ヘアアイロン無しでもスタイリングできる！髪を傷めずに髪をカールさせる方法とは？ | 【頭美人】

熱を与えると髪がカールする仕組みとは

ヘアアイロンなどの熱を与える施術によって髪がカールするのは、タンパク質が熱によって変性するという性質を持っているためです。

髪の成分は、90％以上がタンパク質で構成されています。

このタンパク質に熱を加えると、結合や変形が起こり形が変化します。
このような変化のことを「タンパク変性」と言います。

熱を与えるカールは、このタンパク変性という現象を利用して髪にカールを付けているのです。

カールさせた時の髪への影響

熱を加えてカールを付けた髪はダメージが生じます。
髪のダメージの原因は、カール時に起こるタンパク変性によって、キューティクルとコルテックスが固まってしまうからです。

キューティクルとコルテックスは共に、髪の健康維持に欠かせない成分ですので、これらが傷つくと髪の状態も悪化します。

熱によるタンパク変性は、生卵に熱を加えてゆで卵にするのと同じ仕組みです。

そのため1度固まったタンパク質は、元に戻すことができません。
ですので、繰り返し熱によるカールを行うと、その分ダメージも蓄積されてしまうのです。

髪を傷めずにカールさせるには

髪を熱によって傷めずにカールさせるには、睡眠時間を利用したカール付けがおススメです。

熱による施術のように短時間でカールを付けることはできませんが、睡眠時間をうまく活用することで朝目覚めた時にはカールができているからです。

そのため、ヘアアイロンよりも短時間でスタイリングができるようになります。

睡眠時にカールを付けるには、ヘアゴムやカーラーなどを使って髪を固定しておく必要があります。

三つ編みを作り、ヘアゴムで縛って眠るだけでカールができます。

カーラーを使って固定をすれば、ヘアアイロンで作るのと変わらないカールを作ることができます。

朝のスタイリングも簡単です。
目覚めたらヘアゴムやカーラーを外して、スタイリング剤で整えてカールをキープさせるだけで完了です。

スタイリング時間の短縮効果もあるので、睡眠時間を利用してカールを作ってみましょう！

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