リンスインシャンプーは髪に悪影響？ | 【頭美人】

「リンスインシャンプー」は多くのメーカーが製造していて、現在は数十種類あるといわれます。
どこのお店にも数種類が置いてあり、業務用として20リットルのタンクを販売しているメーカーまであります。

リンスインシャンプーがこれだけ普及しているのに、毎日欠かさず使っているという方は少ないようです。なぜなのでしょうか。

リンスインシャンプーの成分

シャンプーが開発されたのはわりと新しい時代で、それまではアルカリ性の強い石鹸で髪を洗っていました。
そのため、洗髪の仕上げとして、アルカリを中和するリンスは欠かせないものだったのです。

現代のシャンプーを使う場合は、アルカリの中和は必要ないのですが、髪をさらさらに仕上げたり、静電気を防いで髪が傷むのを防止するため、リンスは欠かせません。

リンスはもともとシャンプーの機能を中和するために開発されたものですから、もし普通のリンスを普通のシャンプーと混ぜたら、シャンプーの洗浄力をリンスが中和して、洗浄力が失われてしまいます。

しかし、シャンプーとリンスを混ぜて、一度にできるようにすれば、洗髪の時間は大きく短縮されます。
それを目指して生まれたのが「リンスインシャンプー」です。

シャンプーとリンスそれぞれの分子の大きさを変化させて、両方の機能を失わないまま、混ぜ合わせることに成功しています。

リンスインシャンプーは髪に悪影響？

リンスインシャンプーは髪に悪影響を与えると言われています。
汚れ落ちはいまひとつだし、これだけでは髪がさらさらにならず、からまってしまうという人も多いからです。

実際、リンスインシャンプーに配合されたシャンプーの洗浄力は普通か、少し弱めになっています。
髪をさらさらにするリンス機能も最低限そなわっていますが、物足りなく感じる人もいるかもしれません。

「シャンプーとリンスが一度にできて、洗浄力はより強く、さらさら成分もより強力に」という風には、なかなか作れないからです。

とにかく早く洗髪したい。そういう時に役立つのがリンスインシャンプーです。

毎日必ず使うマストのシャンプーというより、急いで髪を洗いたくなった時のために、いつものシャンプーとは別に、1本備えておくというのはいかがでしょう。

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