脂質を取らなすぎると髪がパサパサに？！オリーブオイルで内側から美髪へ | 【頭美人】

脂質不足が髪に及ぼす影響

脂質とは、タンパク質・炭水化物と並ぶ三大栄養素の一つです。

体を構成するために重要な役割を果たしている脂質ですが、取り過ぎると肥満や病気の原因になるというイメージもありますね。

もちろん揚げ物ばかりを食べるような食生活を続けていると、動脈硬化などを引き起こす場合もあります。

しかし逆に摂取不足になると、髪や頭皮に悪影響を及ぼすかもしれません。

髪は毛母細胞が分裂することにより成長しますが、そのためには多くのエネルギーが必要です。

エネルギーの元になる栄養素は、毛細血管を通じて毛母細胞まで運ばれます。
脂質だけを減らすような食生活をしていると、必要な栄養が毛母細胞まで届きません。

そのため、健康な髪が育たなくなり、ハリやツヤのないパサついた髪になってしまうことも。
また髪に含まれる脂質は、年齢とともに減少します。

適量の脂質を摂取することは、髪を乾燥から守るためにも大切なことです。

オリーブオイルが髪に良い理由

ツヤのあるまとまりやすい髪のためには、オリーブオイルが良いとされています。

ドラッグストアなどでは、ヘアケア用のオリーブオイルも売られていますが、これは髪を外側からのケアするためのアイテムです。

髪を身体の内側からケアするためには、ヘアケア用ではなく食用のオリーブオイルを使用します。

オリーブオイルに含まれる成分のうち、美容や健康に良いと考えられているのは、オレイン酸やビタミンE、ポリフェノールなど。

特にオレイン酸は、他の食用油と比較してもオリーブオイルにはかなり多く含まれています。
オレイン酸は、LDLコレステロールの濃度を下げる効果があり、生活習慣病の予防につながります。

そして保湿効果もあり、肌や頭皮、髪などのパサつきを防ぐことが期待できます。

また、オレイン酸だけでなく、ビタミンEやポリフェノールなどにも抗酸化作用があるため、若々しい頭皮や髪のためには継続して取り入れるのがおすすめです。

サラダのドレッシングにしたり、お味噌汁に数滴入れてみたりと、毎日の食生活からオリーブオイルを摂取できるよう工夫をしてみましょう。

ただし、どんなに身体に良いとされているものも、取り過ぎては逆効果になりかねません。

芯から潤う美髪を手に入れるためには、適量を摂取するように心がけることが大切です。

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