髪の毛が多いと「暑さ」や「寒さ」に強くなる？ | 【頭美人】

脳をしっかり守りましょう

髪の毛は、夏の暑い日の直射日光や冬の寒さを軽減させる役割もあります。

私たちが知っている以上に頭皮というのは敏感なものなので、ちょっとした刺激でもすぐにダメージを受けてしまいます。

頭皮へのダメージもありますが、一番重要なのは「脳」へのダメージです。

脳というのは気温の変化に応じて身体の中の内臓やホルモンバランスの働きを変化させる特性を持っているので、脳が極端な温度変化を感じ取ってしまうと体調が崩れる原因になってしまいます。

例えば、寒い時に頭に手を当ててみると暖かい感じがすると思われます。

これは、頭皮が発している温度を髪の毛が逃がさないようにしている状態なので、熱が逃げないように保温しているのです。

そのため、スキンヘッドなどの髪の毛が一切無いという人は、頭皮を触っても温度を感じることができない方が多いでしょう。

そして、人間の身体は暑くなると発汗して体温を下げるという役割があるのですが、基本的には、発汗時に起きる「気化熱」によって体温を下げようとしています。

この気化熱というのは、水分が蒸発するときに起こる現象なので、長い間水分が留まっているほど発生しやすい事象です。

髪の毛が保護してくれます

髪の毛は、この水分を留める役目をしてくれる言わば「山の森林」と同じことをしてくれています。

この髪の毛が無いと、汗が蒸発する前に流れてしまうので、いつまで経っても体温が下がらずに熱射病にかかりやすい状態になってしまいます。

その上、汗が止めどなく流れてくるのでハンカチを手放せなくなってしまうデメリットもあります。

こちらの保温に関しても、髪の毛の量が多ければ多いほど高い効果がありますので、髪の毛の多い人は暑さや寒さにも強くなっていきます。

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