髪が柔らかい男性は薄毛になる？ | 【頭美人】

髪が柔らかい人と硬い人の違い

髪の毛が生まれもって細く柔らかいからといって、硬い人より薄毛になりやすいという医学的な証拠はありません。

ただ世間では髪の毛が細いと薄毛になりやすいという話がよくあり、イメージ的にもなんとなく理解出来るように思います。

これは何故でしょうか？下記で具体的に説明していきます。

男性で髪が柔らかいと薄毛と言われている理由

髪が柔らかい方が薄毛というのは、AGAなどによっていざ薄毛が進行してから、禿の視認が出来るようになるまでの期間が短いというのがその理由です。

円形脱毛症など病的なものと違って、薄毛は何年もかけて徐々に進行するものです。

髪の毛が硬い人も加齢などによって薄毛は徐々に進行しますが、薄毛の進行はヘアサイクルの成長期が徐々に短くなり、毛髪が次第に細く弱くなるところから始まります。

従って元々の毛髪が太い分、細い人よりもスタート地点で優位性がありますが、それでも数年かけて徐々に細く柔らかくなり、「軟毛化」が進み、抜け毛が増えていきます。

つまり「他の条件が同じであれば、一旦薄毛の進行が始まってから禿が視認できるまでの期間は髪の毛が柔らかい人の方が早い」ということは言えるでしょう。

しかし逆に柔らかい人でも薄毛にならない人もいます。

生来もった髪の毛がそのまま薄毛にならずにいる人もいますし、医学的に薄毛になりやすいわけではありません。

薄毛を防ぐ方法

髪の毛が硬くても柔らかくても、薄毛を防ぐにはホルモンバランスを乱さないように正しい生活習慣を意識することと、頭皮環境の悪化を防ぐように気を付けることです。

予防の段階であれば正しい生活習慣の維持と基本的な洗髪習慣で十分ですが、より予防効果を高めたい場合は育毛剤を使用しても良いでしょう。

また、いざ軟毛化が始まった後は育毛シャンプーや育毛サプリメントを追加する、あるいは育毛系のスカルプヘッドスパなどを考えてみましょう。

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