最も痛みの少ないパーマは？パーマによる髪の傷みの原因とヘアケアをご紹介！ | 【頭美人】

パーマにも色々種類がありますよね

一言にパーマといっても、その種類は豊富にあります。

そのためにどのようなパーマが自分に本当に合うのか、わからない!という人も多くいると思います。

そのために美容師さんが進められるままに、パーマをしているのではありませんか？

ただ、パーマの種類によって、髪の傷み具合も全く違ってきます。

しっかりパーマの特徴を知って、自分に合うパーマをするようにしましょう。

パーマの種類について

パーマには数種類ありますが、各々の特性を知っていきましょう。

ストレートパーマ・縮毛矯正

もっとも有名なものといえばストレートパーマではないでしょうか。クセ毛の方や縮毛の方が行うパーマとして有名です。

ストレートパーマや縮毛矯正は、パーマと名はつきますが、仕上がりはどちらもストレートに仕上がります。

矯正縮毛もストレートパーマの一種ですが、薬剤などが強く髪の毛へのダメージが大きくなります。

縮毛矯正はヘアアイロンなどを使うことで、髪をクセのない、まっすぐなスタイルにしていきます。

仕上がりの状態が理想どおりいかないこともあるため、クセに悩まれる方は事前に美容師さんに髪質などをしっかり伝えると良いでしょう。

デジタルパーマ

デジタルパーマは、形状記憶パーマで、髪の毛を乾かすと記憶した形状に髪の毛が戻るというものです。

ウェーブをしっかり出し、カール感を持続させるために、施術時に熱でパーマ液を浸透させます。緩やかで自然なカール感を演出したいなら、デジタルパーマが良いでしょう。

コテを使ったパーマと似たような質感があり、通常のパーマよりも保ちがよく女性に人気の手法です。

ただ、コールドパーマに比べ持ちは良いですが、価格設定は1万円代と高めになります。

クリープパーマ

クリープパーマは、髪の内部を動かすことで、形状をつけます。

デジタルパーマから派生したパーマですが、デジタルパーマとの相違点は髪の毛が濡れていても、ウェーブが出ることです。

エアウェーブパーマはクリープパーマの一つで、空気を使用した方法です。

コールドパーマ

逆に束感のあるピンパーマ風のアレンジを加えたいのなら、コールドパーマがおすすめです。

ショートなどの短い髪型でもかけることができ、特定のポイントだけ取り入れたいという方にもおすすめです。

無造作スタイルをつくるための人気のパーマで、名前のとおり熱を使いません。髪のダメージが少ないことからも人気を集めているパーマです。
根元付近からかけられるので、ショートヘアにもよく使われます。

水パーマ

水パーマは、ナノレベルに小さくさせた水を使ってウェーブの形状をつけていきます。薬剤が弱アルカリ性のために、髪や頭皮へ優しいパーマです。

最も傷みの少ないパーマとは

数あるパーマの中でもコールド系のパーマは髪に与えるダメージが少ないと言われています。

コールド系のパーマにはコスメパーマ、水パーマなども該当します。

特徴としては高熱のパーマとは違って、髪の毛に与える損傷が少ないということです。

加熱するホットパーマの場合は、熱によって髪の毛に形状記憶の作用を与えますが、コールド系パーマの場合、特に熱を加えなくてもパーマ液の成分によって形状記憶の効果が現れます。

ホット系パーマほどの耐久性と持続性はありませんが、髪の負担を考えるならまずはこちらのコールド系パーマを選択してみてもよいでしょう。

コールド系パーマ

コールド系パーマは髪の毛を一旦濡らして、キューティクルが開いた状態でカールをかけたり、ウェーブをかけたりする手法です。

髪が乾いてきてもそのまま形が残って自然な仕上りになります。

コールド系パーマは自然な仕上がりになるという反面、強めのウェーブやカールがかけられないということが挙げられます。

また決して作用の強いパーマではないので、スタイリングする時はワックスやジェル、スプレーなどを使用してスタイリングしないと形がすぐに崩れてしまうというデメリットもあります。

最近流行りの水パーマについて

水パーマとは

「水パーマ」はコールドパーマから派生したパーマです。

希望するヘアスタイルにより、より自分の髪に合いそうな施術を選択できます。

水パーマはどんなパーマ？

水パーマは、名称こそ「水」パーマですが、水でパーマがかかるわけではありません。

もちろんパーマ用の薬剤を使用しますが、薬剤を蒸気にしてかけるという、画期的な方法を導入しています。ゆるやかなヘアスタイルに適しており、傷みが少ないとされています。

パーマの中でも特にスチームを使った水パーマは、髪の水分量を一定に保ち、乾燥防ぐ効果が期待できます。

さらに水パーマの場合、パーマ剤自体も非常に刺激の弱いアルカリ性を採用しているので髪の毛を傷めてしまうリスクが軽減されています。

水パーマと他のパーマとの違い

デジタルパーマなどのパーマは、髪のキューティクルを開かせ、そこにパーマ液を入れ込むことで髪のカール感を出し、持続させていきます。

一方水パーマは、最初のキューティクルを開かせる工程を薬剤の原液ではなく、微細な蒸気を使用して行うため、髪の傷みを軽減できます。

また水パーマは、トリートメントとの相性が良いため、施術前のトリートメントを考えている方には特におすすめです。

これは蒸気を使用するので、トリートメントの浸透も良くなる効果があるためです。

自分に合うパーマってどれ？

自分に合わないパーマをしてしまい、何度もパーマをすると髪の傷みもひどくなります。

ですので、しっかり自分に合うパーマをするようにしましょう。

髪の毛にコシがない人

髪の毛にコシがなく、パーマがかかりにくい髪質の人はクリープパーマや水パーマがおすすめです。

しっかりと形状を１回でつけてくれるからです。髪の毛にコシがないために、ペッタンコな髪質なので、ストレートパーマは必要ありません。

ダメージを受けやすい髪質の人

ダメージをできるだけ避けたい方も、クリープパーマや水パーマです。

ダメージは薬剤によってもたらされます。その薬剤の強さをカットできたのが水パーマです。またクリープパーマは低温でも形状をつけることができます。

そのために髪の毛へのダメージが少ないのです。

短めの髪やダメージを受けた髪質の人

デジタルパーマであれば、髪の毛の状態に関係なく髪の毛にコシがあれば、パーマがかかりやすいです。

通常はパーマをかけにくい状態の髪の毛でも、十分な効果が期待出来ます。

パーマをできるだけ長持ちさせたい人

パーマの効果をできるだけ長く楽しみたい!という人におすすめが、デジタルパーマとクリープパーマです。

髪の毛の質によってどちらのパーマを選ぶか決めることができますが、どちらもしっかりとウェーブがつき、抜けにくいのが特徴です。

髪が広がる髪質

髪の毛が多く、広がりやすい人はストレートパーマがおすすめです。

髪の毛をまっすぐにするだけでも広がりがなくなり、まとめやすい髪質になれます。髪の毛全体がまとまりやすくしっとりさせることができ、梅雨などの湿気の多い季節にも負けない髪になります。

パーマの効果を長持ちさせる方法

美容院でパーマをかけてもらったときは、とってもいい感じだったのに、２～３週間が過ぎ時間がたつにつれ、パーマがとれてしまったという経験ありませんか。

パーマは頻度が多いと髪の痛みに繋がるので、出来るだけ長持ちさせたいですよね。パーマがとれてしまう原因、そして長持ちさせるにはどうすれば良いのでしょうか。

ヘアダメージも原因となる

パーマがとれてしまう原因にもさまざまありますが、髪のダメージ度合いも大きな要因です。

髪が傷んでしまうと、髪内部の栄養素であるタンパク質が少なくなりスカスカの空洞の状態になってしまいます。

そんなコシもハリもない状態の髪に、いくら薬剤を使ってパーマをかけても、その効果が作用しなくなってしまうのです。

そこで、美容師さんに相談することもそうですが、ご自身の髪の状態を日頃から気にかけておきましょう。

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また、パーマをかけた直後の髪もキューティクルが開きダメージ状態となります。
健康な髪を落ちつかせる為に、美容室できちんとケアが出来ているかどうかも大事なポイントとなります。

髪質が原因

髪の傷みはなく健康な髪だとしても、どうしてもパーマがかかりにくい髪質があるのは事実です。

強い直毛の人は、パーマがかかりにくく、パーマをかけた後も直ぐに元に戻ろうとしてしまいます。その場合、美容師さんに相談しロッドを小さくしてもらう工夫も必要でしょう。

パーマによる髪の傷みを緩和するヘアケア

パーマを長持ちさせる為には、パーマ後のケアがとても大事です。

シャンプーに注意

最低24時間、出来る事なら2～3日はシャンプーをさけ、開いたままのキューティクルを閉じてやりましょう。

また、強い洗浄力のある「硫酸系シャンプー」は避け、ノンシリコンシャンプーやアミノ酸系シャンプーなどを使用する事がお勧めです。

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シャンプーはパーマに良くありませんが、トリートメントは違います。

髪に膜を作り水分をキープし、パーマ液で傷んだ髪を補修してくれますよ。

紫外線を避けよう

パーマを保つためには髪のダメージを受けない工夫も重要です。

その為に避けるべきなのは「紫外線」です。

外出時は帽子をかぶり、紫外線を避ける保護スプレーをするなど髪を保護してあげましょう。
特に夏の紫外線は、髪のキューティクル内部に入り込むだけでなく、髪内部の水分量を減らしてしまいハリを無くすので、気をつけましょう。

サロンでのスペシャルケア

普段のヘアケアはとても大切ですが、それでもダメージヘアが発生してる場合は、サロンでヘッドスパをやって、一度リセットしましょう。

ヘッドスパにはいろいろ種類がありますが、その中でも切れ毛には炭酸ヘッドスパがおススメ！

パーマ液はアルカリ性にあたり、施術後は頭皮がアルカリ性になってしまっています。

アルカリ性の髪はキューティクルが傷つき、水分がなくなるとパサつき、手触りの悪い毛質となってしまいます。

炭酸泉で髪を洗浄することにより、髪の状態が一番健康だと言われている弱酸性に戻し、毛髪内の残留アルカリを除去してくれるのです。

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ホームケアで間に合わない方は、一度受けてみる事をお勧めします。

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まとめ

パーマを行い、髪の傷みなどが気になるという方はコールドパーマや水パーマを是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

最近は多くの美容院で水パーマを取り入れた施術が主流になってきています。

人気店の多くは、新しい技術やサービスを導入している場合が多いので、もしヘアスタイルに困ったら、行きつけの美容院や予約を予定している美容院で、パーマの種類や、各パーマがどのような髪質に合っているのかも問い合わせをしてみると良いでしょう。

そして、パーマの効果を持続させるポイントは「パーマ後のシャンプーのタイミング」、そして「トリートメント」や「帽子」、「紫外線スプレー」による髪のダメ―ジを防止することです。

きちんとケアしてパーマによる髪の傷みを予防しましょう。

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