赤ちゃんにくせ毛が多い理由 | 【頭美人】

赤ちゃんの毛は産毛

赤ちゃんの毛は細くて柔らかくてふわふわしていますよね。

色素自体も大人の髪とは違いうすい色をしています。

これは、赤ちゃんの毛が産毛だからです。だから、柔らかくて細い毛なのです。

この産毛は個人差はありますが、生後３カ月を過ぎたころから１年ぐらいで、生えかわり大人と同じような毛に徐々に変わってきます。

ただ、一度産毛が生え換わるとすぐに大人のようなしっかりした毛になるという訳でなく、３歳ぐらいまでを目安に何度か生えかわりながら、髪質もくせも変わっていきます。

癖が付きやすいのは柔らかいから

お昼寝から覚めたら、髪が総立ちになっていた。髪が絡まるような癖がついていたということもありますよね。

赤ちゃんの毛が細くて柔らかいがゆえに、ベビーベッドなどの上でコロコロ寝がえりをうったりしているうちに、汗もかきやすいので、髪に癖がついた状態になるのです。

思春期を境に髪質が変わる

だんだんと大人と同じような毛になった後も、子供の髪は思春期を境にまた変化します。
思春期に分泌されるホルモンの働きで、髪が濃く太くなっていくのです。

そして、髪の毛母細胞もしっかりと育ち、大人同様の髪が生えてくるでしょう。
そうなると、髪質がしっかりしてくるので癖がつきにくくなってきます。

しかし、くせ毛だった子が、急にストレートになったり、また逆にストレートだったのにくせ毛になったりというケースもあるので、一概に大人になるとくせ毛が治るとは言いきれません。

坊主にするとくせ毛が治るって本当？

赤ちゃんのくせ毛を気にしているお母さんの中には、真剣に信じている人も多いのですが、残念ながら事実無根です。

赤ちゃんの時に坊主にすると、柔らかいくせ毛が目立たなくなり、毛が生えそろう頃には、髪質が坊主にする前よりも、しっかりしてくるのでそう感じるだけなのです。

逆に坊主にしてしまうことで、赤ちゃんのデリケートな頭皮に刺激を与え、傷つける可能性もあるので避けた方がいいでしょう。

赤ちゃんの髪の毛は、産毛の状態で毛母細胞が未発達な為、癖がつきやすいという訳ですので、あまり心配する必要はありません。

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