市販のシャンプーと美容院のシャンプーの違い | 【頭美人】

なにげなく買っている市販のシャンプー。あなたは成分をきちんとチェックしていますか？

市販されているシャンプーと美容院のシャンプーには大きな違いが存在します。

市販のシャンプーと美容院のシャンプーの違い

一番の違いは化学成分が入っているかどうかの違いです。

市販されているものには全てというわけではありませんが、石油系界面活性剤や紫外線吸収剤、着色料や香料、パラベンやシリコン、タール系色素や酸化防止剤などが含まれているケースがあります。

これらが含まれていると、どのようなことが起こるかというと洗浄力が強すぎたり、成分の浸透を阻害してしまうものなどが存在します。

髪への影響の違い

例えば、石油系界面活性剤にはたんぱく質を溶かしてしまう作用があります。

そして角質層のコーティングを削ってしまう働きもあるため、頭皮がヒリヒリしたり、赤みを生んでしまうケースがあります。

角質層を壊してしまうということは、頭皮状態に刺激を受けやすくなるため、髪の毛が傷んだり、かゆみやかぶれなども生んでしまう可能性が高まります。

界面活性剤が全て悪いわけではありませんので、石油系以外の界面活性剤であれば肌への刺激が少なく、弱酸性のものばかりですので、心配はないでしょう。

シリコン

他にはシリコンも重要なポイントの一つです。

最近ではノンシリコンシャンプーと呼ばれるものも市販されていますが、まだまだシリコンシャンプーも多く流通しています。

シリコンには髪の毛に吸着する性質があります。

そのため髪を太くしたり、コシのある髪質にするのには、かえって良い効果も期待できるのですが、シリコン自体は鉱物性のオイルなので汗などかいて、髪から頭皮へと流れ落ちてしまう可能性があります。

そうなると、毛穴をふさいで抜け毛の発症につながりかねません。

シリコン自体に取り立てて悪性の成分が含まれているというわけではないのですが、髪の健やかな状態をキープしたいのなら、わざわざシリコン入りのシャンプーを選ぶ必要はないでしょう。

バラベン

そしてもう一つ紹介しておきたいのがパラベンの存在。

パラベンはシャンプーだけでなく、化粧品などにも使われています。
パラベンの作用は防腐効果があります。

パラベンには細菌の繁殖を抑える意味で使用されているケースがありますが、これはシャンプーの成分の品質自体をキープするという意味合いがあり、髪に塗布するということ自体に、なんのプラスアルファはありません。

よって髪に良い影響は特にありませんので、パラベンが含まれていないシャンプーの方がかえって髪に余計な不安要素を与えなくて済むことになります。

成分チェックが重要です！

このように本来はシャンプーに配合されていなくても良い成分が市販のものだと、品質維持などを理由に配合されているケースがあります。

上記述べたような成分が入っているかどうか、購入の際に確認してからシャンプーを選択すると良いでしょう。

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