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シャンプーについて
石鹸シャンプーの髪への効果とは!メリット・デメリットを徹底解説
Difference between soap and shampoo
石鹸シャンプーとは?普通のシャンプーとの根本的な違い
石鹸シャンプーと普通のシャンプーの違いを理解することで、あなたの髪に最適な選択ができるようになりますよ。
石鹸シャンプーは、天然の動植物油脂とアルカリを反応させて作られた界面活性剤を主成分とするシャンプーです。
一方、一般的なシャンプーは合成界面活性剤を主成分とし、シリコンやコーティング剤などの化学成分が多数配合されています。
この根本的な成分の違いが、髪や頭皮への影響に大きな差をもたらすのです。
石鹸シャンプーの主要成分
– 脂肪酸ナトリウム(固形石鹸の場合)
– 脂肪酸カリウム(液体石鹸の場合)
– 天然油脂由来の保湿成分
– 弱アルカリ性(pH8~10程度)
一般的なシャンプーの主要成分
– 合成界面活性剤(ラウレス硫酸ナトリウムなど)
– シリコン(ジメチコンなど)
– 防腐剤、香料、着色料
– 弱酸性(pH4.5~6.5程度)
石鹸シャンプーのメリット:頭皮環境改善の秘密
石鹸シャンプーを使い続けた結果、多くの人が実感するメリットについて詳しく解説しましょう。
頭皮の健康状態が向上する理由
石鹸シャンプーの弱アルカリ性は、酸性の皮脂汚れを効果的に中和・除去します。
この特性により、毛穴に詰まった頑固な皮脂汚れもしっかりと洗い流せるのです。
実際に、2017年の北九州の病院での調査では、石鹸を使用した場合、合成界面活性剤に比べて手荒れが約5割減少したという結果が報告されています。
抜け毛予防効果が期待できる
石鹸シャンプーを続けた結果、抜け毛が減ったという声は数多く聞かれます。
これは、石鹸が頭皮のタンパク質と結合せず、必要な皮脂を適度に残しながら洗浄するためです。
健康な頭皮環境が整うことで、毛根組織が守られ、自然と抜け毛の減少につながるのです。
環境にやさしい選択
石鹸は生分解性に優れ、最終的には二酸化炭素と水に分解されます。
排水として流れても環境への負担が少ないため、地球にやさしいヘアケアを実現できますよ。
石鹸シャンプーのデメリット:知っておくべき注意点
石鹸シャンプーには確かなメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
これらを理解しておくことで、適切な対策を立てることができるでしょう。
髪のきしみとゴワつき
石鹸シャンプー最大のデメリットは、使用後の髪のきしみです。
弱アルカリ性の石鹸が髪のキューティクルを開かせるため、指通りが悪くなってしまいます。
特にダメージ毛の方は、このきしみを強く感じる傾向があります。
石鹸カスによるベタつき
正しい使い方をしないと、石鹸カスが髪に残ってしまい、ベタベタした仕上がりになることがあります。
これは主に、泡立てが不十分だったり、すすぎが足りない場合に起こります。
ダメージ毛には不向き
パーマやカラーリングで傷んだ髪の場合、石鹸シャンプーのアルカリ性がさらなる髪の傷みを引き起こす可能性があります。
また、カラーリングの色落ちも促進してしまうため、施術直後は特に注意が必要です。
石鹸シャンプーの効果的な使い方:成功の秘訣
石鹸シャンプーを使いこなすには、正しい手順とコツを身につけることが重要ですよ。
基本的な洗髪手順
1. **事前のブラッシング**
髪の絡まりを取り、汚れを浮かせましょう
2. **十分な予洗い**
お湯で2~3分かけて、しっかりと汚れを落とします
3. **丁寧な泡立て**
石鹸シャンプーをよく泡立ててから髪に付けることが重要です
4. **やさしく洗浄**
ゴシゴシこすらず、泡で包み込むように洗いましょう
5. **徹底的なすすぎ**
石鹸カスが残らないよう、普段の1.5倍の時間をかけてすすぎます
6. **酸性リンスで中和**
クエン酸リンスで髪を弱酸性に戻し、きしみを解消します
クエン酸リンスの作り方と使い方
洗面器にお湯を張り、クエン酸小さじ1/2程度を溶かします。
髪全体にリンス液をかけ、軽くもみ込んだ後、しっかりとすすぎましょう。
この工程により、開いたキューティクルが閉じて、髪がサラサラになりますよ。
髪質別の石鹸シャンプー活用法
あなたの髪質に合わせた使い方を実践することで、石鹸シャンプーの効果を最大限に引き出せます。
健康毛の方
健康な髪質の方は、石鹸シャンプーの恩恵を最も受けやすいタイプです。
継続使用により、髪本来のハリとコシを実感できるでしょう。
週2~3回から始めて、徐々に頻度を増やしていくことをおすすめします。
ダメージ毛の方
パーマやカラーリングで傷んだ髪の場合、石鹸シャンプーは慎重に使用する必要があります。
きしみが強く出る可能性があるため、まずは週1回程度から様子を見ましょう。
ショートヘアの方であれば、比較的違和感なく使用できる場合が多いです。
カラーリング直後の対応
ヘアカラー直後は、色落ちを防ぐために1週間程度は石鹸シャンプーの使用を控えることをおすすめします。
色が定着した後も、洗浄力の穏やかな石鹸シャンプーを選び、短時間で洗い上げるよう心がけましょう。
石鹸シャンプーに合う人・合わない人の特徴
石鹸シャンプーの適性を理解することで、無駄な失敗を避けることができますよ。
石鹸シャンプーに合う人
– 頭皮のトラブル(かゆみ、フケ、湿疹など)を抱えている方
– 合成シャンプーで頭皮が荒れやすい敏感肌の方
– 髪のハリとコシを取り戻したい方
– 環境に配慮したヘアケアを求める方
– ショートヘアで比較的健康な髪質の方
石鹸シャンプーが合わない人
– 人工的なサラサラ感を重視する方
– パーマやカラーリングを頻繁に行う方
– 重度のダメージ毛の方
– 時短でのヘアケアを優先する方
– 髪のきしみに我慢できない方
よくあるトラブルと解決策
石鹸シャンプー初心者がつまずきやすいポイントと、その対処法をお教えしましょう。
洗い上がりがベタベタする場合
これは石鹸カスが原因です。
予洗いとすすぎの時間を長くし、泡立てを十分に行うことで改善できます。
また、水質が硬い地域では、より丁寧なすすぎが必要になります。
髪のきしみが改善しない場合
クエン酸リンスの濃度を調整してみましょう。
きしみが強い場合は濃度を高めに、逆にベタつく場合は薄めにすることで調整できます。
頭皮が乾燥する場合
石鹸シャンプーの洗浄力が強すぎる可能性があります。
使用頻度を減らすか、保湿成分配合の石鹸シャンプーに変更することを検討しましょう。
石鹸シャンプーの選び方:あなたに最適な製品を見つける
市場には様々な石鹸シャンプーが存在するため、選び方のポイントを押さえておきましょう。
成分をチェックする
無添加で石鹸素地のみのシンプルなものから、保湿成分配合のものまで様々です。
初心者の方は、きしみを軽減する成分が配合されたものから始めることをおすすめします。
固形か液体かを選ぶ
固形石鹸は濃度が高く洗浄力が強いですが、使い方にコツが必要です。
液体タイプは扱いやすく、シャンプーからの移行がスムーズでしょう。
pH値を確認する
弱アルカリ性といっても、製品によってpH値は異なります。
敏感肌の方は、できるだけpH値の低い(アルカリ性が穏やかな)製品を選びましょう。
まとめ:石鹸シャンプーで健やかな髪と頭皮を手に入れよう
石鹸シャンプーは確かに使い方にコツが必要で、すべての人に適するわけではありません。
しかし、正しい知識と適切な使用法を身につければ、頭皮環境の改善や抜け毛予防など、素晴らしい効果を実感できるでしょう。
まずは週1~2回から始めて、あなたの髪質に合うかどうか様子を見てみることをおすすめします。
石鹸シャンプーがあなたの髪の悩み解決の手助けとなり、健やかで美しい髪を手に入れることができれば幸いですよ。
継続は力なり。
焦らずじっくりと、石鹸シャンプーと向き合ってみてくださいね。
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