傷まないトリートメントカラーとは？ | 【頭美人】

髪は染めたいけど傷みが気になる方にはうってつけ！

トリートメントカラーとは、その仕組み

トリートメントカラーとは、酸性の酸化染料や中性～アルカリ性のHC染料、又は塩基性染料を使って行う半永久染毛の事で、ドラックストアなどで購入することができ薬事法では化粧品に分類されています。

ヘアカラーは永久染毛のことで、髪の表面にあるキューティクルを剥がし、薬剤を浸透させることによって髪の内部で化学反応をおこして、髪の色を変化させるというものです。

半永久染毛のトリートメントカラーは、染料の分子が大きいため内部にまでは浸透せず、髪の表面に染料を付着させ、髪を酸性状態にすることでイオン結合をおこして髪の色を変化させるというものです。

トリートメントカラーのメリット

トリートメントカラーのメリットは、髪にダメージを与えないことです。

特に酸性染料の場合は、髪に対するダメージはありません。

中性～アルカリ性のHC染料、又は塩基性染料の場合にはほんのわずかにありますが、内部にまで染料を浸透させるヘアカラー（永久染毛）と違って非常にわずかなダメージです。

また、染料で髪をコーテイングしたような状態になる為トリートメントをしたような感触の手触りになります。

また、アレルギーを起こす心配がない事が大きなメリットです。

酸性の染料の場合には、鮮やかな色と艶が出るという特徴がありますが、元の髪色が濃い場合には、ほとんど染毛の効果が出ないこと、色数が少ないこと、色落ちが早いこと、そして頭皮に色が付着しやすいといったデメリットもあります。

白髪染めの場合には、髪を傷めずに手軽に染毛できる染毛剤ということになりますが、黒髪を明るい色に染毛することはできません。

また、ヘアカラー（永久染毛）の場合には、３か月程度は、染毛した色を保つことができますが、トリートメントカラーの場合には、２～３週間程度で色が落ちてしまいます。

シャンプーをするたびに徐々に落ちていくので、２～３週間後には元の髪色に戻ってしまいます。

ただ、ヘアカラーと違って、自然な雰囲気に染まるので、元の色と染めた部分の格差がくっきり分かれないということは、自然な感じに染めたい方には大きなメリットです。

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