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抜け毛・薄毛の原因と対策
赤ちゃんの髪がごっそり抜けたらどうする?原因と受診の目安・今日からのケア
why the baby hair fall out a large number?
驚くほど抜けても大丈夫?赤ちゃんの抜け毛の正体
生後まもない赤ちゃんの髪がシーツにたくさん付いていて、思わずドキッとしたことはありませんか。
びっくりする抜け毛でも、多くは成長の合図です。
まずは原因と仕組みをやさしく知って、不安をほどいていきましょう。
新生児生理的脱毛:一気に抜けるのは“生え変わり”
赤ちゃんの髪は、生まれてから最初の時期に一度“衣替え”のような生え変わりを迎えます。
これが新生児生理的脱毛です。
毛根の休むタイミングが揃うと、ごっそり抜けたように見えることがありますが、次の髪が準備を始めているサインでもあります。
前頭部〜頭頂部を中心に全体が薄くなることもありますが、心配はいりません。
時間とともに新しい髪が伸び、少しずつ量感が戻っていきます。
乳児期後頭部脱毛:枕との摩擦で起きる“寝ハゲ”
もうひとつ多いのが、後頭部の一部分がスパッと薄く見えるタイプです。
仰向けで過ごす時間が長い生後数か月は、枕やシーツと髪がこすれやすく、細くやわらかな毛が抜けやすくなります。
これがいわゆる“寝ハゲ”。
見た目に驚きますが、生活の自然な摩擦によるもので、成長とともに目立たなくなります。
いつまで続く?戻るタイミングの目安
抜け毛が気になり始めるのは、生後2〜3か月ごろに多い傾向があります。
個人差はありますが、生後6か月前後から少しずつ整い、数か月〜約1年のあいだに戻ってくるケースが大半です。
髪の伸び方や量は生まれつきの個性も関わるため、兄弟でも違って当然です。
焦らず変化を見守っていきましょう。
受診が安心なサイン
「様子見で大丈夫」な抜け毛がほとんどですが、次のサインがあるときは小児科や皮膚科で相談しましょう。
地肌の赤み、じゅくじゅく、黄いろいかさぶたが広がる、強いかゆみが続く。
円形や地図状にくっきり抜ける、眉やまつ毛にも変化がある。
フケが多い、髪がボロボロ切れる、頭皮が粉っぽく荒れている。
数か月待っても改善の気配がない、あるいは月齢に見合わず広がっていく。
発熱のあとに全体が急に薄くなった、体重の増え方や元気さにも気がかりがある。
受診では、脂漏性皮膚炎や頭部白癬、まれな先天的な毛のトラブルなどを含めて診てもらえます。
不安をひとりで抱え込まず、サインがあれば早めに相談しましょう。
今日からできるお世話と予防のコツ
やることはシンプルです。
「やさしく・短時間・保湿・清潔・安全睡眠」を合言葉にしましょう。
やさしい洗い方・乾かし方
ぬるめのお湯で頭皮を濡らし、ベビー用の低刺激シャンプーを少量泡立てて指の腹でなでるように洗います。
こすり過ぎは不要です。
すすぎは念入りに、首すじや耳のうしろの泡残りもチェックします。
タオルで押さえるように水分を取り、ドライヤーは離して短時間の弱風〜冷風で。
汗をかきやすい季節は、入浴後に首元や生えぎわを軽く拭き直すと、むれ対策になります。
頭皮の保湿と“かさぶた”の正しい扱い
乾燥が気になるときは、入浴後すぐにベビーローションやワセリンを少量、髪をかき分けながら薄く塗ります。
黄色いかさぶたがある場合は、入浴前にベビーオイルやオリーブ油を少量なじませ、やわらかくしてから洗うと落ちやすくなります。
無理にはがすと肌を傷めるので、自然に取れるペースで大丈夫です。
赤みやじゅくじゅくが強い、広がっていくときは受診を優先しましょう。
寝具・衣類の見直しと向き癖ケア
シーツや枕カバーは綿素材など摩擦の少ないものを選び、清潔を保ちます。
抱っこの向きを日替わりにする、ねかしつけの向きを変えるなど、同じ部分ばかりがこすれないようにしましょう。
起きている時間に見守りながらの短い“タミータイム”は、首すわりや体幹づくりにも役立ちますが、必ず大人がそばで見守り、就寝時は必ず仰向けにします。
安全第一で、少しずつ生活に取り入れてみましょう。
よくある勘違いを解消
強い育毛成分のシャンプーやトニックは必要ありません。
赤ちゃんの頭皮は薄くてデリケートなので、刺激の強い製品は避け、シンプルなお世話で十分です。
かさぶたは“剥がすほどキレイ”ではありません。
はがすと炎症や出血のもとになるので、先にやわらかくしてから“そっと洗う”が正解です。
FAQ
Q: ごっそり抜けても元に戻りますか?
多くは戻ります。
新しい髪が準備を始めている途中の見え方なので、数か月〜約1年のあいだに目立たなくなるケースがほとんどです。
ただし、赤みやかゆみ、円形の脱毛がある場合は受診で確認しましょう。
Q: どのくらいの期間で生えそろいますか?
個人差はありますが、生後6か月ごろから少しずつ整い、見た目が気にならなくなるまでには数か月〜約1年が目安です。
毛量や髪質は成長に合わせて変わっていきます。
Q: 受診したほうがいいのはどんな時?
赤み、かさぶた、汁のような分泌、強いかゆみ、円形の脱毛斑、広がっていく抜け毛、数か月たっても改善がないときなどは小児科や皮膚科に相談しましょう。
不安が強いときも遠慮なく受診でOKです。
Q: ベビーシャンプーはどれを選べばいい?
低刺激で、泡切れが良く、香りが強すぎないものなら十分です。
成分が“強いほど効果的”という考え方は赤ちゃんには当てはまりません。
Q: 円形に抜けていたら?
境界がくっきりした円形の脱毛は、自己抜毛や円形脱毛、感染症なども含めて確認が必要です。
自己判断せず、皮膚科に相談しましょう。
Q: 眉やまつ毛も薄いのは大丈夫?
全身の毛の変化や皮膚症状を伴うときは、念のため受診でチェックしましょう。
月齢や成長とともに整うことも多いので、過度に心配しすぎず専門家の評価を受けると安心です。
Q: 毎日のケアで気をつけることは?
やさしく洗う、短時間で乾かす、入浴後すぐに必要なら保湿、寝具は清潔で摩擦の少ない素材を選ぶ。
この“シンプル+やさしさ”で十分です。
まとめ
赤ちゃんの抜け毛は、成長のステップとして起きることがほとんどです。
いまは薄く見えても、時間とともに新しい髪が追いかけてきます。
赤みや強いかゆみ、円形の脱毛など“受診が安心なサイン”だけ見逃さず、日々のお世話はやさしくシンプルに。
「大丈夫だよ」と声をかけながら、今日も心地よいケアで見守っていきましょう。
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