寒い日こそ発汗して頭皮ケアしよう！ | 【頭美人】

寒い日に汗をかくことが髪にいい理由

気温が下がると、人間の体はその寒さから身を守ろうとして血管が収縮します。

血管の表面積を狭めることで、体温が下降してしまうことを防ぐ指令を送ります。

ただ、体温を維持しようとするあまり、血管が収縮した状態が続いてしまうと、血行状態が滞ってしまいます。

簡単に言えば、広い大きな川から狭くて細い川に血流が変化したような状況になっています。

老廃物が血中に含まれていると、それだけ血液の流れが悪くなります。

そこで汗をかくことで、老廃物が外部に排出され血の巡りも良くなるというわけです。

発汗は体温調節の意味合いだけでなく、老廃物の除去や毒素の排泄、蠕動活動の活発化などに大いに役立っています。

冬場の方が特に血管が収縮しやすいので、体を動かすことで体温を上昇させ血管の拡張化を図ることが、毛細血管を含んだ体全体の血液循環の正常化に効果が期待できます。

夏場はもともと気温が高いですから、血管が縮小することはありません。
しかし気温が低い冬は自ら体を動かして体温は上昇させないと、血流の変化も生まれません。

髪に良い影響を与える健康的な発汗方法とは

有酸素運動

髪に良い健康的な運動として有酸素運動が挙げられます。
有酸素運動といえばマラソンやサイクリング、縄跳び、水泳などが挙げられます。

無酸素運動の筋力トレーニングなどと違って筋肉に急激な負荷がかかるわけではないので、中高年の方でも取り入れやすいトレーニング法です。

徐々に体の温度も上昇し、20分程度動くだけで発汗作用が生まれてきます。

体内に酸素を取り入れながら運動するので、脂肪燃焼効果があってダイエットにも効果的です。

体全体の血流促進効果がありますので、毛細血管だけ刺激を与えるよりよっぽど効果があります。

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サウナ

そして、もう一つ効果が期待できるものがサウナです。

サウナが直接、髪に良いというわけではありませんが、頭皮に滞留してしまった酸化した皮脂を柔らかくする働きがあります。
その結果、毛穴に詰まった汚れの除去や頭皮の硬化を防ぐ効果が期待できます。

サウナに入った後にそのまま汗を放置していては意味がありません。

しっかりと汗を洗い落とし、シャンプーで頭皮を洗浄することで効果が期待できます。

特に頭皮の脂漏性皮膚炎になりやすい方や、頭皮が硬くなりがちな方に向いている発汗方法です。

どのような方法で汗をかくにしても、しっかりとタオルやハンカチを用意し頭皮の皮脂や汗を拭き取ることがポイントです。

寒い日にも汗をかいて頭皮ケアしましょう。

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