シャンプーの洗浄成分の見方について | 【頭美人】

成分表の表記順とは

成分表の表記順は、含有量の多い順に表記されています。

シャンプーの場合、50〜70%の水でできているので、成分表のはじめは「水」と表記されています。
次に、洗浄剤(界面活性剤)の含有率は30〜40%と言われていることから、水の次に表記されています。

ですので、洗浄剤にどのような成分が使用されているのかが、とても重要になってくるのです。

一般的シャンプーとは

一般的なシャンプーとは、高級アルコール系のシャンプーであり、鉱物油や植物油脂などから作られる合成界面活性剤を使用されています。

メリットとしては、「泡立ちが良い・洗浄力が強い・安価」ということです。
また、デメリットにおいては、「刺激が強い脱脂力が強すぎる・タンパク質を変性させてしまう」ということなどがあります。

乾燥肌や敏感肌で肌が弱い人や、吸水毛でシャンプー剤の影響を大きく受ける髪質の人には適していません。

「一般的なシャンプーの成分表示」

一般的なシャンプーの成分表示には、「ラウリル硫酸Na」「ラウリル硫酸カリウム」「ラウレス硫酸Na」「ラウレス硫酸TEA」「ラウリルスルホン酸Ｎa」「ラウリルベンゼンスルホン酸Na」「オレフィン（c12 − c14 )スルホン酸Na」「パレス-3硫酸Na」などと表記されています。

アミノ酸系シャンプーとは

アミノ酸系シャンプーとは、合成界面活性剤の構造の中に、アミノ酸を含むシャンプーのことです。

安全性が高く刺激が弱いので、弱酸性でタンパク質を守りながら洗浄してくれるメリットがあります。

「アミノ酸系シャンプーの成分表示」

アミノ酸系シャンプーの成分表示は、

「ココイルメチルタウリンNa」「ラウロイルメチルタウリンNa」「ココイルグルタミン酸Na」「ラウルロイチルメチルアラニンNa」「ココイルメチルアラニンNa」「ラウラミノプロピオンNa」「ラウリミノジプロピオン酸Na」「ラウロイルアスパラギンサンNa」

等と書いてあります。

「ココイル〜」「コカミド〜」「ラウロイル〜」「グリシン」「メチルアラニン」「グルタミン酸」「メチルタウリン」「サルコシン」などが入っている名称を参考にしてみてください。

また、洗浄剤以降の配合量が1%以下の成分が順不動に表示されており、香料はひとくくりに「香料」と表示されている場合もあります。

どんな成分が上位に表示されているか成分表示を見ることによって、髪や頭皮の状態により使い分けることが出来るようになります。

今回の記事を参考に、普段購入しているシャンプーの成分表示チェックしてみてはいかがでしょうか。

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