くせ毛は直せる！くせ毛の意外な原因と対策 | 【頭美人】

ブラッシングが効果的？くせ毛の原因と対策とは

生まれた時からストレートヘアの人には分からない悩み・・・うねうねしたり、ちりちりしたり、雨の日は広がったりと、スタイリングの邪魔にもなってしまう「くせ毛」。

髪のスタイリングが決まらないと、1日中憂鬱だったりしますよね。

そこで、

・くせ毛の原因とタイプ
・くせ毛を改善する方法

をご紹介。

くせ毛でお悩みの人は、まず自分のくせ毛の種類と原因のタイプを特定しましょう。

その上で、くせ毛を改善する方法をチェック。

くせ毛の悩みを解決して、湿気の多い季節も、毎日快適に過ごしましょう。

くせ毛の原因は「先天的」「後天的」の2種類

くせ毛の原因には、

・生まれつきの「先天性」
・髪質変化などの「後天性」

の2種類があります。

先天的な原因のくせ毛

生まれつき髪がくせ毛の場合があります。
いわゆる天パ（天然パーマ）です。

これは髪を構成するタンパク質の結合が直毛と異なることによって起きます。

また、先天性で髪がうねるもう1つの理由は、髪が生えている「毛穴の歪み」にあります。

通常、真っ直ぐな毛穴が少し曲がった状態になっており、その曲がった毛穴を通過して髪の毛が生えてくるため、うねうねした「くせ毛」になってしまうのです。

毛穴の曲がり具合には個人差があります。

くせ毛だと毛穴が全て曲がっている、という訳ではありません。

ほとんどの場合は曲がった毛穴と真っ直ぐな毛穴が混在しており、全ての毛がくせ毛になる事はあまり無いのです。

後天的な原因のくせ毛

一方、後天的なうねりは、髪の内部の成分である、「コルテックス」がねじれていることが理由でうねりが生じます。

このコルテックスがねじれる原因は、髪の傷み、栄養不足、ホルモンバランスの乱れといった、髪の状態を悪化させることにあります。

カラーリングやパーマのかけすぎ、ヘアアイロンの使いすぎなどによる「髪へのダメージ」はくせ毛の後天的原因になります。

特に遺伝でもなく、小さい頃はストレートヘアだったという方は髪のダメージが原因となっている場合が多いです。

もともと先天的くせ毛の方も、髪のダメージが原因でうねり方が悪化する事があるので注意しましょう。

また、十代半ばの、第二次成長期になると髪質が変わる場合があります。

これは成長期となり髪も太くなったことによって毛穴の微妙な構造の歪みがくせ毛を作ってしまうことが考えられます。

つまり前項目で解説した毛穴の構造によるくせ毛です。

このように思春期の時期に後天的にくせ毛が発生することは稀にありますが、多くの場合、くせ毛は先天性のものです。

あなたはどのタイプ？くせ毛のタイプ4つ

日本人の髪は白人や黒人と比べて、一本一本は太くコシがあるけど髪全体の量は少なめ、という特徴があります。

このような特徴から直毛が多いようなイメージがありますが、実は日本人の半数以上がどこかの箇所にくせ毛、いわゆる縮れ毛であるという統計もあるそうです。

くせ毛と一言でいっても、ちりちり、広がる、ゴワつく…など様々な種類があります。

自分がどのタイプのくせ毛なのか確認してみましょう。

1.髪がうねって広がる「波状毛（はじょうもう）」

日本人に一番多いとされるくせ毛のタイプです。

文字通り波のように髪がうねり、湿気によって広がる性質もあります。

2.髪がちりちり縮れている「縮毛（しゅくもう）」

髪がちりちりと小さく縮れていて、アフロヘアやパンチパーマにも似たくせ毛です。

世界的には黒色人種の人に多いタイプです。

3.枝毛や切れ毛が多い「連球毛（れんきゅうもう）」

髪の内部構造に、細いところと太いところができ、玉のように連なっている状態です。

うねりやちぢれがないため一見くせ毛とはわかりにくいですが、枝毛や切れ毛が多いという特徴があります。

また髪を触るとザラザラ・ボコボコしているのも特徴です。

日本人には比較的少ないタイプのくせ毛です。

4.髪の内部構造がねじれている「捻転毛（ねんてんもう）」

髪の内部構造がねじれている状態になっているくせ毛。

直毛に見えることも多いですが、髪が傷みやすく、ゴワつき・広がり・毛先のハネが出やすいのが特徴です。

【原因とタイプ別】くせ毛の改善方法

最近はパーマをかけて自然なくせ毛っぽくするのが流行りですが、髪が長めの女性で、自然な直毛を保ちたいという人も多いでしょう。

くせ毛の原因が先天的なのか、後天的なのか。

くせ毛のタイプが「波状毛」「縮毛」「連球毛」「捻転毛」のどれなのか。

原因とタイプ別に、くせ毛を改善する方法を具体的にご紹介します。

「遺伝」など先天的なくせ毛には、タイプに合った一次的くせ毛対策

クセ毛は遺伝の影響を強く受けるので、両親や親族にくせ毛の方がいるとくせ毛になる可能性が高まります。

これは、生まれつきのため、縮毛矯正などで一時的にストレートにすることができますが、うねりを根本的に直すことはできません。

自分のくせ毛のタイプに合った対策をしましょう。

「髪のダメージ」など後天的なくせ毛には、生活習慣や頭皮環境の改善

髪のダメージによるうねり方の悪化や後天的なくせ毛は、髪の毛や頭皮を健康な状態に戻してあげれば改善できます。

また、現在では、ストレスや生活習慣の乱れによって後天的にくせ毛になる方も多いので、ストレートヘアを維持したい方は十分に気をつけるようにしましょう。

日々のヘアケア、頭皮マッサージを意識するようにしましょう。

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ストレートパーマや縮毛矯正をあてる

髪のうねりやちりちりといったくせ毛には、ストレートパーマや縮毛矯正が効果的です。

「波状毛」でうねりの度合いが軽い場合は、ストレートパーマで解決することもあります。

「波状毛」でもうねりが強い場合や、「縮毛」の場合は、効果の強い縮毛矯正がおすすめです。

一方「連球毛」や「捻転毛」は髪の内部構造が均一でないため、パーマや縮毛矯正の効果は出にくいです。

くせ毛用シャンプーを使う

シャンプーの中には、くせ毛の改善を目的としたものが多くあります。

髪を潤すアミノ酸系や、くせ毛の原因となるコルテックスのねじれを改善するシャンプーがおすすめです。

髪の内部構造に原因がある「連球毛」や「捻転毛」や、髪のダメージなど後天的原因のくせ毛改善には、特に高い効果が期待できます。

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くせ毛の内部補修ができるトリートメントをする

髪の内部構造に原因のあるくせ毛には、髪内部を補修・保湿するトリートメントが効果的です。

特に「連球毛」や「捻転毛」は、トリートメントで切れ毛・ゴワつき・広がりなどの改善が期待できます。

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くせ毛を活かしたスタイリングをする

くせ毛をまっすぐすることにこだわらず、くせを活かしたスタイリングも効果的です。

たとえば「波状毛」は、うねりを活かしてウェーブヘアにする方法があります。

毛先に軽くパーマを施すことで、より自然なウェーブをつけることができます。

またワックスなどで毛先に流れをつけて、うねりをうまく活かす方法もあります。

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ブラッシングでくせ毛を改善

やはり、そんなにお金をかけられないという人もいるでしょう。そんな方には「ブラッシング」がおススメです！

ブラッシングはただ、髪を梳かすだけが目的ではありません。

髪についた汚れを落としたり、頭皮マッサージ効果があったりと髪や頭皮の健康には欠かせない事なのです。

最近は寝癖がついた時だけ、スタイリングの時だけと気になった時しか使わない方も多くなってきていますが、ブラッシングは毎日するのが基本です。

即効性はありませんが、継続してブラッシングする事によってくせ毛を改善することが可能です。

くせ毛でブラッシングする際は摩擦に気をつけてください。

特に「連球毛」や「捻転毛」の人は、ブラッシングだけでも髪がプチプチと切れてしまいがち。

ブラッシングのし過ぎには注意してください。

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レイヤーを入れたカットでくせ毛を抑える

美容室でカットをしてもらう際、髪にレイヤーという段を入れてもらうと、髪の広がりを抑えることができます。

くせ毛のタイプに限らず、髪の広がりに悩んでいる人に効果的なカット方法です。

ショートではなくロングヘアでくせ毛を伸ばす

くせの出方は、髪の長さによって大きく異なります。

その理由は、髪の重量にあります。

髪の重量が少ないほどが大きくなり、重量が大きくなるほどくせが小さくなります。

髪に重量がある場合、その重力によってくせが抑えられるからです。
そのため、髪の長さが短い前髪は、特にくせが目立ちやすく、スタイリングが難しくなりやすいです。

特に「波状毛」「捻転毛」の人は、髪を伸ばして重量を大きくすることで、髪が自然に伸ばされる特徴があります。

くせ毛を自然になおしたい人は、ショートではなくロングヘアにするのもポイントです。

まとめ

気になるくせ毛の悩みを解決するには、まずは自分のくせ毛の原因とタイプを知ることが大切です。

自分のくせ毛に合ったシャンプートリートメントを使ったり、パーマを当てたり、スタイリングに気を配るだけで、くせ毛の悩みはずいぶん解消できます。

最近ではくせ毛っぽくパーマする髪型が流行っており、くせ毛は髪の個性の一つです。

美容師に相談すればきっとくせ毛を活かした素敵な髪形に仕上げてもらえるでしょう。

くせ毛とうまく付き合って、自分らしい素敵なヘアスタイルを見つけてください。

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