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トリートメントについて
トリートメントを選ぶときに注目したい成分は?
Important component of treatment
トリートメントの成分って?
普段できる髪の毛のケアで、最も手軽なものはなんでしょう。
おそらく多くの人が「トリートメント」と答えるのではないでしょうか。
シャンプーした後、トリートメントを掌にとって、髪の毛全体によくなじませる。
また、最近では洗髪後に使うアウトバストリートメントを愛用している人も多いでしょう。
でも、このトリートメント、配合されている成分によって効果に違いがあるのをご存知ですか。
ですから、自分に合った製品を選ばないと、髪にいいと思って使ってるものが結果的に効果がなかったということにもなりかねないのです。
髪の表面をコーティング
トリートメントの主な役割は、髪のコーティングとタンパク質や油分などの補給です。
つまり、前者は髪の表面に、後者は内部に作用し、傷んだ髪を補修してくれることになります。
髪の表面にきく成分の代表的なものはシリコンです。
これは高分子化合物の総称で、工業的には合成樹脂として用いられているものです。
トリートメントには、このシリコンのほか、ポリペプチド、オリーブオイルやコレステロールなどの油分が含まれており、それらが複合的に作用し髪の表面を包んいるキューティクルを保護することで、コシがあり手触りのいい髪質にしてくれます。
内部に栄養を補給する役割も
髪の内部に浸透し補修してくれるのが、毛髪保護タンパクあるいはアミノ酸成分と呼ばれるものです。
髪の毛は皮膚などと同じくタンパク質でできています。
このタンパク質がダメージを受けることで髪が傷むわけですから、そのおおもとの成分を補給するということですね。
さらに、栄養分を補った髪の毛を前述のコーティング剤で包んで閉じ込めることで、トリートメントは髪にいいと言われるわけです。
髪質に合った製品を選ぼう
ただし、市販されているトリートメントは、この成分の含有率が微妙に違っています。
さらに、人それぞれ髪質が違いますし、傷みの原因や程度も同じではありませんね。
ですから、買い求めるときは自分の髪の状態と製品の成分表示をよく見比べて選ぶ必要があります。
また、パーマやカラーリングをした後はトリートメントを控えたほうがいいという美容院もありますが、これは髪の毛をコーティングすることで薬剤が長く髪の中にとどまって悪さをする可能性があるからです。
普段何気なく、便利に使っているトリートメントですが、注意しなければ、効果がないどころか思わぬ弊害をもたらす可能性もあります。
自分の状態に合わせて選ぶようにしましょう。
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