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AGAは自然には治らない?男性は必見!AGAの原因や治療法を徹底解説
AGA does not heal naturally! Thorough explanation of causes and treatments for AGA
最近、「AGA」という言葉をよく耳にするようになりました。
このAGAとは、いったい何でしょうか?
AGAとは
AGAとは、AndroGenetic Alopeciaの略で、日本語では男性型脱毛症と呼ばれています。
以前は、禿げているとか、頭の毛が薄いとか、身もふたもないストレートな表現しかなく、患者の方は精神的に非常につらい思いをしていましたが、ようやく改善の兆しがみられるようになってきました。
ただし、表現が緩やかなものになったからと言って、患者の皆さんの症状も目立たなくなるわけではありません。
AGAは、額の髪の生え際が後退したり、頭頂部の髪が薄くなったりする症例が多いですが、何も治療をしなければ通常は、症状がどんどん進行していきます。
年齢的には、中年と言われる40歳代の男性に多く見られるAGAですが、社会の変化などにより、最近では20歳代の若い男性の中にも発症している例があります。
中年以降に限られた病気ではなくなっているのです。
AGAの特徴
AGAの方の声でよく聞くのは、「知らないうちに髪が薄くなっていた」というものです。
入浴時に髪を洗っているときや、ドライヤーを当てているときに、髪が抜ける量が増えたかもしれないと思うことはありますが、本人でも鏡を見ているだけではなかなか気づきにくいものです。
これはつまり、AGAが他の脱毛症と比較して症状がゆっくり進んでいくためです。
夜の間にごっそり髪が抜けていたらすぐわかりますが、AGAは数か月から数年をかけて徐々に進行していくため、わかりにくく、治療のきっかけもつかみづらいものなのです。
円形脱毛症や抗がん剤治療による脱毛は非常に目立つので、周りの人もその人自身もわかりやすいのですが、AGAははっきりわからないのが特徴です。
また、AGAの箇所の頭皮を見ればわかるように、髪の毛が薄くなっても、産毛が残っているケースが多いのです。
産毛があるということは、毛が生えるサイクルは続いているので、治療をすることで長く太い毛が生える可能性はあります。
AGAに対する理解
AGAは、それが直接の原因で重篤な病気を引き起こしたり、周囲の人に感染したりするものではありません。
そのため、家族などの周囲の人はそんなに気にすることもないのですが、本人は見栄えの問題もあって非常に気にしてしまいます。
周囲の人が本人の気持ちをくんで暖かく見守ってあげることが大切です。
治療に際しては、自由診療でもあり、また、短期間で治るものでもないので、相当の根気とお金が必要となります。
この点に関しても、家族の理解が必要となります。
家族にとっては、それほど気にしないとはいえ、やっぱり若々しい主人、かっこいいお父さんの方がうれしいものです。
期間や費用のことも家族の間でじっくり話し合って治療に取り組むことが重要です。
また、AGAは進行スピードが遅く、特に頭頂部が薄くなっていく症状の場合、本人はしばらくは気づかないことも多いので、周囲の身近な人が早めにアドバイスすることも大切です。
早めに治療を始めて早めに治すのがAGA治療の大原則です。
AGAの原因は男性ホルモン
AGAは、男性型脱毛症と呼ばれるだけあって、男性に多く見られる症状です。
女性にも少し発症するケースがありますが、性別によって大きく異なることからもわかるように、AGAになる原因の一つとして、男性ホルモンの存在が挙げられます。
男性ホルモンは、実は男女ともに分泌されるものなのですが、女性より男性の方が分泌される量が多いので、男性の方に多くの影響が現れるのです。
たとえば、小学生の高学年頃から中学生にかけて、声変わりしたり、体毛が生えてきたりするのは男性ホルモンの影響です。
体毛のうち、足や腕の毛や顔のヒゲが濃くなる一方で、髪の毛に関しては作用が異なります。
中年以降に体のほかの部分の毛は量や濃さに変化がないのに対して、頭の毛がだんだん薄くなる場合があります。
これがAGAで、中年になると、男性ホルモンの影響で、髪の生えたり抜けたりするサイクルがずれてくるのです。
それが原因で、薄毛やいわゆるAGAの症状が出てくるのです。
AGAの原因となる髪の状態
AGAの最大の原因として考えられている男性ホルモンは、脱毛にどのように影響するのでしょうか?
AGAには、男性ホルモンの1つであるテストステロンから作られるDHT(ジヒドロテストステロン)という物質が大きくかかわっています。
実際にAGAの患者の方の頭を調べてみたところ、このDHTが多く存在することがわかっています。
頭髪が生え始めてから抜けてしまうまでのサイクルは平均すると約5年ほどですが、DHTが存在する箇所では、このサイクルが非常に短くなっています。
健康な髪の毛は、生え始めてからだんだん長くなるとともに太くなっていくものですが、DHTが存在する箇所においては、細く短い毛が多いのが特徴です。
つまり、太く長く伸びていく前に、抜けていってしまっているのです。
額や頭頂部は髪の毛が薄くなっているのに、側頭部や後頭部は髪の毛がしっかり生えそろっている男性が多いのは、側頭部や後頭部にDHTが存在しないからです。
AGAに効果のあるフィナステリド
男性ホルモンの分泌を減らすための薬としてもっとも効果のある薬と言えば、世界中で注目を集めているフィナステリドです。
日本国内では、プロペシアの名前で製造販売されています。また、最近では、プロペシアのジェネリック医薬品も登場しています。
フィナステリドは元々は前立腺の病気の治療薬として使われていました。
その治療中の患者の髪が増えたり濃くなったりしたことから、脱毛症にも効果があるものとして研究が進み、AGAの治療に使われるようになったのです。
フィナステリドは、DHT(ジヒドロテストステロン)が頭皮に作用するのを抑える働きがあります。
DHTは男性ホルモンのテストステロンが作り出す物質ですが、毛髪が生えて成長して抜けていくという自然なサイクルを崩してしまうものです。
このDHTの悪い作用を抑えることで、毛髪のサイクルが元に戻り、髪の量が増えていくのです。
ホルモンのバランスを変える薬なので、しっかりと医師の診療を受けることが必要です。
AGAの治療法
AGAは進行スピードはゆっくりしたものですが、治療をしなければ途中で進行が止まったり、自然と治るものではありません。
徐々にではありますが確実に髪の量が少なくなっていくのがAGAの厄介な点なのです。
AGAは治療できるものですが、他の脱毛症と異なる点は、健康保険が適用にならず自由診療となることです。
AGA専門のクリニックなどで行われている治療法としては大きく3つに分けられます。
1つは投薬治療です。頭髪が伸びるサイクルや抜け毛に関係する男性ホルモンの分泌を減らす効果のある薬を飲むことで、AGAの進行を遅らせたり、髪の毛が長く太く改善する効果があります。
2つめは、HARGと呼ばれる治療法です。毛髪の成長因子となるものと成長に必要な栄養成分を頭皮の内部に注入することで毛髪の成長を促すものです。
3つめは、植毛です。髪の毛の薄い箇所に部分的に毛を植えていく方法で、根本的な治療にはなりませんが確実に毛が増えます。
このように、いくつかの方法でAGAの治療が進められています。
HARG療法
HARG療法は最近脚光を浴びているAGAの治療法の1つです。
HARGとは、HAir Re-Generative theraphyの略で、日本語では一般に、毛髪再生医療と呼ばれています。
頭髪の根っこ部分に外部から成長因子や栄養成分などを注入して毛母細胞に刺激を与えることで、休眠状態だったり、働きが弱まっていた毛母細胞を活性化させます。
HARG療法は、若い人や髪が薄くなり始めてからあまり年数がたっていない人に特に効果があります。
毛母細胞が休眠状態であるだけでまだ生き残っていたり、目を覚ませば元気になる可能性が高いので、治療の効果も高まります。
これらの成長因子や栄養成分などを混ぜて作った薬剤は、注射によって頭皮の内部に注入されます。
その注射がかつては痛いものだったのですが、最近は、様々な注入法が開発されてきて、痛みが少ないものも増えてきました。
中でもフラクショナルレーザー法は傷みが少ない注入法として、評判がいい治療法です。
周囲をとりまく環境に見るAGAの原因
男性ホルモンの分泌が多いことは、AGAになる原因のひとつであり、もっとも重要な要素ですが、男性の多くはこれだけが理由でAGAになるわけではありません。
AGAの原因として昔から注目されているものの1つは遺伝です。
父親や祖父など、親類や先祖の中にAGAの症状がある人がいる場合、その人自身もAGAになる可能性は高まります。
髪の毛の量や濃さ、質が似ていると、同じような脱毛の仕方をすることもあり、遺伝が原因と考えられるAGAは少なくありません。
また、最近の社会情勢もAGAと無関係ではありません。
会社で仕事をしているときのストレスは、精神的な疾患を誘発することもあります。
また、目に見える形としては、脱毛や薄毛につながり、それがずっと継続することでAGAとなる例も多いです。
ストレスが原因のAGAの場合は、20歳代の若い頃に発症するケースがあります。
AGAだけでなく、EDなどもストレスが原因で若い頃から発症することがあり、男性ホルモンの分泌に問題が出ている可能性もあります。
AGAの予防
AGAは男性型脱毛症と呼ばれるぐらいですから、それほど珍しい症状ではありません。
世界的に見ると、ヨーロッパの男性に多いと言われていますが、日本人でもごくごく普通に見かけます。
AGAが原因で死亡するとか、他の病気を引き起こすということもないので、深刻に考えることではないのですが、見た目の恥ずかしさはやはり気になるところです。
では、AGAにならないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
AGAを予防するには、その原因をシャットアウトすればいいのです。
遺伝については持って生まれたものなので、AGAにかかわる遺伝子を操作するということは現時点では不可能です。
他の要因についての対策をとったり、発症を遅らせたり程度を軽くしたりすることが重要です。
ストレスをためないような仕事やストレスを発散できるような余暇を考えることは、精神面での予防に有効です。
また、男性ホルモンについては、分泌を減らす薬があるので、医師と相談しながら投薬治療することをおすすめします。
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