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抜け毛・薄毛の原因と対策
尿素がもたらす抜け毛予防とは
What is hair loss prevention caused by urea
尿素とは
尿素は、炭素、酸素、窒素、水素からなる有機化合物です。
人間を含む哺乳類や、両生類の尿などに含まれている成分で、尿から発見された為、「尿素」と名づけられました。
人間の場合は、尿以外にも汗や血液、肌の角質層にも含まれている成分です。
尿素は、無色の柱状結晶で水とエタノールに溶けるという特徴を持っており、使用用途は医薬品から美容用品、肥料と幅広く使用されている成分になっています。
尿素が美容用品で広く使用されるのは「保湿効果」があるためです。
分子量が小さい尿素は、水に溶けやすい性質を持っています。
そのため水分を吸着しやすく、保湿効果が高いのです。
また尿素の角質を溶かす働きは、肌を柔らかくさせるピーリング効果もあります。
尿素の髪への効果
尿素の髪や頭皮に対する効能には、「抜け毛予防」や「頭皮の保湿効果」などがあげられます。
「抜け毛予防」
肌の角質を取り除くピーリング効果には、抜け毛の要因である、頭皮の毛穴・皮脂詰まりを改善する働きがあります。
また、このピーリング効果には頭皮のベタつきを緩和する効果もあります。
「頭皮の保湿効果」
頭皮を保湿することによって、乾燥を防ぐ効果があります。
頭皮の乾燥は、フケが目立つ、痒みが出る、といった症状の原因につながります。
また、頭皮にニキビなどのできものが出来やすくなりますので、これらの症状を予防する効果も得られます。
尿素のヘアケア方法
ヘアケア用の尿素水の作り方を紹介します。
用意するのは、尿素50グラム、水200ミリリットル、グリセリン小さじ1杯、スプレー容器、ペットボトルです。
尿素(粒状)
まず尿素水の原液を作ります。
尿素と水をペットボトルに入れ、混ぜたあと尿素がなくなるまで振ってください。
次に、原液を水で5倍から10倍に薄め、スプレー容器に入れれば、髪につける準備は完了です。
尿素水の使い方ですが、ブラッシングスプレーや頭皮マッサージなどに活用すると良いです。
注意点として、尿素にはタンパク質を分解する働きがあるので、使用しすぎると髪に必要な角質も分解してしまう危険があります。
ですので、毎日は施さず週に1~2回程度に抑えておきましょう。
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