黒染め落としを使う際の注意点 | 【頭美人】

黒染め落としとは

黒染め落としは、脱染剤のことを指します。

白髪染めやファッションカラーによって黒く染めた髪から、黒色の色素を抜くことを目的としたアイテムのことです。

黒染め落としは、ブリーチと混同される場合がありますが、この二つは異なっています。

ブリーチは脱色剤であり、黒染め落としは脱染剤であります。

大きく違うところは、脱染剤は人工的に着色させた色素のみを落とすことにあります。

そのため、黒染め落としには、自然な黒髪を明るくするような効果は薄いです。

用途も、黒染めにした髪を戻すことにほぼ限定されています。

黒染め落としのメリット

黒染めにした髪を戻すときには、黒染め落としとブリーチの2種類の方法があります。

ですが、一時的に黒色にした髪色を戻す場合には、黒染め落としを使った方がメリットが多いです。

黒染め落としを使うことのメリットには、明るくなりすぎない、髪へのダメージが少ないの二点があります。

ブリーチは髪の色素を抜き、髪を明るくすることを目的としています。
そのため、施術方法によっては、必要以上に髪を明るくしてしまう可能性が高いです。

一方で黒染め落としでは、もともとある髪の色素はあまり抜けないので、髪が明るくなりすぎることは少ないです。

もう一つのメリットは、髪へのダメージが少ないことです。

ブリーチは、髪へのダメージが非常に大きいです。

しかし、黒染め落としは、ブリーチに比べ髪へのダメージが少なく抑えることができます。

注意点

黒染め落としは、黒染めで一時的に黒く染めていた髪を元の色に戻すことを目指した施術です。

しかし、完全に元の色に戻すのことは困難です。

特に日本人の髪質は、黒染め落としをした後に、髪の赤みが出てしまうことが多く、元の色にはなかなか戻りません。

そんな時は、黒染め落としで色を抜いてから、再びカラーで綺麗な色を入れることがオススメです！

黒染め落としは、ブリーチほど髪を傷めないので、再びカラーをすることもできます。

黒染め落とし後の色に不満があった場合は、カラーをすると良いですよ。

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