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抜け毛・薄毛の原因と対策
脱毛症の種類や特徴とは?
What are the types and characteristics of alopecia?
脱毛症の種類とは
脱毛症には、AGA「男性型脱毛症」・FAGA「女性男性型脱毛症」・びまん脱毛症・円形脱毛症・脂漏性脱毛症・壮年性脱毛症・粃糠性脱毛症・分娩後脱毛症・神経性脱毛症・牽引性脱毛症などがあります。
脱毛症は、性別や生活習慣、年齢によって症状が変わってきます。
まずは、男女それぞれでなりやすい脱毛症について見ていきましょう。
男性に最も多い脱毛症
・AGA(男性型脱毛症)
・壮年性脱毛症
・脂漏性脱毛症
・神経性脱毛症
女性に最も多い脱毛症
・FAGA(女性男性型脱毛症)
・びまん脱毛症
・分娩後脱毛症
・牽引性脱毛症
・粃糠性脱毛症
・円形脱毛症
それでは、各々の脱毛症の特徴をご紹介します。
AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)は、頭頂部分や額の生え際が薄くなります。
男性ホルモン「テストステロン」と酵素「5αリダクターゼ」が結合することによって、「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる活性型の男性ホルモンに変化し、そのジヒドロテストステロンが毛母細胞や毛細血管を刺激して症状を引き起こします。
その影響で、髪が十分成長せずに抜けてしまったり、細くて短い髪が多くなったりするのが原因です。
対策は、5αリダクターゼの作用を阻害する、栄養素・亜鉛や医薬品等を使用します。
女性男性型脱毛症
男性型脱毛症の女性版です。症状は少し違い、髪全体が薄くなります。
ただ、原因と対策は、男性型脱毛症と同様です。
円形脱毛症の原因と対策
ある日突然、髪の一部分だけが円形に脱毛します。大人だけでなく、子どもにも見られる脱毛症です。
原因は、本来ウイルスや細菌等を攻撃するリンパ球が、成長期にある毛包を攻撃することです。
この異常な作用の誘因として、ストレスが挙げられます。
対策は、医薬品による治療のほか、栄養をきちんととり、適度な運動や頭皮のマッサージ等を行うことです。
壮年性脱毛症
髪の悩みは年齢によって異なります。
40代~60代では、加齢によるヘアサイクルや肌のサイクルなどが変わってきます。
AGA(男性型脱毛症)と同じように、進行性があります。
生活習慣や頭皮環境が違うように、進行スピードも個人差があります。
脂漏(しろう)性脱毛症
脂漏性脱毛症とは、皮脂分泌の多い部分に生じるのが「脂漏性皮膚炎」で、それが悪化した脱毛症です。
過剰に分泌した皮脂が毛穴を塞ぎ、炎症を起こして脱毛します。
皮脂分泌が多いと、それを餌にするマラセチア真菌という常在菌が大量増殖しやすくなるのですが、このマラセチア真菌が皮脂を分解することで、遊離脂肪酸という刺激の強い物質によって炎症が起こり脂漏性皮膚炎となります。
最近では、暴飲暴食が多い女性にも見られる症状です。
皮脂の過剰分泌は、脂肪や甘い物、香辛料等の刺激物の取りすぎや、ホルモンバランスの乱れによって起こります。
意外なところでは、シャンプーのし過ぎでも皮脂が過剰分泌されます。
対策は、医薬品のほか規則正しい生活、栄養バランスの良い食事、髪や頭皮を清潔にしておくことです。
※脂漏とは、皮脂腺の分泌が過剰な状態のことです。
神経性脱毛症
神経性脱毛症は、この脱毛症はストレス過多などの神経的なものが影響して起こる脱毛症のことで、ストレス性脱毛症とも呼ばれています。
境界が不明で、地図状や不正形線状に抜ける場合が多く、円形脱毛症と同様に神経性の血管障害が原因だと言われています。
びまん脱毛症
びまん脱毛症は、一面に広がる脱毛症という意味です。
髪全体的に均一に脱毛が広がっていきます。
びまん性脱毛症は男性型脱毛症と同じく、成長することを休んでしまう休止期毛の割合が多くなり、その結果抜け毛が増えて脱毛症へと進んでいきます。
分娩後脱毛症
分娩後脱毛症は、出産後にホルモンのバランスが崩れることが原因で脱毛が起きてしまいます。
女性がお産の後、通常よりも抜け毛が増える状態です。
妊娠した女性の体内ではホルモンの分泌量が上昇していき、その分泌量は妊娠初期よりも後期の方が最も盛んになると言われています。
分娩後は急激に女性ホルモンが減少するため、一時的に髪が抜けやすくなることが原因です。
対策は、できるだけ生活リズムを整えることや、栄養・睡眠をしっかりとることです。
牽引性脱毛症
長時間毛髪を強く引っ張られることにより発症する脱毛症のことを、「牽引性脱毛症」と言います。
髪をまとめるために強く引っ張ると、毛根にダメージを与えることがあります。
髪の分け目部分や生え際が薄くなるのが特徴です。
強く引っ張られた髪の生え際や、分け目部分の毛が細くなったり切れやすくなるなどして、地肌が透けて見えるようになる症状です。
原因は、ポニーテール等で髪を強く引っ張り、毛根にダメージを与えてしまうことです。
対策は、髪を結ばずにおろしておくことや髪をゆるく結ぶことです。
粃糠(ひこう)性脱毛症
粃糠(ひこう)性脱毛症は、フケが毛穴を塞いで炎症を起こし、髪の成長を妨げます。
男性より、特に女性に多く見られ、乾燥した大量のフケが出ることが特徴で、皮脂欠乏症、皮脂欠乏湿疹を伴うことも有り、この脱毛症で抜けた髪の毛の毛根部分はおたまじゃくしの尻尾のようになっています。
原因は、合わないヘアケア製品等による皮膚炎や、ストレス・栄養バランスの偏り等による皮膚の免疫異常です。
対策は、低刺激のシャンプー剤の使用や、シャンプー剤の正しい使用(回数や量など)、ストレスの軽減や栄養バランスの良い食事です。
※粃糠とは米ぬかのことで、フケのことを指しています。
まとめ
薄毛や抜け毛には、必ず特徴と原因があります。
まず原因を知ることで対策を行うことが出来ますので、薬や医療機関ばかりに頼らずに、頭皮環境や生活習慣を整えて髪の毛が生える確率を上げましょう!
どの種類の脱毛症かを見極めるのが難しい場合や、なかなか改善しない場合は、医師に相談するとよいでしょう。
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