パーマで傷んでしまった髪を復活させるには？ | 【頭美人】

パーマで傷んだ髪はしっかり修復しましょう

パーマが与える髪への影響

髪の毛がパーマをかけたことによって、傷んでしまったという経験は特に女性の方に多いのではないでしょうか。

パーマ自体は1回や2回程度かけたぐらいで、髪に強いダメージを与えるというわけではありませんが、パーマを掛ける直前に塗布するパーマ液が髪の毛の表面のキューティクルを破壊してしまう危険性があるため、常習的にパーマを行っている方は、髪が傷みやすくなってしまいます。

「ケラチン」と呼ばれるタンパク質でできている髪の毛は、3層からなっています。

一番有名なのが、髪の表面にあるキューティクルです。別名、毛小皮と呼ばれ髪の組織を守る役割があります。

キューティクルは髪を覆っている膜のような薄い物質となっています。このキューティクルがはがれたり、キズついてしまうと髪が傷んでいる状態となってしまいます。

キューティクルは、通常何枚も重なったような状態で髪の毛を覆っています。

平坦ではなく、ちょっと段差があるような形で髪の表面は小さな凹凸が存在します。

それゆえ、傷つきやすいというデメリットもあり、パーマ液をかけて熱を加えるとキューティクルが破損しやすくなってしまいます。

熱に弱いので、パーマだけでなく長時間外に出て、日差しをもろに浴びている状態だと、キューティクルにも悪影響を与えてしまいます。

パーマで傷んでしまった髪はどうすればいいのか？

では、キューティクルが傷んだ場合に、どのような対処をするのが良いのでしょうか。

キューティクルが傷むと、髪の毛の表面の凹凸が激しくなり、キシキシしたような感触になります。

指通りが悪く、サラサラとした髪とは程遠い状態となってしまうでしょう。

そんな時は、うるおいをたっぷり含んだ育毛シャンプーやトリートメントを使用すると良いでしょう。

ミネラル分が豊富な商品を選べば、髪の補修に役立てることができます。

他にも具体的には、カミツレ花エキスや天草エキスなども効果が期待できます。

髪に潤いを与えるという意味では、ヒアルロン酸やコラーゲンが配合されたシャンプーも選んだ方が良いでしょう。

このような効果的な成分を含んだシャンプーやトリートメントを使用することで、キューティクルの改善に役立てられるでしょう。

しかし残念ながらキューティクルというのは、一度傷んでしまうと完全には復活させることはできません。

そのため、完璧な健康状態の髪の毛を取り戻すには、キューティクル部分が抜け落ちて、健康な髪が生えてくるまで、待つ必要があるので数ヶ月の期間を要します。

パーマでおしゃれを楽しみたいという人は多いはず！

そんな方は、長い目で見て髪のケアを行っていきましょう。

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