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毛髪の構造
髪の毛の太さや硬さに個人差がある理由
The reason that there are individual differences in the thickness and hardness of hair
髪は皆が同じ形をしている訳では無いんです
髪の構造
髪の毛の太さや硬さが人によって違うのはなぜかということを理解する為に、まず髪の構造について説明します。
髪の毛の内部には、中心にメデュラという芯の部分があり、その周りをコルテックスという層が取り囲み、表面をキューティクルという層が覆っています。
どの層も、タンパク質が主成分なのですが、芯の部分であるメデュラを構成しているたんぱく質は柔らかく、外部からの刺激を受けると、空気を通す空洞ができやすいという性質を持っており、産毛や細い髪の毛には、この層が含まれていないこともあります。
コルテックスとは
髪の毛の内部の大部分を占めるのがコルテックスです。
このコルテックスに含まれるたんぱく質は繊維状で、髪の毛にしなやかさや弾力性を与えますが、それと同時にコルテックス内の水分や脂質との割合で、髪の太さや硬さを、メラニンの量や質によって髪の色を変化させます。
コルテックスの量が多い髪の毛は太く、少ない髪は細くなり、メラニンの量が多い髪は濃く、少ない髪は明るい色になるというわけです。
そして、コルテックスの量が多いと曲がりにくくなる為、硬い感触の髪になります。
コルテックスの量は個人差もありますが、人種による差も大きく、日本人や黒髪系の人種の方がコルテックスの量は多く、欧米人やブロンド系の人種は日本人に比べて少ないとされています。
キューティクルとは
髪の表面を覆うキューティクルの主な成分は、ケラチンタンパクという硬いタンパク質で、髪の毛の内部に外部からの刺激が侵入することを防ぐ役割をしています。
紫外線や、エアコンの風、刺激の強いシャンプー剤の使用などによって、キューティクルがダメージを受けると、キューティクルの隙間から、外部の刺激がかみの毛に侵入し、髪の毛そのものが傷んでしまい、髪の毛が細くなってしまうことがあります。
先天的な理由と後天的な理由
このように、髪の毛の太い、細い、硬い、柔らかいという違いは、先天的な理由によるものが大きいので、細い髪の毛を太くすることはできません。
けれども、もともと太かった髪の毛が間違ったヘアケアによって細くなってしまうということはあります。
先天的な理由以外で、髪の毛が細くなってしまう原因は、髪の表面を覆っているキューティクルにダメージを与えてしまうことです。
キューティクルにダメージを与えない為には、紫外線を浴びないようにすること、刺激の強いシャンプー剤を使わないこと、さらに、健康な髪の毛と頭皮を保持する為には、栄養バランスの調った食事をすること、十分な睡眠をとることなどを心がけることが大切です。
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