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シャンプーについて
シャンプーするとき、シャワーの適切温度は?
Appropriate temperature of the shower when you shampoo?
シャンプ-の時、シャワーの温度気を付けてますか?
シャンプーの温度は髪にどのような影響を与えるのか
髪を生成しているほとんどはタンパク質のケラチンで出来ています。
熱を加えることでタンパク質のケラチンが変形し、癖がついて固くなってしまうことがあります。
これまでの研究では、シャワーで使用するような38℃から42℃ぐらいの温度では、髪に与える影響は全くないと考えられています。
毛髪の熱変性をこれまでに研究したデータがあり、そこでは120℃ほどの温度から髪の毛の膨張の変化がみられ、130℃になると変色、270℃になると焦げてケラチンが分解されるというデータが残っています。
ただし、髪の毛の状態によって多少影響の受け方も変わってきます。
このような研究結果から考えても、シャワーの温度が熱いのが好きな人で42、3℃ぐらいに上げたとしてもなんら髪に与える影響はないということがわかります。
シャワーの適切な温度はどのくらいか
上記ですでに数値をご紹介しましたが、体温と同じ35℃ぐらいからちょっと温度が高い40℃ぐらいがシャンプーの適切な温度といえるでしょう。
ちょうどこのぐらいの温度が頭皮の皮脂を溶かして、洗い落とすのに最適な温度と言われています。
特に頭皮の場合は体のあらゆる部位よりも皮脂腺がたくさんあり、皮脂の分泌量が最も多い部位になるので、ちょっと温度を上げて汚れや毛穴に詰まった角栓を剥がすイメージで高めの温度設定が良いでしょう。
この理論は食器洗いなどにも通じる部分があります。
食器を洗う際は、水で洗うよりもちょっと温度上げたお湯の方が汚れがよく落ちますね。
これはお皿についた油を、お湯によって粘性を低くする効果があるからです。
お湯のほうが分子運動が強く、油に対して洗浄力を発揮してくれます。
角質層に残っている汚れや皮脂もいわば油と同じようなものですから、お湯で頭皮を洗ったほうが汚れや皮脂が落ちやすいということになります。
理論上ではさらに温度を上げても皮脂の汚れが落ちやすいということになりますが、それ以上、温度を上げてしまうとかえって頭皮にやけどを負う危険性が高まり、かぶれや痛みを生じてしまうケースもありますので、せいぜい42、3℃にとどめておくのがよいでしょう。
ただ、最後のすすぎの時はすでに皮脂が取り除かれた状態ですので、ちょっとずつ温度を下げても構いません。
温度で言うと30℃から35℃ぐらいのぬるま湯程度でちょっと毛穴を引き締めるほうがむしろ適切と考えられています。
シャンプーをする時は、こういった温度を意識して洗浄すると汚れが洗い落ちやすくなりますので、是非実践してみてはいかがでしょうか。
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