タオル地の枕カバーで切れ毛になるの？ | 【頭美人】

睡眠中は繰り返し寝返りを打っているため、髪に大きな摩擦が生じています。
摩擦は切れ毛にも繫がるので、枕カバーの素材選びが重要になります。

今回は、タオル地の枕カバーのデメリットと、摩擦を起こしにくい枕カバーについて紹介していきます。

タオル地の枕カバーで摩擦が起きやすい理由

枕カバーによって髪との摩擦の量が異なるのは、枕カバーの生地や素材の特徴による違いによってです。

特に、使用されている素材の繊維が硬いと髪との摩擦も大きくなります。

さらに、繊維が太いと髪も絡まりやすくなるため、切れ毛のリスクも増加してしまいます。

タオル地の枕カバーが摩擦を起こす理由も、素材の繊維が硬く太いことにあります。

タオル地の枕カバーでも種類によって素材が異なりますが、特に目の粗いタオル地の枕カバーは髪との摩擦がより多くなりますので、ヘアケアの面から考えるとあまり使用することをオススメ出来ません。

摩擦による髪への影響

髪は睡眠時の枕カバーとの摩擦によって傷つきます。

髪の表面は摩擦など外部からの衝撃から守るために、キューティクルによってコーティングされています。

しかし、キューティクルに対するダメージが大きくなりすぎるとめくれ上がってしまい、髪の内部の栄養素が流出してしまいます。

また、摩擦の衝撃が強すぎると髪は途中で切れてしまいます。

髪は健康な状態でも毎日100本以上抜けますので、切れ毛に気付きにくいのですが、切れ毛は抜け毛と異なり毛根が付いていません。

ですので、枕に付いている髪を確認して毛根が付いていなかった場合は、枕との摩擦によって髪が切れていると考えられます。

摩擦を起こしにくい枕カバーとは

髪との摩擦を抑えるには、シルクの素材を使用した枕カバーが最適です。

また、シルク製のナイトキャップをかぶることや、スカーフを枕に巻くことでも、シルク製の枕カバーと同様に髪との摩擦を抑えることが出来ます。

そして、シルク製の枕カバーは通気性や吸水性が優れているため、頭皮から分泌される汗や皮脂を吸収する効果も期待出来るため、頭皮の衛生を保つことにも効果的になります。

さらにシルクを構成しているセリシンという成分には、保湿効果や抗酸化作用といった効果も期待出来ます。

その為、髪のダメージ予防以外にも様々な効能が期待出来るのです。

このようなことから、今使用している枕カバーが自分に合っているのかを確認するためにも、枕カバーに付いている髪の毛を確認してみて下さい。

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