髪のパサつきに、水でなでつけるのは逆効果！ | 【頭美人】

髪が拡がってたりするとついつい水で押さえつけたくなりますよね

髪の毛が乾燥してパサついたとき、水でなでつけていませんか？

実は、パサつきを押さえるどころか、逆効果だったのです。一見、パサつきが治まったように感じます。髪の毛と水分の関係について、見てみましょう。

髪の毛と水分

髪の毛には元々、水分が含まれています。髪の毛の水分は湿度と密に関係しているのです。

つまり、雨の日など湿度の高いときは髪の毛の水分量が増え、逆に冬の乾燥した時期には水分量が減ります。

水分量が減ることが原因で髪の毛がパサつくのです。

健康な髪の毛でも水分量は変化します。さらに傷んだ髪の毛だと水分量の変化はもっと大きくなってしまいます。

髪の毛の表面を保護しているキューティクルがはがれていると、そこから余分に水分が出ていってしまうのです。切れ毛や枝毛も、水分が出ていってしまう要因となっています。

髪の毛のパサつきの原因となる水分の減少を防ぐには、毎日のシャンプー後に、髪の毛にオイルをつけるといいでしょう。水分の流出を防ぐだけでなく、キューティクルの傷みも改善されるのでオススメです。

髪のパサつきが気になる時に水でなでつけるのは逆効果なのはなぜか？

髪の毛がパサついたとき、水をなでつけるとしっとりとします。

でも少し経つと余計にパサついてしまった経験はありませんか？

パサつきに「水」は逆効果なのです。髪の毛の水分量が減ることでパサつきが起こるのだから、水をなでつければいいように感じます。ここで問題になるのがキューティクルです。

キューティクルは水に濡れると開く性質を持っています。髪の毛を、水でなでつけるとキューティクルが開いてしまうのです。

水をなでつけることで、一時的に髪の毛の水分量を増やすことはできます。しかし、髪の毛は湿度に合わせて水分を放出します。パサついていた元通りの髪の毛に戻ってしまうのです。

ここで水分の流出は止まりません。濡れたキューティクルが開いているからです。

ここからも水分が出ていってしまいます。つまり水でなでつけることは逆効果と言えます。

髪の毛のパサつきが気になるときには洗い流さないトリートメントがオススメです。「水」ではないので蒸発しませんし、キューティクルを補整してくれるのでパサつきが治まりますよ。

髪の毛のパサつき対策に逆効果になる「水」はいけません。

覚えておいてくださいね！

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