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ヘアスタイリング
毛たぼって?毛たぼの上手な使い方
What is "ketabo"? How to use "ketabo"
一昔前、特に結婚した女性は長い髪でアップスタイルの人が多かったような気がします。
そんな時、毛たぼは今よりポピュラーで便利に使われていました。
そんな毛たぼになじみのない方に使い方などご紹介します。
毛たぼって?
地毛の中に入れて、まとめ髪やヘアアレンジのボリュームアップを図るものです。
そのためつけ毛ともいいます。
また詰め物の意味でしょうか、「あんこ」ともいいます。
盛り髪のためのかさ上げアイテムと言えますね。
最近ではシニヨンの中に入れて髪の量を増やして見せるためなどに使われています。
本来、「たぼ」とは日本髪の後ろに張り出した部分のことです。
毛たぼの使い方
あまり長くない髪をアップスタイルにしようとすると、どうしても後頭部が絶壁になってスタイルが決まりませんね。
その時、毛たぼを使ってセットすると豊かにできて上手くいき、安定してスタイルも長持ちします。
かんざしや飾りもしっかり挿すことができて安心です。
七五三の時など、子供のサラサラの髪をアップにするのはプロの美容師でもなかなか難しいものです。
しかし少量の毛たぼを使うことによって上手に結い上げることができます。
年を重ねるとともに、髪の毛が減ってきたり、細くなってきたりした方も毛たぼで補うと、アップスタイルもきれいに仕上がります。
例えば結婚式の時の和装のアップも若々しく仕上げることができます。
また、ウイッグを被る時、隙間を埋めて調節するために使うこともできます。
ちぎって毛たぼの量を加減することも自由自在で便利です。
当然のことですが、地毛で隠しきれる程度の量をお使いください。
使いすぎると今度は頭が大きくなりすぎてバランスが取れないので、毛たぼの量を加減することが大切です。
あのもじゃもじゃの質感がちぎってボリュームの欲しい部分に入れると滑りにくく地毛にも馴染んで、ヘアスタイルを作りやすくしてくれるのです。
この毛たぼ、100均でも売っています。上手に利用できるといいですね。
毛たぼを使う時のコツ
地毛となるべく同じ色の毛たぼを使うようにするとよくなじんで自然な感じに仕上がります。
繊維は細かいほうが、目立ちにくく扱いやすいです。
毛たぼの量を加減する時は繊維に沿ってちぎりましょう。きれいに形づけることができます。
毛たぼが薄く透けて見える箇所がないように量を均等に伸ばしてから、形づけると上手くいきますよ。
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