- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 美髪の秘訣
- >
- シャンプーについて
- >
- 人間のシャンプーをペットに使ってはいけない訳とは?
本ページはプロモーションが含まれています
シャンプーについて
人間のシャンプーをペットに使ってはいけない訳とは?
Bad reasons for using human shampoo on dogs
犬や猫などのペットを清潔に保つために、定期的にシャンプーをしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、猫は自分の皮膚や被毛を舐めるセルフグルーミングして体中をきれいにしています。
しかも、水が苦手なためシャンプーの頻度は少なめです。
そこで今回は、「犬のシャンプー」について考えてみましょう。
人間用シャンプーとペット用シャンプーは何が違うの?
人間用シャンプーとペット用シャンプーの最も大きな違いと言えるのは「pH値(水素イオン指数)」です。
人間の皮膚は、pH値5.0~6.5の「弱酸性」、それに対して犬の皮膚はpH値6.2~8.0の「中性から弱アルカリ性」だと言われています。
人間用シャンプーは犬にとって、刺激が強い
人間用シャンプーは、人間の皮膚に優しい弱酸性で作られているため、犬にとっては刺激が強すぎます。
使い続けると、フケが増えたり皮膚病になったりすることも。
犬は「人間の1億倍の嗅覚」持つ
また、人間のシャンプーに使われている香料は、人間にとってはいい香りですね。
しかし、「人間の1億倍の嗅覚」を持つと言われている犬にとっては、強すぎたり、不快だったりする場合もあるかもしれません。
そのため、犬用シャンプーは香りが控えめのものや、無香料のものが多いのです。
人間用とペット用を分けるさらなる理由
人間用シャンプーをペットに使ってはいけない理由の一つは「pH値の違い」ですが、別の理由として人間と犬との「ターンオーバーの違い」も考えられます。
人間と犬のターンオーバーの違い
人間の皮膚は28日ほどで新しい皮膚に生まれ変わるターンオーバーを繰り返しますが、犬の場合はその周期が短く、20日ほどで新しい皮膚になります。
そのため、犬の皮膚の薄さは「人間の3分の1」程度。
刺激に弱くデリケートなので、人間用シャンプーでは皮膚にトラブルを招いてしまうかもしれません。
人間と犬との毛量の違いも!
また、人間と犬との毛質の違いについても考える必要があるでしょう。
もちろん犬の毛質と言っても、犬種により異なるためその犬に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。
特に毛が長く伸び続ける長毛種の場合、犬用シャンプーを使わないと、絡まりやすくなったり、毛玉ができたりすることも。
一般的にペット用シャンプーとして売られているものは、人間用と比べて少し値段が高い場合が多いのですが、健やかな皮膚や被毛を保つためには、ペット用を使う方がいいでしょう。
最後に
今回は犬用を中心とした、ペットと人間がシャンプーを分ける理由についてご紹介しました。
ペットも大切な家族です。些細な気遣いで家族の安全を守り、素敵な思い出をたくさん作りましょう。
おすすめのペット用シャンプー PAL&I オーガニック 無添加シャンプー
記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
美髪の秘訣
美髪の秘訣