- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 美髪の秘訣
- >
- シャンプーについて
- >
- シャンプー、リンス、トリートメントの役割や効果的な使い方
本ページはプロモーションが含まれています
シャンプーについて
シャンプー、リンス、トリートメントの役割や効果的な使い方
Role of shampoo, rinse, treatment
それぞれの役割をしっかり把握しておきましょう。
毎日当たり前のように使っているシャンプー、リンス、トリートメント。
髪を洗うのはシャンプー、髪を保護するのはリンスとトリートメントということは分かっているけれど、実はリンスとトリートメントの違いが何なのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、シャンプー、リンス、トリートメントそれぞれの役割や効果的な使い方などをについて詳しくご紹介します。
ヘアケア製品についての知識をしっかりと身につけ、髪質に合った正しいケアをしていきましょう。
目次
シャンプーの役割とは
シャンプーの最も大きな役割とは、頭皮の汚れや余分な皮脂を洗い流すことにあります。皮脂腺は、頭皮に最も多いと言われています。
頭皮が毛穴詰まりを起こすとヘアサイクルに乱れが生じ、代謝機能が低下して抜け毛や薄毛の原因となりますから、頭皮の汚れはしっかりと洗い流すことが大切です。
その際、頭皮にキズをつけないよう指の腹で優しく洗い、マッサ―ジ効果で頭皮の血流を促すと良いでしょう。
シャンプーのもう一つの役割は、ヘアワックスなど髪についている整髪料や汚れを洗い流すことです。
髪をこすり合わせないよう注意しながら優しく指を毛先まで通し、髪に水分をたっぷりと与えるつもりで、しっかりすすぐと効果的です。
シャンプーの種類
シャンプーには様々な種類があり、それぞれ効果も違ってきます。
どのような成分が入っていると頭皮に良い影響を与えてくれるのかをご紹介します。
具体的な成分とその効果
シャンプーで知名度のあるものといえばスカルプシャンプー、ノンシリコンシャンプー、無添加シャンプーなどが挙げられます。
スカルプシャンプー
髪にコシがなく、抜け毛が目立っている方はスカルプシャンプーがおすすめです。
育毛を促したり、抜け毛防止に役立つシャンプーということでスカルプシャンプーは有名です。
スカルプシャンプーには、植物由来の界面活性剤が多く含まれているのが特徴です。
界面活性剤とは、分離してしまうのを防ぐ作用があり、頭皮の皮脂を洗い落とすのに必要な洗浄剤と、頭皮の皮脂の結びつきを高めて洗い落とす力をアップさせてくれる働きがあります。
おすすめのスカルプシャンプー Nile 濃密泡スカルプシャンプー
ノンシリコンシャンプー
一方、ノンシリコンシャンプーとは、シリコンを一切取り入れていないシャンプーです。
天然素材を使用したシャンプーとなっていて、髪に良い影響を与えてくれますが、保湿成分がやや劣るという意見もあり、一概にノンシリコンシャンプーだから髪に絶対良いというわけではありません。
その場合は、コンディショナーと併用することで保湿を維持すると良いでしょう。
おすすめのノンシリコンシャンプー LULUNA (ルルーナ) モイスチャー シャンプー
関連記事
無添加シャンプー
そして、無添加シャンプーとは厚生労働省が認定している表示指定成分が含まれていないものです。
具体的には、アレルギー反応や皮膚障害を起こす可能性が少しでもあるものは、含まれていないシャンプーということになります。
だから、肌へのトラブルが心配でかゆみやかぶれが気になる方は無添加シャンプーを使用すると良いでしょう。
無添加シャンプーはそれだけ頭皮に優しいシャンプーと言えますが、近年は表示指定成分が含まれているからといって、肌に悪い影響を与えるシャンプーというわけではありません。
おすすめの無添加シャンプー 天然由来レベナ オーガニックシャンプー
その他のシャンプー
頭皮の皮脂の分泌が多い方はオイリー肌用のシャンプー、逆に乾燥肌の方はドライ肌用のシャンプーを使用すると良いでしょう。
おすすめのオイリー肌用シャンプー BLACK BOTANICAL SHAMPOO
おすすめの乾燥肌用シャンプー serapie(オクトセラピエ) 薬用スキンケアシャンプー
また、アミノ酸を含んだシャンプーの方がフケやかゆみを抑える効果があり、フケ症の人には特に合っていると言えます。
おすすめのアミノ酸系シャンプー オルナ オーガニック
それぞれ各製品で特徴や性質が違いますので、使用上の注意をよく読んで使用するシャンプーを選択してみましょう。
関連記事
正しいシャンプーのやり方
年齢を重ねていくにつれ髪のボリューム失われていきます。そして薄毛や抜け毛の悩みばっかりが増えてしまいます。
皆さんは正しいシャンプーの仕方をしていますか?
どのシャンプーを使うにしろ、ゴシゴシと洗うのではなく、指の腹でマッサージするように洗うのがポイントです。
頭皮ケアには、日々のシャンプーのやり方が大きく影響してきます。
汚れを落とそうと大量のシャンプーを使うのはNG。
よく泡立てたシャンプーの泡で、頭皮を優しく指のはらで丁寧に洗いましょう。すすぎは37~38℃くらいのお湯が理想的です。
すすぎ残しはフケや抜け毛などの頭皮トラブルをまねくことになってしまいます。
朝シャンは厳禁!
また、慣れない環境での生活に疲れてしまったり、歓迎会などで帰りが夜遅くなり、夜に洗髪を行えず、朝シャンをしている方、頭皮と髪のためにも1日の汚れはその日のうちに綺麗にしてあげましょう。
というのも、頭皮の皮膚の表面には頭皮や髪の毛の水分の蒸発を抑え、うるおいを保つ皮脂膜というものがあります。
また、細菌の侵入や繁殖を防ぎ、紫外線やホコリから守ってくれるバリア機能もあります。
洗髪をすることで、この皮脂膜は洗い流され再生するまでに4時間かかると言われています。
もしあなたが朝シャンをしているなら、皮膚のバリア機能を失ったまま外出し、紫外線やホコリの多い環境にさらされていることになるのです。
そのような状態を招かない為にも、ぜひ夜の洗髪を実践していきましょう。
トリートメントの役割とは
トリートメントとは、コルテックスと呼ばれる毛髪の内側部分に栄養成分を届け、髪のダメージを修復する役割を果たしています。
スキンケアでの美容液のような役割と考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
リンスは髪の外側を保護し、トリートメントは髪の内側に働きかけてダメージを修復する、と捉えると2つの違いがわかりやすいですね。
トリートメントは時間をかけて髪の内部に浸透させるものですから、髪と同じ弱酸性のアミノ酸成分がおすすめです。
トリートメントも、リンスと同じようになるべく頭皮にはつけないよう注意しましょう。
トリートメントの選び方
最近は、様々な種類のトリートメントがあるので、どれを選んだら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。
自身の髪質にあったトリートメントの見極めは、「髪の補修効果」で判断しましょう。
体質や髪質に適したトリートメントであれば効果はあらわれますし、長く使用してもその効果が落ちることはありません。
しかし、自身の髪質に合っていないトリートメントは、補修効果があまり実感できなかったり、フケや頭皮のかゆみなどのトラブルが発生することもあります。
おすすめのトリートメント ヘアレシピ 和の実 ふわふわトリートメント
トリートメントをする前に
最初にしっかりとシャンプーを流してあげることが大切です。
シャンプーが残っていると、トリートメントが髪の内部に浸透しにくくなってしまいます。
一般的にシャンプーの流しが足りていない人がほとんどなので、「十分に流した」と思ってもしっかり流しましょう。
次にトリートメントをつける前に水気をしっかり切りましょう。水分が多ければ多いほど、トリートメントは薄まってしまいます。
しかし、水分の切りすぎもトリートメントが髪全体へ均等に馴染みにくくなってしまうので気を付けましょう。
トリートメントをつけるときの注意
全体にトリートメントをつけたら、櫛で髪をとかします。櫛を使うことで、手櫛よりもトリートメントを髪全体に均等に馴染ませることができます。
全体に馴染んだら、少し時間を置きます。時間は製品によって異なるので、パッケージの裏面などに書いてある時間を守りましょう。
長時間置けば良いと思っている方も多いようですが、時間の置きすぎは逆に悪影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。
そして時間を置いている間は、蒸しタオルでくるんだり、お風呂の湯気などで少し温めたりするとより効果的です。
時間をおいたら流します。このときは、シャンプーの時ほどしっかり流さなくて大丈夫です。
トリートメント効果がアップするおすすめアイテム アルミヘアキャップ
髪のためにせっかく良いトリートメントを買っても、間違った使い方をしてしまえば、その効果は半減されてしまいます!
正しい使い方で、効果を最大限引き出しましょう。
リンスの役割とは
リンスとは、髪の一番表面、キューティクルを保護する役割を果たしています。
メーカーによってはコンディショナーという呼び名で販売しているものもありますが、どちらも役割は同じです。
シャンプーで素の状態になった髪の表面を保護し、熱や外部の刺激から髪を守る働きをします。
指通りが良くなり、ツヤも出るので、シャンプーとリンスをセットでライン使いしている方も多いのではないでしょうか。
ただし、リンスに含まれるコーティング剤は、頭皮にも膜を作ってしまい、毛穴を詰まらせてしまう原因にもなりますから、頭皮にはリンスをつけないよう気を付けましょう。
正しいリンスの使い方とは
シャンプーを行った後にリンスを使うことになりますが、その際注意したいことがシャンプーと同じような洗い方をしてしまうことです。
毛穴にリンスの成分が浸透するような洗い方は適していません。
なぜならリンスは頭皮を洗浄するものではなく、油分をキープするものですから乾燥しやすい毛先を中心に塗布するのが効果的です。
髪の根元の毛穴付近には、皮脂腺と呼ばれる皮脂が排出される箇所がありますから、リンスを塗布しなくても潤いを保つことができるため、あえてリンスを使う必要はないでしょう。
リンスは適量を手に取って、髪の毛に直接塗布していきましょう。頭皮に付ける必要はありません。
リンスを使わないという選択もアリ
一昔前まではシャンプーをした後にリンスをするというのはひとくくりに考えられていましたが、最近のシャンプーは非常に質が上がってきていて、洗った後に皮脂を必要以上に除去せず、程よく皮脂を残して油分を感じさせてくれるシャンプーが登場しているため、リンスの存在価値がやや薄れている傾向があります。
最近はリンスインシャンプーなども販売されていて、リンスを使用する必要のないシャンプーも存在します。
海のうるおい藻 うるおいケアリンスインシャンプー
シャンプーを使ったらリンスを使うということを決め付けるよりも、まずはアルカリ性の高いシャンプーかどうか、髪の保湿性を高めてくれるシャンプーかどうかということを確認してからリンスが必要かどうか判断すると良いでしょう。
リンスはいわば薬剤を使ったコーティングのようなものですが、使い方を間違えるとかえってキューティクルを損傷してしまいますので注意しましょう。
リンスが頭皮につくとどうなるのか
リンスの与える作用としては髪のきしみやパサつきを抑えるために表面に成分が付着し、潤いをキープするというものです。
水分の蒸発を防いで髪の水分量を一定にキープするという役割があります。
このようなメリットがある反面、しっかりとした使用方法を行わないとリンスの成分が頭皮に付着して汚れやフケを出し、逆に抜け毛や薄毛などを招き悪影響を与えてしまう可能性もあるのです。
またリンスの成分は界面活性剤も使用しているため、潤いをキープして静電気を起こしにくくしてくれるという作用はありますが、頭皮に残るとガサついた感覚を与えてしまうことがあります。
アルカリ性を中和させる働きがありますが、今ではあまり使われていない成分の一つです。
まとめ
以上のように、ヘアケア製品には相性もあるので、気になったらまずは試してみることをおすすめします。
洗顔がスキンケアで最も大切なように、美髪を作り出すのに最も大切なことはシャンプーです。
シャンプーで頭皮を健康に保ち、髪のダメージに合わせてリンスやトリートメントを使い分けるなど自分の髪の状態に合わせて上手にヘアケアをしていきましょう。
記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
美髪の秘訣
美髪の秘訣