- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 美髪の秘訣
- >
- カラーについて
- >
- 市販のカラーリング剤と美容院のカラー剤って何が違う?
本ページはプロモーションが含まれています
カラーについて
市販のカラーリング剤と美容院のカラー剤って何が違う?
What is the difference between commercially available coloring agents and beauty salon coloring agents?
美容院と市販品に違いはあるの
髪の毛の色を自分好みに染めておしゃれを楽しみたい…。
女性なら多くの人が一度は考えるのではないでしょうか。
いわゆる「カラーリング」と呼ばれるものですね。
これには美容院で施術してもらう方法と、自分で薬剤を買ってきて行うセルフカラーがあります。
今はさまざまな種類の商品が売られているので、自宅でセルフカラーを楽しんでいる人も多いでしょうが、そもそも美容院のカラーリング材と市販のカラーリング剤とでは違いがあるのでしょうか。
アルカリと酸で脱色・染色
まずは、髪が染まる仕組みを簡単に説明します。
髪には、本来の色があります。
日本人の場合、濃度に差がありますが、ほとんどの人が黒髪です。
これをほかの色に変えようとすると、当然のことながら、もともとの色を一度落とす必要があります。
これをブリーチ(漂白)と呼びます。
脱色した髪に色を付けるわけです。
セルフカラーをした人ならお分かりかと思いますが、カラーリングの薬剤には1剤と2剤の2種類があります(ワンプッシュで2種類出るものや、すでに混合されている商品もあります)。
このうち1剤にはアルカリ成分と染料が含まれており、アルカリ剤が髪の表面を覆っているキューティクルを開いて、染料を内部に浸透させます。
2剤は酸化剤で、髪のメラニン色素を分解・脱色し、さらに1剤に含まれている染料と酸化重合という化学反応を起こし発色、色を変え定着させることができるのです。
仕組みはどちらも同じだけど
この髪が染まる仕組みは美容院で施術してもらおうが、自分でやろうが同じです。
使用する薬剤の成分と強さ(濃度)には、若干の違いがあります。
美容院で髪を染めてもらうと、施術の際に「強く臭う」ことがありますが、これは主にアルカリ剤に使われているアンモニア臭です。
アンモニアは揮発性が高いので髪への残留が少なく、ダメージも小さくできますが、市販製品は「臭わない」ことを強調しているものが多いので、アンモニアの代わりに別のアルカリ剤(エタノールアミンなど)を使用しています。
また、市販商品の中に含まれる各主成分の配合率は自分で替えることができませんし、髪全体に同じものを塗布することになります。
一度染めた髪を染め直すときにも当然、同じ濃度のものを使います。
しかし、染まりやすい毛先や、カラーリングしてそれほど時間が経過していない髪には、それほど強い薬剤は必要ありません。
特に、ブリーチ剤は多用すれば髪への負担が大きいので、髪の部位や状態に合わせた薬剤を使うのが望ましいのです。
美容院であれば、そういった調整をプロの手でしてくれるので、その点が一番の違いとなります。
ですので、髪のダメージが気になる方は、美容院でカラーリングしてもらうのがおススメです。
おすすめのアイテム ナプラ ケアテクトHBカラーシャンプー
記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
美髪の秘訣
美髪の秘訣