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頭皮の赤みの原因と対策
赤い頭皮の原因と正しい治療方法
Treatment for Red scalp
赤い頭皮には原因がいくつかあり、適切な治療方法を見つけることが大切です
頭皮の症状にはいろいろありますが、見た目ですぐわかる症状として頭皮の赤みがあります。
頭皮は、皮膚の一部ですので、体中の皮膚と同様に炎症を起こし湿疹ができたりします。
頭皮が赤い場合、いくつかの原因が考えられます。
頭皮は血管が細く本来は白い状態が正常です。
頭皮が赤いということは、頭皮が炎症を起こしている状態で、頭皮の角質に異常があったり、フケが出やすくなっていたり、脱毛しやすくなったりといった症状も見られます。
健康な頭皮とは
健康的な頭皮は青白い色をしています。水分や皮脂のバランスが良く、頭皮が適度に潤っている状態です。
毛穴にも、皮脂が溜まっていないため、皮脂の酸化からくるイヤな臭いも感じられません。
また、健康な頭皮は血行が良いという特徴があります。
髪の毛を作り出す源である栄養素は、血液と共に運ばれてくるため、血行が良いと栄養素が豊富にあるので、薄毛や脱毛に悩まなくて済むのです。
頭皮の赤みの原因
頭皮の赤みは炎症が原因で、それは刺激や感染等によって起こるので、その原因となりうるものは、取り除いて様子をみていくことが大切です。
たとえ薬で治療したとしても、原因となる刺激が取り除かれていなければ、根本的な解決にはなりません。
炎症による頭皮の赤みには様々な原因があります。
頭皮の赤みの原因① 尋常性乾癬
頭皮の赤みの原因の一つとして、尋常性乾癬(炎症性の角化症)があります。
頭皮が刺激や圧迫、摩擦などを受けることによって次第に角質が厚く固くなっていき、そのときの症状として炎症が起きると、頭皮に白っぽい厚いかさぶたが頭皮に出来てしまいます。
同時に刺激を受けやすい肘や膝にも同じような症状が現れることがあります。
ヘアバンドや帽子の縁などがあたりの刺激を受けやすい頭髪の生え際などに多くみられます。
白っぽいかさぶたは、大量のフケ発生の原因にもなります。
頭皮に湿疹・皮膚炎がある場合も、全身の皮膚と同様に頭皮が赤みを帯びてきます。
この場合はかゆみがあり、よく見るとぶつぶつや水疱(小さな水ぶくれ)ができています。
特に頭は皮脂分泌が盛んなところなので、頭皮は赤くなり、粉をふいたようになったり、薄いかさぶた状のフケができたりするのが特徴です。
頭皮からの皮脂分泌が異常になったり、細菌感染によって起こりやすいといわれています。
頭皮の赤みの原因② シャンプーの成分が原因
シャンプーの成分浸透率が強いか、成分自体が合っていない可能性が高い可能性もあります。
シャンプーを変えた時期と、かゆみや湿疹の症状がでてきた時期が近い場合は注意が必要です。
特に刺激が強いと言われているシャンプーはアルコール系のシャンプーです。
洗浄力は強くて期待できるのですが、頭皮への刺激が強く、肌に合わないというトラブルが多く聞かれるシャンプーです。
泡立ちが強く、皮脂の分泌が激しい方には向いているシャンプーですが、逆にいうとデリケートな体質の方や敏感肌の方には向いていないシャンプーです。
アルコール系シャンプーには、界面活性剤という汚れを落とす成分が配合されているのですが、この成分が頭皮の刺激を与えている可能性が高いです。
具体的には、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸アンモニウムなどが配合されていると注意が必要です。
頭皮の赤みを感じている方は、このようなシャンプーを使用していないかチェックしてみましょう!
頭皮の赤みの原因③ シャンプーのやり方が原因
頭皮に赤みのある場合は洗髪にも気をつけましょう。
頭皮が炎症を起こしている状態なので、ごしごし刺激したり、フケや皮脂をかきだそうと爪を立てて洗ったりしてはいけません。
シャンプーの原液をそのまま髪につけるのではなく、手のひらで泡立ててから、指の腹でやさしく頭皮をおさえるような形でシャンプーをしていきます。
また、シャンプーの成分が刺激になる可能性があるので、洗髪後はしっかりと刺激のすくないぬるめのお湯ですすぐことが大切です。
頭皮の赤みの原因④ 整髪料が原因
皮脂分泌異常が原因の場合もありますので、油性の整髪料を使ったり、ヘアトニックをつけたりすることは控えましょう。
頭皮の角質が硬い場合は、赤みが治まってから、指の腹でやさしくもんだり押し上げるような形でヘッドマッサージをして頭皮をやわらかくしていく事が大切です。
頭皮の赤みを抑えるシャンプーの種類
頭皮の赤みには、低刺激のアミノ酸系シャンプーが最適です。
アミノ酸系のシャンプーは髪の生成に役立つ亜鉛が多く入っているシャンプーが多いです。
そのため、使用することで髪の育毛には欠かせないタンパク質を育てることができます。
洗浄力は決して特別強いわけではなく、頭皮状態を正常なものにしてくれるので、頭皮の赤みが目立つ人に向いているシャンプーと言えるでしょう。
オススメのアミノ酸系シャンプー NALOW ナロウ ディープ モイスト
お肌の弱い方にとてもオススメのシャンプーですので、頭皮の赤み気になる方は是非お試しください。
正しいシャンプーの方法
そしてシャンプー選びで、正しいもの選択したら、あとは正しい洗髪方法です。
洗う順番
シャンプーは頭部を2ヶ所に分類して、シャンプーの液体を2回に分けて、手に取って洗うのが理想的な方法です。
具体的には、まず少量を手に取り十分に泡立てて、前頭部を中心に洗髪していきます。
そしてもう一度シャンプーの液体の手に取り、今度は後頭部を洗髪していきます。
洗いムラが出ないように、最終的に髪全体を泡立てるようなイメージでシャンプーをしてきます。
成分が頭皮の全体に行き渡るようなイメージをしながらマッサージをしていくとよいでしょう。
すすぎ
十分にシャンプーが行き渡ったと感じてから、洗い落としていきます。洗い落とす際も、できればぬるま湯か、温かいお湯で洗い落とすようにしましょう。
冷たい水だと頭皮の血管が収縮してしまい、毛穴が開きにくくなっています。
綺麗に皮脂を洗い落とすなら、ゆっくりと時間をかけてぬるま湯以上の温度のお湯で、洗い落としていくのが理想的です。
早く洗い落そうとして、勢いよくお湯を流して、洗った気にならないように注意しましょうね!
頭皮の赤みの改善方法
頭皮の赤みを改善する方法としては、悪化させない生活習慣やヘアケア、薬をはじめとした治療があります。
悪化させないためにやってはいけないことと言えば、まずは痒くても掻かないことです。
頭皮は薄く非常にデリケートですので、掻き壊すことによりさらに炎症をひどくしてしまいます。
ヘヤバンドや帽子のふちがあたる部分だけに赤みが見られる場合は、接触性炎症による可能性が高いので、ヘヤバンドや帽子の使用をやめるなどの工夫が必要です。
頭皮の赤みを改善する生活習慣
頭皮は1ヶ月ほどで新しい細胞に生まれ変わります。頭皮に良い生活習慣を続けることで、健康な頭皮を保つことが出来るのです。
頭皮の赤みを改善する生活習慣① 洗髪習慣
夜、就寝前にはシャンプーをして、1日の汚れを落とすようにしましょう。
頭皮は身体の中でも皮脂の分泌量が多く、放っておくと毛穴を詰まらせる原因となってしまいます。
よく泡立てたシャンプーで、頭皮の毛穴を洗うつもりでシャンプーすると、頭皮がきれいになりますよ。
反対にリンスやトリートメントは、頭皮につくと毛穴を詰まらせてしまうので、頭皮に付かないように気をつけましょう。
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頭皮の赤みを改善する生活習慣② 食習慣
頭皮の血行を促すビタミンEや、頭皮を作るコラーゲンの生成を助けるビタミンC、細胞の分裂を整えるビタミンAは、健康的な頭皮作りには欠かせない栄養素と言えます。
ビタミンEはアジやウナギ、カボチャに、ビタミンCは柑橘類に、ビタミンAはレバーや緑黄色野菜に多く含まれる栄養素です。
頭皮の赤みを改善する生活習慣③ 睡眠習慣
夜更かしは、頭皮にとって悪影響を与えます。頭皮の新陳代謝が活発に行われるのが、夜10時から深夜2時の間だからです。
この時間帯までにシャンプーで頭皮を清潔にして、熟睡することをオススメします。
頭皮の赤みを改善する生活習慣④ 運動習慣
適度な運動を取り入れることで、頭皮の血流量を増やすことができ、頭皮が必要とする栄養素を届けやすくなります。
運動でストレスを感じると、皮脂を過剰に分泌してしまいますので、自分に合った運動を見つけてくださいね。
生活習慣を見直すだけで、頭皮ケアにつながります。頭皮の色が、赤や白、黄色だという人は、頭皮環境が整っていない状態です。
生活習慣を改善して、健康的な青白い頭皮を目指してみましょう。
薬での治療方法
いくらシャンプーや生活習慣を変えても頭皮の赤みが治らない場合は治療が必要になってきます。
薬の治療としては、湿疹・皮膚炎の場合は、炎症を抑えかゆみを鎮めるということから、ステロイドの外用剤がよく用いられます。
洗髪して頭皮の皮脂を洗い流してから、ステロイド外用ローション等をつけましょう。
しばらく使用して改善しないようでしたら、医師や薬剤師等の専門家に相談することが大切です。
ステロイドは、症状に合わせ、弱いものから強いものまで使い分ける必要があり、さらには細菌の感染により炎症を起こしている場合もありますので、悪化するような場合や、なかなかよくならない場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。
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