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カラーについて
どうしてブリーチ後にカラーがすぐに抜けてしまうの?
Why does color come out soon after bleach?
ブリーチをした後の髪の状態
カラーリングをする際の仕上がりは、髪のメラニン色素の量によって異なります。
特に多くの日本人のように黒髪の場合、透明感のある色や明るい色に仕上げるのは難しいです。
そこでカラーを綺麗に入れるため、カラー前にはブリーチをします。
ブリーチによってメラニン色素を抜き、髪にカラーが入りやすい状態にするためです。
しかしブリーチは、施術後に髪の状態を悪くしてしまいます。
具体的に言うと「キューティクルが傷つく」「髪の内部がスカスカになる」といった状態です。
キューティクルが傷つく
髪の表面を覆っているキューティクルには、髪を保護する働きと内部の栄養の流出を防ぐ働きがあります。
しかしブリーチをするとキューティクルが傷ついてしまい、本来持っている機能が果たせなくなります。
髪の内部がスカスカになる
キューティクルが傷んだ髪は、内部の物質が流出してしまいます。
このような髪の状態は、水分が不足しているためパサパサになります。
また水分を吸収しやすくなっているため、雨の日は膨らんだり、うねったりしやすくなります。
カラーがすぐに抜けてしまう理由
ブリーチ後にカラーが抜けやすいのは、キューティクルが傷ついた状態になっているため、髪の内部に入れたカラーが抜け落ちやすくなっているからです。
そのため、ブリーチ後のケアを適切な方法でしていないことも、カラーが抜ける原因になっています。
カラーを抜けにくくするには
ヘアカラーの色抜けにつながる要因として、「シャンプー」「ドライヤー」「紫外線」といったものがあげられます。
シャンプー
まずカラー後は、24時間はシャンプーを避けるべきと考えられています。
カラーの長持ちを優先させるのなら、この期間のシャンプーは避けてください。
また洗浄力の強いシャンプーの使用も良くないです。
ハードに固めるスタイリング剤も、シャンプー量や時間の増加につながるので、あまりよくありません。
ドライヤー・紫外線
これらの熱による刺激は、髪のダメージと色素の分解につながるため、色抜けの要因と考えられています。
ですので、ドライヤーの使い方やUVケアも、カラー抜けを予防するのに大切になります。
このように適切なヘアケアをして、カラーを抜けにくくしましょう。
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