最旬「ブラントカット」とは？ | 【頭美人】

ブラントカットは、オーソドックス？

はやりのヘアカットスタイルにはいろいろありますが、その一つが「ブラントカット」と呼ばれるものです。

この場合の「ブラント」は英語の「blunt」に相当し、「鈍い」とか「率直な」などの意味に解されています。

言葉のイメージ的にはあまりよくありませんが、具体的にいうと、髪の毛先を切りそろえたカットスタイルのことで、日本では「おかっぱ」や「切りっぱなし」「ぱっつん」などと言われ、昔からある髪形です。

では、なぜ今、そのオーソドックスなブラントカットが注目されているかといえば、ひとえに芸能人、モデル、海外セレブなどに人気だからです。

ブラントカットは、いわゆるショートボブやハンサムショートと呼ばれるスタイルのバリエーションの一つといえますが、ロングでも毛先をざっくり切って存在感を際立たせている人がテレビやYouTubeなどで露出が多く、おしゃれに感度の高い一般女性もその影響を受けています。

決め手は「ざっくり感」

ブラントカットの最大の特徴は、前述した毛先の「ざっくり感」。

これが斬新で、従来のスタイルと違っているため、個性を際立たせます。
さらに、ブラントカットは、細面でも丸顔でも似合うという利点を持っています。

このため、今まで「おしゃれな髪形は自分に合わない」と諦めていた人にも挑戦してみようという気持ちを起こさせ、事実それが成功するのです。

また、毛先が自然に外ハネする人も多く、それが魅力を倍増させる要因にもなります。

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経験豊富な美容院でチャレンジを

技術的なことに触れますと、ブラントカットは美容師が髪を切るときの手法の一つとも捉えることができます。

通常、髪を切るときにはブロック分けして行い、従来はそれぞれのブロックにハサミを縦方向に入れてカットしていました。

ブラントカットは、これを横に入れます。

このため、切る側にとっては効率よく作業でき、さらに切り口の断面積が小さくなるので、髪にとってもダメージを小さくできます。

また、毛先を直線的に切るのでバラバラにならず、やり方によっては従来の方法よりまとまり感やボリューム感を出すことも可能です。

ただ、ベーシックなカットスタイルながら、切り方によっては「おかっぱ感」や悪い意味での「ブロック感」が強調されることもあるので、技術と経験のある美容院で相談してチャレンジしましょう。

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