子供の髪はなぜ「しらみ」になるの？ | 【頭美人】

子どもに多いしらみ、怖いですよね

「しらみ」の中でも子供に多いのは、アタマジラミが原因であることがほとんどです。

しかし、近年親である大人がしらみに対する知識不足で症状が悪化するまで気付かないという傾向も増えてきています。

子供が異常に頭を掻きむしるなどの普段と違う行動をしていたら要注意ですよ。

「しらみ」の原因

保育園児、幼稚園児、小学校の低学年の子供がかかりやすい「しらみ」ですが、一番多いのは６歳前後だと言われています。

しらみが移るの原因として3つの要因が考えられます。

頭をくっつけて遊ぶことが多い

しらみは毛と毛が接触することによって感染する為頭をくっつけて、もみちゃくになりながら遊んでいるうちに、しらみの成虫が移動してしまうのです。

洗髪が不完全

子供が髪を自分で洗いたがるようになると、慣れない手つきで洗う為、十分に髪を洗う事が出来ません。そこで、しらみが髪の中に残り、だんだん増殖していくのです。

特に髪が長い女の子は、注意が必要です。

ブラッシングやドライヤーをしない

ブラッシングは、しらみの卵や成虫をすきとる働きをしてくれます。

また、ドライヤーの熱は、しらみを駆除することもできるのです。

「しらみ」対策と駆除方法

髪が直接触れるだけでなく、寝具・タオル・帽子などを共用することでも、しらみは感染します。その為、これらを共有することは避けておきましょう。

1匹でも感染してしまうと、髪に卵を生みつけられるので繁殖してしまいます。

また、プールも感染源としてリスクが高く、一緒にプールに入っただけで感染することもあります。

ただし、授業の場合は避けられない為、プールに入った日の夜は、念入りにブラッシングし、髪の根元までしっかりと洗髪した後、ドライヤーをかけるようにしましょう。

万が一感染した場合枕カバーやシーツは毎日洗濯し、さらにアイロンをかけましょう。

また、しらみの住処を減らすという意味で出来るだけ髪は短くすることをお勧めします。

女の子でも、ショートカットにすることで随分としらみの数は減ってきます。

しかし、これだけでは完全な駆除は難しい為、薬などを使うのも1つの手です。

しらみ駆除のスミスリンパウダーとスミスリンシャンプーが有効です。どちらも薬局で手に入りますよ。痒みがなくなってきたら、効果が出ていると解釈すればいいでしょう。

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ただし、これらの薬はしらみを駆除することが目的なので、新たなしらみを寄せ付けない為に寝具などの共用は避けてくださいね。

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