ドライマウスで薄毛が進行？！ | 【頭美人】

自覚しにくいと言われる「ドライマウス」は年々増加傾向にあると言われています。

自分はドライマウスとは無縁と思っていても、実は本人は気付かない場合も多いため、もうすでにドライマウスになっている可能性も十分にあります。

ドライマウスになると虫歯や口臭など様々な症状が出てきますが、実は「薄毛が進行する」という話も出ています。

ドライマウスで本当に薄毛が進行してしまうのでしょうか。詳しく見てみましょう。

ドライマウスとは？原因と特徴

ドライマウスとは読んで字のごとく「口の中が乾いてしまう症状」の事を言います。

ドライマウスのハッキリとした原因は分かっていませんが、加齢による唾液分泌量の低下や精神的ストレス、暴飲暴食・睡眠不足などの生活習慣などが関係していると言われています。

ドライマウスの主な特徴は口の中が乾く事による「ネバツキ」や「飲み込みにくさ」、「口臭」、「歯垢増加」です。特に口臭はデリケートな悩みになってしまうので心配になる方も多いでしょう。

重症になると気になる口臭がさらに強くなり、舌もひび割れて、舌の痛みでまともに食事が摂れなくなってしまう場合もあります。

ドライマウスと薄毛の関係

ドライマウスの原因の1つである「唾液」には、髪の成長と深く関係する成長因子「IGF－1」を増加させる働きがあり、ドライマウスで唾液分泌量が減ってしまうと、髪の成長を妨げてしまう事になるのです。

唾液には知覚神経を刺激する「シアル酸」が含まれており、その刺激によってIGF－1が増加するという仕組みになっています。

唾液分泌量の低下だけが薄毛の原因ではありませんが、薄毛でドライマウスだという方は特に注意しましょう。

ドライマウスを改善するには？？

ドライマウスを改善するにはまず、口の中が乾燥しないよういつも潤いをキープし、清潔な状態にする必要があります。

潤いガムや飴を常に携帯する、食生活で噛む回数を増やす・酸味など唾液分泌機能を刺激する味つけにする、口の中を潤す効果のあるマウスウォッシュを使う、乾燥時期は寝る前にマスクをするなど、唾液分泌を促すマッサージもあるので試してみるのも良いでしょう。

また、ドライマウスになると口臭がキツくなる傾向にあるので、しっかりと歯磨きをする事、タバコやお酒は控えめにして少しでも臭いがキツくならないよう心がけることが大切です。

ドライマウスの改善は1日2日では効果がないので、最低でも1ヶ月～3ヶ月は続けるようにしてください。

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