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頭皮の痛みの原因と対策
頭皮が痛いのは「できもの」が原因?
The sore scalp "blotch" cause?
シャンプーは何度もやると逆効果ですよ
頭皮に痛みを感じる場合、頭皮にできたできものが原因で、痛みを感じることがあります。
頭皮のできものの原因にはいくつかのタイプがありますので、原因に合わせた改善方法が必要です。
目次
頭皮にできものができてしまう原因
頭皮のできものには様々な原因があります。
頭皮の「できもの」の原因① 雑菌の繁殖
シャンプーの洗い残しで、皮脂汚れで毛穴が詰まってしまい、毛穴の中に雑菌が繁殖してできものができてしまいます。
頭皮の「できもの」の原因② 髪の洗いすぎ
洗髪をし過ぎて頭皮に負担をかけてしまった為にできることもあります。
皮脂は最低限必要なので、髪を洗うのは1日1回程度が望ましいです。
頭皮の「できもの」の原因③ 髪の洗い残し
髪の洗いすぎは良くないですが、逆に洗い残しがあり、タイプ、シャンプーやリンス、整髪剤に含まれる化学成分が、毛穴を詰まらせてできてしまいます。
頭皮の「できもの」の原因④ 紫外線
紫外線によって頭皮が傷つけられ、できものができます。
これらのできものは、痛みの他に、かゆみを感じることもあるので、無意識のうちにかきむしってしまい、できものが悪化したり、瘡蓋(かさぶた)ができてしまったりすることもあります。
頭皮の「できもの」の種類
頭皮の「できもの」の種類① 頭皮にきび
頭皮と顔は1枚の皮膚で繋がっているので、頭皮も顔と同様ニキビができます。毛穴に皮脂が詰まることで炎症を起こし頭皮ニキビとなります。
頭皮ニキビの発生要素には、洗髪方法、生活習慣、アクネ菌の増殖が考えられます。
頭皮の「できもの」の種類② 毛包炎(もうほうえん)
毛包炎とは、炎症をおこしている毛包に黄色ブドウ球菌が付着することで化膿し、髪の根元でニキビのような状態になり、毛包に発生する感染症です。
頭皮の「できもの」の種類③ 脂漏性湿疹
脂漏性皮膚炎は、過剰に分泌された皮脂のせいで、頭皮に常在している菌が増殖してしまうことで頭皮が炎症を起こし、湿疹ができるという頭皮湿疹です。
頭皮の「できもの」の種類④ 乾燥性湿疹
乾燥性湿疹は、洗浄力の強いシャンプーなどの影響で、皮脂が乾燥しすぎるため頭皮にできる湿疹です。
頭皮の「できもの」の種類⑤ アレルギー性湿疹
アレルギー性湿疹は、アレルゲンとなる物質に対して、頭皮が防衛の為に発症させる湿疹です。
頭皮の「できもの」の種類⑥ 接触性皮膚炎
接触性皮膚炎は、シャンプー剤やパーマ剤、カラーリング剤による刺激で発症する頭皮湿疹です。
頭皮のできものを予防するには
頭皮を清潔に
皮脂汚れによる頭皮のできものを改善する為には、頭皮を清潔に保つことが大切です。
丁寧にシャンプーすること、シャンプー剤が頭皮の残らないよう、十分にすすぎをすることを心掛けましょう。
また、指を立てて指先に力を入れて髪を洗うと、頭皮に負担がかかってしまい、できものが悪化する恐れがあります。
指の腹を使って頭皮を洗うようにしましょう。
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できものがひどくなってしまっている場合には、皮膚科を受診し、薬を処方してもらうこともできます。
洗髪のし過ぎは逆効果
洗髪のし過ぎが原因のできものの場合は、シャンプーをする回数を減らす必要があります。
例え頭皮や髪にトラブルがなかったとしても、シャンプーは1日1回が限度です。
皮脂はできものの原因にはなりますが、頭皮の健康を保つ為には、必要な成分なので、皮脂の取り過ぎは、頭皮に負担をかけてしまうのです。
頭皮用ローション
そして顔の肌と同じように、頭皮も十分に保湿されていないと、健康な状態を保つことができませんので、シャンプーの後には、頭皮専用のローションを使って、保湿しましょう。
頭皮専用のローションの中には、皮脂と近い成分を含んだ製品もありますので、皮脂の取りすぎで負担がかかっている頭皮には効果的です。
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整髪剤
シャンプー、リンス、整髪剤に含まれている化学成分が原因のできものの場合には、化学成分が使われていない、もしくは少ししか使われていないシャンプー、リンスを使うことをお勧めします。
多くのシャンプーやリンスには、使い心地や見た目を良くする為、長期保存する為に合成界面活性剤や香料、着色料が配合されていますが、製品を安価にする為、石油が原料の化学的な成分が使われているのです。
石鹸からできているシャンプーや、オーガニックシャンプーなどは、化学的な成分を使った製品に比較すると効果的で、頭皮への負担は確実に減少し、使い続けることで健康な頭皮になります。
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整髪剤などが原因の場合には、メイクをクレンジングで落とすのと同じように、整髪剤の成分が、頭皮に残らないよう、丁寧にシャンプーしましょう。
頭皮のできものを治療するには
脂漏性皮膚炎やアレルギー性湿疹は、ステロイド剤が皮膚科から処方されることもあるので、グリチルレチン酸の持つ、抗炎症作用や抗アレルギー作用が有効です。
乾燥性湿疹や、接触性皮膚炎による頭皮湿疹の場合は、まず初めに刺激の強いシャンプー剤を使わないこと、パーマやカラーをしばらく控えることで様子を見ることをお勧めします。
「グリチルレチン酸」とは
「グリチルレチン酸」とは、甘草という植物から抽出された成分です。
甘草は古くから薬用成分として利用されてきたマメ科の植物で、炎症、痛み、内臓や筋肉の痙攣、咳を抑える作用と解毒作用がある為、胃痙攣、胃潰瘍、胃痛、十二指腸潰瘍、咽喉痛などの治療に使われるほか、甘味料としても使われています。
この甘草から抽出されたグリチルレチン酸は、甘草の甘みの主成分であるグリチルリチンの誘導体で、抗炎症作用と抗アレルギー作用がある為、慢性肝炎、抗アレルギー薬、風邪薬など医薬品やニキビ治療、美白などの目的を持った化粧品にも使われています。
しかし、強い作用であるため、薬事法で配合量が規制されている成分であり、ステロイド作用もあると言われています。
従って継続的にグリチルレチン酸が配合されている医薬品を使用する場合は、医師の指導が必要です。
効果的な薬の塗り方について
シャンプーをして清潔な状態の頭皮に薬を塗るのですが、シャンプー後すぐの頭皮は皮脂が取り除かれ、ダメージを受けやすい過敏な状態になっていますので、30分ほど時間をおいてからつけるようにしましょう。
また、薬が浸透するように、こすったりすることは絶対に避けて下さい。頭皮に負担をかけ、かえって炎症が悪化してしまいます。
有効成分は、つけるだけで自然に毛穴から吸収されていきますので、頭皮にそっとのせる程度で十分効果は現れます。
頭皮につけやすいよう、スプレータイプもありますので、つけたらこすらないことに気をつけましょう。
意外と気づいていない頭皮の傷
頭皮のできものを予防するには頭皮を傷つけない事がとても大切なのですが、頭皮は知らず知らずのうちに傷がついている場合があります。
ですので、頭皮に傷がついてしまう原因と予防方法を解説します。さらに傷ついてしまった際の対処方法も合わせて説明します。
頭皮の傷の原因と予防方法
頭皮が傷つく原因には「自分の爪による掻き傷」「紫外線やドライヤーによるダメージ」が考えられます。
自分の爪による掻き傷
頭部にかゆみが感じられた場合は、強めに掻いていることが原因になります。またシャンプーの際に爪を立てて洗う癖がある方も頭皮を傷つけている恐れがあります。
爪によって頭皮を傷つけないためには、爪を立てた状態で頭皮を触らないようにすることが大切です。
特にシャンプーをする際には、爪ではなく指先でマッサージをするように頭皮を洗うと傷つくことを予防しながら、汚れを綺麗に洗い流すことができます。
また小指は爪があたりやすいので、使わずほかの8本の指で洗うとよいです。
紫外線やドライヤーによるダメージ
紫外線やドライヤーなど外部からのダメージも頭皮を傷つけます。
紫外線は外出時に帽子をかぶることで予防できます。
ドライヤーは同じ個所にあて続けないことと、頭皮から距離をとってあてることがダメージ予防になります。
頭皮が傷ついてしまった際の対処法
頭皮が傷ついてしまった際の対処法は症状の重さによって変わります。炎症や出血といった症状が出ている場合は皮膚科での診察を受けることをおすすめします。
皮膚科で処方される塗り薬や内服薬は、即効性が高く早期治療に適しています。
しかし症状が浅い場合は安静にしていると回復します。その間できるだけ頭皮を傷つけないようにしていれば自然に回復することも可能です。
早い段階でケアする事で頭皮のできものを予防していきましょう。

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