいですね。

育毛に適した頭皮環境を作ってくれるので期待したいです。

育毛シャンプーのデメリット

一番のデメリットと言えば、通常のシャンプーよりも随分と割高になっていること、リンスやコンディショナーをセットで購入すると、更に高額になってしまうので注意が必要です。

独特な香りがする場合もあるので、自分に合っている育毛シャンプーを探してみる必要があります。

育毛シャンプーのデメリットとしては、自分の肌とシャンプーが合わずに激しい痒みやフケを起こす可能性があることです。

これを回避するためにも必ず使用前には肌につけ、自分の体に合っているのか確認することを心がけましょう。

使用前のテスト段階で何らかの症状が出る場合は、皮膚科を受診して診てもらうようにしましょう。

もう一つのデメリットは、通常のシャンプーと比べた時の費用面です。

育毛剤と比べると育毛シャンプーは安価ですが、通常のシャンプーと比べてしまうと割高です。

さらに、リンスやコンディショナーをセットで購入するとさらに高額になりますので、こういった費用的な面はデメリットと言えそうです。

また先ほど説明したように、育毛シャンプーは成分によっても特徴が異なります。

育毛シャンプーであればどれでも効果が必ずあるわけではなく、独特な香りがするものもあったりします。

そういう意味では、自分に合った育毛シャンプーを見つけるのは簡単ではないので、そこに手間や時間がかかるのはデメリットとも言えるでしょう。

育毛シャンプーの効果的な使い方

育毛剤も併用する

育毛シャンプーを使うことで、頭皮環境を整えることができます。

しかし、それだけで終わってしまうと、育毛効果を十分に得ることができません。

そこで登場するのが育毛剤です。

太い髪の毛を育てるための土壌を育毛シャンプーで作り、その土壌に栄養分を与えるのが育毛剤というイメージです。

育毛シャンプーと育毛剤のどちらも使用することでより育毛効果を最大化させることができます。

正しいシャンプーの仕方を覚える

育毛シャンプーに限らず、高級アルコール系シャンプーを使用する場合でも、正しいシャンプーの仕方を心がけることで頭皮や髪の毛にいい洗い方ができるので、参考にしてみてください。

１．ぬるま湯で予洗いする

まず、シャンプーする前には必ず予洗いをするようにします。

何もつけずに頭皮をマッサージしながら、ぬるま湯でよく洗いましょう。

汚れやほこりを落とし、このあとのシャンプーに繋げていきましょう。

２．マッサージするようにシャンプーする

シャンプーは直接髪の毛や頭皮につけるのではなく、一度手の平で泡立てましょう。

シャンプーをする際は指の腹を使って、マッサージするようにシャンプーするようにしましょう。

ただ単に育毛シャンプーを使うだけではなく、シャンプーの仕方を意識することでより効果を発揮することができます。

３．しっかり洗い流す

また、矛盾するようですが、シャンプーが頭皮に残らないようにしっかりと洗い流すことも忘れずに行いましょう。

４．育毛剤を使う

育毛剤を使うなら、お風呂上りのシャンプー後がベストタイミングです。

清潔になって血行も良くなった頭皮に、育毛剤をしっかりしみこませましょう。

５．ドライヤーでしっかり乾かす

シャンプー後は自然乾燥ではなく、しっかりドライヤーで乾かすことが大切です。

自然乾燥だと、乾くまでに時間がかかるため、髪や頭皮に雑菌が繁殖する原因になります。

ドライヤーの熱で乾かすことによって、髪のキューティクルがしっかりと閉じて乾燥も防げるため、太く潤いのある健やかな髪を保つことができます。

育毛シャンプーに関するQ&A

まとめ

育毛や発毛に効果的とされている手法は様々ありますが、それらの中でも比較的トライしやすいのが育毛シャンプーではないでしょうか。

内服薬の場合、効果は高いものの副作用もあるため、なかなか服用に踏み切れない方も多いかと思います。

そんな方はぜひ、この記事を参考にして育毛シャンプーを日々の生活に取り入れてみてください。

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