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カラーについて
黒髪にヘナを使うとどうなる?効果や変化を徹底解説!繰り返すほど美しくなる理由とは
What happens when the use of henna to black hair?

黒髪にヘナを使うと実際どうなるの?【結論】
黒髪にヘナを使うと、実は黒髪も染まっています。
ただし、ヘアカラー剤のように髪色が大きく変わるわけではありません。
ヘナには脱色作用がないため、黒髪の上にヘナのオレンジ〜赤褐色の色素が重なるイメージになります。
そのため、室内では黒髪のままに見えますが、太陽光や明るい光が当たると赤みを帯びて見えるという上品な変化が楽しめますよ。
さらに、ヘナを繰り返し使うことで色に深みが出て、黒髪にも徐々にヘナカラーが入り込んでいきます。
また、白髪染めとしてだけでなく、トリートメント効果も高いため、黒髪の方でも髪質改善を目的に使用する方が増えているんです。
ヘナってそもそもどんなもの?
ヘナは西南アジアから北アフリカなど熱帯地方に自生するミソハギ科の植物で、その葉を乾燥させて粉末状にしたものです。
古来から髪や爪、手足を染める染料として使われてきた歴史があります。
例えば、インドでは女性の額につける赤いビンディにもヘナが使われていますし、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」でも薬草として重宝されてきました。
体内の毒素排出や抗炎症作用、新陳代謝の活性化などの効果があると言われているんですよ。
ヘナには「ローソニア」というオレンジ色の色素成分が含まれています。
この色素が髪の主成分であるケラチンタンパク質に絡みつくことで、髪をオレンジ系の色に染めることができるのです。
通常のカラーリングは化学変化を起こして染料を髪の内部に定着させるため、髪に大きな負担がかかってしまいます。
しかし天然成分のヘナなら、髪を傷めることなくカラーリングができるんです。
さらにヘナには髪の表面をコーティングし、髪の保水力を高めてくれるトリートメント効果も期待できますよ。
ヘナが髪を染めるメカニズムを理解しよう
黒髪にヘナを使った時の変化を理解するには、まずヘナが髪を染める仕組みを知ることが大切です。
ヘナの葉に含まれる赤色色素のローソニアが、髪の主成分であるケラチンタンパク質と絡みつき、色をつけます。
ここで重要なのが、ヘナには脱色作用がないという点です。
一般的なヘアカラー剤は髪のメラニン色素を分解して髪を明るくしてから色を入れますが、ヘナはそれができません。
つまり、ヘナで染めるということは、今の髪色の上にヘナの色の透明なフィルムが重なるイメージなんです。
色の世界では黒が一番強い色です。
そのため、黒髪の上からヘナの色が重なっても大きく変化させることは難しく、主に色が入っているのがわかるのは白髪なんですね。
でも安心してください。
黒髪の部分も白髪と同様にしっかり染まっているんですよ。
黒髪にヘナを使った時の具体的な変化
室内ではほぼ黒髪、光が当たると赤みが輝く
黒髪にヘナを使用した場合、室内など暗い場所ではほとんど色の変化は見られません。
しかし、太陽光や明るい照明が当たると、髪が赤茶色やオレンジ色に輝いて見えるんです。
これは黒髪の上に重なったヘナのオレンジ色素が、光の反射によって見えるようになるからなんですね。
派手すぎない、さりげないカラーリングを楽しみたい方には、この控えめな変化がちょうど良いと感じられるでしょう。
明るい場所だけで赤みが見えるという、大人のニュアンスカラーとして人気があるんですよ。
繰り返し染めると「奇跡的な変化」が起こる
ヘナの本当の魅力は、繰り返し使うことで実感できます。
一度のヘナ染めでは白髪は赤オレンジに染まり、黒髪にはあまり変化が見られないため、がっかりする方もいらっしゃいます。
しかし、ヘナを何度か繰り返していくと奇跡のような変化が起こるんです。
ヘナ染めを繰り返すと、白髪の染まりがぐっと落ち着いた赤茶系の発色になります。
同時に、黒髪にもヘナカラーが徐々に入り込んでいくことで、ヘナで染まった白髪と黒髪の色の差が縮まっていくんですよ。
すると、赤みの強い違和感が減り、全体的に美しいバーガンディ的な色合いになっていきます。
特に太陽に髪が照らされると、反射の具合で黒髪にはっきりと色が入っているのがわかるんです。
ヘナ染めは初回の染まりだけで判断せず、最初は間をあまりあけずに3回程度染めて、染まり具合を観察することをおすすめしますよ。
例えば、毎週1回、3週連続などの間隔でヘナ染めし、3回目の仕上がり、発色、手触りで判断されるといいでしょう。
トーンアップしやすい人・しにくい人の違い
トーンアップしやすいタイプ
ヘナ100%で黒髪がトーンアップ(明るくなる)しやすいのは、次のような方です。
もともと地毛の黒髪が明るめの方は、ヘナの色が重なると全体的に明るい印象に仕上がる傾向があります。
髪質が細く、素直な髪質の方も、ヘナの色素が浸透しやすいため、トーンアップしやすいんです。
また、ヘアカラーで明るくしている髪にヘナを使うと、かなり明るいブラウン系に仕上がります。
これはカラーリングで元の髪色が明るい状態に、ヘナのオレンジ色が重なるためなんですね。
トーンアップしにくいタイプ
逆に、地毛が真っ黒の方は、ヘナ100%で染めても髪色がほとんど変わらない傾向があります。
白髪はしっかり染まっているのに、黒髪は黒のまま、という状態になりやすいんです。
特に髪が太くて硬い方は、ヘナの色素が浸透しにくいため、トーンアップの効果が出にくいでしょう。
ただし、これは決してヘナが効いていないわけではありません。
黒髪にもヘナはしっかり染まっており、トリートメント効果もしっかり発揮されていますよ。
地毛が茶色の方は全体的に色が変化する
地毛が茶色がかった黒髪の方は、ヘナの色が上から重なると色の変化が多少あります。
白髪がなくても、全体的に赤みを帯びた色に仕上がることがわかるんです。
もともとの髪が茶色味を帯びた黒髪の場合、ヘナ数回で黒髪がヘナカラーに染まり、色艶ともに美しい仕上がりになりますよ。
考え方によっては、ヘナ初回の仕上がりと比較すると、ヘナ数回でまるで奇跡のような美しさになるんです。
黒髪にヘナを使うメリット
優れたトリートメント効果が得られる
黒髪にヘナを使う最大のメリットは、優れたトリートメント効果です。
ヘナには髪にツヤやハリを与えて、うるおしてくれる効果があります。
髪がうるおい、何度も触りたくなる艶やかで、なめらかな髪に整えてくれるんですよ。
ヘナは髪の表面をコーティングし、髪の保水力を高めてくれます。
年とともに髪が細くなり、ボリューム感がないのが悩みだという方も多いですが、ヘナを使い続けることで頭皮や髪に良い環境を与え、髪や頭皮を健やかに保つことができるんです。
また、ヘナは髪を染めるだけでなく、頭皮の余分な皮脂などの汚れを取り除き、フケの予防など頭皮の環境を整えてくれます。
褒められる髪は、健やかな頭皮から生まれるんですよ。
髪と頭皮に優しい天然成分100%
ヘナは天然植物100%なので、化学染料を使用したカラーリングと違い、髪や頭皮にダメージを与えません。
通常のカラーリングは化学変化を起こして染料を髪の内部に定着させるため、どうしても髪には大きな負担がかかってしまいます。
しかし天然成分であるヘナを使えば、髪を傷めることなくカラーリングができるんです。
敏感肌の方や、化学成分が気になる方でも安心して使えるのが大きな魅力ですよ。
色持ちが良く長期間楽しめる
ヘナは色持ちが非常に良いのも特徴です。
一般的なヘアカラーは2〜3週間で色が抜けてきますが、ヘナは1〜2ヶ月程度色持ちします。
これはヘナの色素が髪のケラチンタンパク質にしっかり絡みつくためなんですね。
頻繁に染め直す必要がないので、時間とコストの節約にもなりますよ。
繰り返すほどに髪質が改善される
ヘナは使えば使うほど、髪のコンディションが向上していきます。
初回では効果が実感できなくても、3回、5回、10回と繰り返すうちに、髪のハリ、コシ、ツヤが明らかに変わってくるんです。
ヘナ歴が長い方ほど、髪が美しく健康的になっているのは、このトリートメント効果の積み重ねなんですよ。
黒髪にヘナを使う際のデメリットと注意点
明るい髪色にはできない
ヘナの最大のデメリットは、髪を明るくできないことです。
ヘアカラー剤のように薬剤による脱色作用がないため、黒髪をいかにも「茶髪」というように明るく染めることはできません。
黒髪の黒の色を作り出しているメラニン色素を抜く力がヘナにはないんです。
そのため、黒髪をヘナで染めても、黒髪の色の上にヘナの色が重なるだけで、劇的に明るくすることは難しいんですね。
明るい金髪やピンク、パープルなどの個性的な髪色を求める方には向いていません。
カラーバリエーションが限られる
ヘナのみの場合はオレンジ〜赤褐色系、インディゴを混ぜたものでは茶色や黒に染まります。
一般的なヘアカラー剤のように、多彩なカラーバリエーションは楽しめないんです。
選べる色が限られるため、おしゃれ染めとして多様な髪色を楽しみたい方には物足りなく感じるかもしれません。
染めるのに時間がかかる
ヘナで髪を染めるには、最低でも1時間、しっかり染めたい場合は2〜3時間放置する必要があります。
一般的なヘアカラー剤が30分程度で染まるのに比べると、かなり時間がかかるんです。
忙しい方や時短を重視する方には、この点がデメリットに感じられるでしょう。
独特の草の匂いがある
ヘナは天然の植物なので、独特の草のような匂いがあります。
この匂いが苦手という方も少なくありません。
染めている最中はもちろん、染めた後も数日間は匂いが残ることがあるんです。
ただし、この匂いは徐々に薄れていきますし、慣れると気にならなくなる方も多いですよ。
染めムラができやすい
ヘナは粉末を水に溶かして使用するため、よくかき混ぜないとムラが生じやすく、染まり具合にブレが生じやすくなります。
特に初心者の方は、均一に塗布するのが難しいと感じることがあるでしょう。
何度か経験を積むことで、上手に染められるようになっていきますよ。
ヘナ染め後に化学染料のカラーリングはできない
ヘナで染めた髪に化学染料のカラーリングを施すと、予期せぬ色合いに仕上がってしまうことがあります。
ヘナで染めた髪をブリーチして明るくしようとしても、うまくいかないことが多いんです。
ヘナからヘアカラー剤に切り替えたい場合は、ヘナが完全に抜けるまで待つか、美容師に相談する必要がありますよ。
個人差が出る可能性がある
ヘナは植物100%で化学染料を一切使用していないため、髪質や髪の状態により仕上がりの色に個人差が出てしまう可能性があります。
同じヘナを使っても、人によって染まり方が違うことがあるんです。
この点は天然成分ならではの特徴として、ご理解いただく必要がありますよ。
まれにアレルギー反応が出る可能性
ヘナは天然成分ですが、他の多くの自然由来成分と同様、稀にアレルギー反応が出る可能性があります。
使用前にはパッチテストを行うことが推奨されますよ。
特に植物アレルギーのある方は、注意が必要です。
黒髪にヘナを効果的に使う方法
最初は3回連続で染めることをおすすめ
ヘナを初めて使う方は、初回の染まりだけで判断しないことが大切です。
ヘナの本当の良さは、繰り返し使うことで実感できるからなんですね。
まずはヘナで3回程度、間をあまりあけずに染めて、染まり具合を観察してください。
例えば、毎週1回、3週連続などの間隔でヘナ染めし、3回目の仕上がり、発色、手触りで判断されるといいでしょう。
3回繰り返すことで、白髪の発色が落ち着き、黒髪にも色が入り始め、トリートメント効果も実感できるようになりますよ。
ヘナ100%を選ぶとトーンアップしやすい
黒髪を少しでも明るく見せたい場合は、ヘナ100%の商品を選びましょう。
インディゴが配合されているヘナは、トーンアップではなくトーンダウン(暗くなる)してしまいますので注意が必要です。
ヘナ100%で染めると、黒髪にオレンジ色の色素が重なり、このオレンジ色がほんのり黒髪を明るく見せる効果があるんですよ。
しっかり時間を置いて染める
ヘナは時間をかけることで、しっかりと色が定着します。
最低でも1時間、できれば2〜3時間は放置時間を確保しましょう。
時間が長いほど、色の入りも良く、トリートメント効果も高まりますよ。
温めると染まりが良くなる
ヘナを塗布した後、ラップで髪を覆い、その上からタオルを巻くなどして温めると、染まりが良くなります。
温度が高いほど、ヘナの色素が髪に浸透しやすくなるんです。
冬場など寒い時期は、特に温めることを意識すると良いでしょう。
ヘナペーストはしっかり混ぜる
ヘナの粉末を水やぬるま湯で溶く際は、ダマができないようにしっかりと混ぜましょう。
マヨネーズくらいの硬さになるまで、よく練るのがポイントです。
しっかり混ぜることで、染めムラを防ぐことができますよ。
定期的に継続して使う
ヘナは1〜2ヶ月に一度のペースで定期的に染めることで、美しい髪色とトリートメント効果を維持できます。
継続することで、髪質がどんどん改善されていくのを実感できるはずですよ。
よくある質問(FAQ)
黒髪にヘナを使っても全く色は変わらないの?
室内など暗い場所ではほとんど変化が見られませんが、太陽光や明るい照明が当たると、髪が赤茶色やオレンジ色に輝いて見えます。
黒髪にもヘナはしっかり染まっているのですが、黒という色が強いため、大きな変化は感じにくいんです。
ただし、繰り返し染めることで、徐々に黒髪にもヘナカラーが入り込み、色の深まりを実感できるようになりますよ。
白髪がないけど黒髪にヘナを使う意味はある?
白髪がなくても、トリートメント目的でヘナを使う方は多いんです。
ヘナには髪にツヤやハリを与え、髪の保水力を高める効果があります。
髪のダメージが気になる方、髪にコシがない方、頭皮環境を整えたい方には、黒髪でもヘナの使用をおすすめしますよ。
ヘナで黒髪を明るい茶色にできる?
残念ながら、ヘナで黒髪を明るい茶色に染めることはできません。
ヘナには脱色作用がないため、黒髪の黒の色を作り出しているメラニン色素を抜くことができないんです。
ただし、もともと地毛が明るめの方や、ヘアカラーで明るくしている髪にヘナを使うと、ブラウン系に仕上がる場合がありますよ。
ヘナは何回くらい染めると効果が実感できる?
個人差はありますが、3回程度繰り返し染めることで、色の落ち着きやトリートメント効果を実感できる方が多いです。
初回の染まりだけで判断せず、少なくとも3回は続けてみることをおすすめしますよ。
ヘナ歴が長くなるほど、髪の状態が良くなっていくのを実感できるはずです。
ヘナで染めた後、普通のヘアカラーに戻せる?
ヘナで染めた髪に化学染料のカラーリングを施すと、予期せぬ色合いに仕上がってしまうことがあります。
ヘナから通常のヘアカラーに切り替えたい場合は、ヘナが完全に抜けるまで待つか、美容師に相談することをおすすめしますよ。
ヘナは色持ちが良いため、完全に抜けるまでには数ヶ月かかることもあります。
ヘナは黒髪も傷める?
いいえ、ヘナは天然植物100%なので、髪を傷めることはありません。
むしろトリートメント効果があり、使えば使うほど髪が健康的になっていきます。
通常のヘアカラー剤のように化学変化を起こして髪を傷めることがないので、安心して使えますよ。
ヘナのオレンジ色が気になる場合はどうすればいい?
ヘナのオレンジ色が気になる場合は、インディゴを配合したヘナを使うことで、より落ち着いた茶色や黒に染めることができます。
ヘナ100%で染めた後、インディゴで後染めする方法もありますよ。
ただし、インディゴを使うとトーンアップ効果はなくなり、逆に髪色は暗くなります。
ヘナは妊娠中でも使える?
ヘナは天然成分100%なので、基本的には妊娠中でも使用できます。
ただし、妊娠中は体が敏感になっているため、使用前に医師に相談することをおすすめしますよ。
また、初めて使う場合は必ずパッチテストを行ってください。
まとめ:黒髪にヘナを使うと優しく美しい髪へ
黒髪にヘナを使うと、劇的な色の変化はありませんが、光が当たった時に赤みを帯びる上品な変化と、優れたトリートメント効果が得られます。
ヘナには脱色作用がないため、黒髪の上にヘナの色素が重なるイメージで、室内ではほぼ黒髪のまま、太陽光や明るい照明が当たると赤茶色やオレンジ色に輝いて見えるんです。
さらに、ヘナを繰り返し使うことで、白髪の発色が落ち着き、黒髪にも徐々にヘナカラーが入り込んでいき、全体的に美しいバーガンディ的な色合いになっていきますよ。
初回の染まりだけで判断せず、最初は間をあまりあけずに3回程度染めて、染まり具合を観察してみてください。
ヘナは単なる白髪染めではなく、髪にツヤやハリを与え、髪の保水力を高める優れたトリートメントなんです。
髪と頭皮に優しい天然成分100%で、使えば使うほど髪質が改善されていきます。
デメリットとしては、明るい髪色にできない、時間がかかる、独特の草の匂いがある、といった点がありますが、これらを理解した上で使えば、ヘナは黒髪の方にも素晴らしい効果をもたらしてくれますよ。
派手すぎない、さりげないカラーリングと髪質改善を求める方には、ヘナは最適な選択肢と言えるでしょう。
天然成分で髪と頭皮をいたわりながら、美しい髪を育てていきませんか。
ヘナを続けることで、あなたの髪はきっと見違えるほど美しくなるはずですよ。
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