シャンプーで洗うのは髪じゃなくて頭皮 | 【頭美人】

洗浄力の高いシャンプーって？

頭皮の皮脂汚れをしっかり取ることのできる成分が使われているシャンプーを、洗浄力の高いシャンプーと呼びます。

頭皮の皮脂汚れをしっかり取ることのできる成分には、主に2種類の成分があります。

・石油を原料として化学的に合成された、界面活性剤が使われているシャンプー

・植物や動物の油脂などの天然成分を、アルカリで反応させた界面活性剤が使われている石鹸を原料にしたシャンプー

シャンプーは頭皮を洗うことが大切

シャンプーの目的は、頭皮と髪の汚れを落とすことです。

ただし、髪は乾いた状態ではキューテクルが閉じているので、汚れが内部にしみ込むことはあまりありません。

その為、お湯で洗うだけでも十分に洗浄することができます。

反対に、髪にシャンプー剤をつけすぎると、髪を守っている皮膜まで取り除かれてしまい、髪がごわごわになってしまいます。

一方、頭皮には毛穴があり皮脂が分泌されるので、汚れがつきやすい状態です。

頭皮の皮脂をしっかり洗浄しないと、皮脂と大気中のホコリや雑菌が混じって、頭皮のベタつきやフケの原因になってしまいます。

皮脂を取り除いて頭皮を清潔に保たないと、汚れが毛穴に詰まって、炎症を起こしてしまいます。

また、ヘアサイクルが乱れて、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。

皮脂は、頭皮の表面を守る働きをするのと同時に、空気に触れると酸化し、常在菌や大気中の雑菌によって臭いや炎症を起こしてしまうのです。

その為、シャンプーで皮脂を取り除くことが大切です。

まとめ

ただし、シャンプーのし過ぎによって、皮脂が過剰分泌するという状態になっている場合もあります。

洗浄力の強いシャンプーでシャンプーを続けていると、皮脂が取り除かれ過ぎてしまいます。

すると、頭皮を守る為に、皮脂の分泌量が増えてしまうのです。

シャンプーをした直後から髪がべたべたするという場合は、余分な皮脂が取り除けていないということです。

その原因は、シャンプー剤の洗浄力が弱いことや、シャンプー剤に適した方法でシャンプーができていないということが考えられます。

シャンプー後しばらくすると地肌と髪がべたべたしてくるというような場合には、シャンプーによって過剰に皮脂を摂り過ぎているという恐れがあります。

頭皮の状態、頭皮の体質に合ったシャンプーを選ぶことが大切です！

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