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毛髪の構造
赤系?黄系?あなたの髪のアンダーカラーはどっち?
Red? Yellow? Which under color of your hair?
みんなのアンダーカラーは異なります
髪のアンダーカラーとは?
私たち日本人は、多くが黒い髪を持っています。
そして世界各国には様々な金髪、赤毛、栗毛など、様々な髪の色が存在します。
これらの髪の色を決めているのは、よく知られているメラニン色素です。実はメラニン色素は2種類あります。
黒色~褐色の「ユーメラニン」と赤~黄色の「フェオメラニン」です。
この2種類のメラニン色素のバランスで髪の色は決まっているのです。
私たちの持つ黒髪も、一概に同じ色だとは言えません。真っ黒、茶色っぽい黒など人それぞれです。
黒髪に「ユーメラニン」が多いのはもちろんですが、「フェオメラニン」も含まれています。この「フェオメラニン」は多いと赤色を呈し、少ないと黄色を呈します。
これが、黒髪でも微妙に色味が異なる理由になるのです。この元々持っている髪の色味のことを「アンダーカラー」といいます。
髪のアンダーカラーの見分け方
髪のアンダーカラーは、脱色(ブリーチ)してみるとよくわかります。
脱色すると黒色のユーメラニンが先に退色するので、赤っぽい色が残れば赤系のアンダーカラー、黄色っぽい色が残れば黄系のアンダーカラーということになります。
もっと身近にアンダーカラーを感じられる方法もあります。ヘアカラーをしてしばらくたつと毛先から退色してしまった経験はないでしょうか。
この時、アンダーカラーが赤系の人は赤やオレンジになり、黄系の人は黄色やキラキラした金になりがちです。
髪のアンダーカラーの違いはどのような時に影響がでるのか?
このアンダーカラーによって最も影響を受けるのはヘアカラーです。
ヘアカラーのプロセスではブリーチによって黒色を抜きながら好みの色を入れていきます。
しかし、ブリーチしても残ってしまうアンダーカラーが影響して、ヘアカラーの狙う色が出せないことがあるのです。
つまり、同じ色番号のヘアカラー剤を使っても、アンダーカラーの違いによって仕上がりが変わるということです。
例えば人気の「アッシュカラー」は、赤系のアンダーカラーが強いと、きれいに染まりづらいという特色があります。
これを防ぐため、ヘアサロンでは、狙うカラーの他に「補色」となるカラーを混ぜるという技術を用いています。
具体的には、赤系が強い髪には補色の「緑」を、オレンジが強い髪には「青」を、黄色が強い髪には「紫」を混ぜるのです。
「補色」は髪色に直接現れることはなく、アンダーカラーの影響を打ち消してくれます。
この作用によって、アンダーカラーに関わらず、狙い通りの髪色を実現することができるのです。
セルフカラーで思い通りの色が出ないのは、アンダーカラーに邪魔されているからかもしれません。
思い通りの色にならない時は、信頼できるヘアサロンに相談してみましょう。
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