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毛髪の構造
髪の強さのもと、コルテックスとは?
Original hair of strength, the cortex?
コルテックスの量を増やすにはバランス良い食生活が大切です
コルテックスとは
コルテックスとは、髪の毛の中にある繊維状のタンパク質でできている層のことです。
髪の毛の内部は、3つの層が重なった構造ですが、その中の層の一つです。
髪の毛の中心には、メデュラという柔らかいタンパク質でできている芯になる層があり、その周りをくるむようにしているのが、コルテックスです。
コルテックスは、髪の大部分を占める層で、主成分であるタンパク質の他、脂質、水分、メラニン色素が含まれており、コルテックスの量が髪の毛の太さ、脂質や水分が髪の毛の硬さ、メラニン色素が髪の毛の色に影響を与えます。
コルテックスの周りにある、髪の毛の最も表面にある層は、髪の艶や感触に影響するキューテイクルという硬いタンパク質で出来ている層で、外部の刺激を髪の毛の内部に浸透させないという役割を持っています。
コルテックス内には、マクロフィブリルのという細胞が立てに並んでおり、その隙間は、シスチンを含むタンパク質であるマトリックスタンパクと、シスチンを含まない親水性のあるたんぱく質である非ケラチンタンパクという2つの細胞で埋められています。
この2つの細胞は、髪の毛の硬さやしなやかさ、太さに影響する他、化学反応を受けやすいという性質があります。
その為、この2つの細胞がパーマやカラーの薬剤からの化学反応を受けることで、髪の毛にウエーブができたり、髪の色が変化したりします。
マクロフィブリルと、2つの細胞を繋いでいるのは、CMCという親水性たんぱく質と脂質からできた物質で、コルテックスの内部だけではなく、コルテックスとキューテイクル、キューテイクルとキューテイクルを繋ぐ役割もしています。
そして、このCMCの働きによって、キューテイクルやコルテックスの細胞の隙間から、外部の影響が浸透することと水分が失われることを防いでいる為、髪の毛の保湿が保たれ、紫外線や汚染された大気などによる髪の毛のダメージを軽減されています。
丈夫なコルテックスにするためには
髪の毛の太さはコルテックスの量によって決まりますので、丈夫な髪の毛にはコルテックスの量が多いことが必要です。
また、コルテックスの細胞の分布が変化すると、縮毛になります。
民族により、もともと縮毛の人もいますが、直毛の人も、加齢などの影響で、コルテックス内の細胞の分布が変化し、癖のある毛が生えてくることもあります。
健康な髪の毛の為に、コルテックスの量を増やし、細胞の分布を偏らせない為には、頭皮の健康状態も大事ですので、頭皮マッサージが効果的です。
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そして、髪の毛に栄養を行き渡らせることも必要なので、質の良いシャンプーやコンデイショナーを使うことや、栄養バランスの調った食生活を心がけることが大切です。
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