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頭皮のにおい発生の原因と対策
頭皮からの大量の汗!原因と正しい対策・予防法
A large amount of sweat from the scalp! Causes and prevention methods
頭皮から出る汗を予防するにはどうしたら良いんでしょうか
“少し運動しただけで頭から汗がだらだらと流れ、髪の毛がびしょびしょになってしまう人がいる横で、同じ運動をしているのに全く髪の毛が濡れていない人がいる。”
夏の時期は特にこんな光景をよく目にするはずです。
頭皮に汗をかきやすい人とそうでない人にはどのような違いがあるのでしょうか。
頭皮に汗をたくさんかくことで、ヘアセットが崩れてしまったり、女性であれば化粧も崩れてしまいます。
今回は、それぞれの体質の違いについてご紹介します。
また、体質の改善方法や汗をかかないための注意点も説明するので、是非参考にしてみて下さい。
目次
なぜ、頭皮から汗が出るのか?
頭皮は髪の毛がたくさん生えていて、それだけ毛穴が多く存在します。
毛穴付近には汗が出る元となるエクリン汗腺とアポクリン汗腺というものがあります。
これらの汗腺は、皮下組織に存在するため、普段人間が目にすることはありません。
この汗腺は主に体温調節を行う機能があり、体温が上昇するとともに汗を排出して体の温度を一定に保とうとします。
頭皮だけでなく、身体中にこの汗腺は存在しますが、特にアポクリン汗腺の方は毛穴から排出されるため、頭皮はより一段と汗をかきやすいということが言えます。
これは、頭という部位が人間が生きる上でもっとも重要な部位であるため、温度を上げすぎないようになっているからです。
髪の毛が生えているのも、頭部を外的な刺激から守るために生えていると言われていることからも納得できるでしょう。
頭皮に汗をかきやすい人とそうでない人の違い
汗は体内の温度を調節するためにかきます。
季節によって変化する気温や室内温度に対応するため、汗をかくことによって身体を冷やします。
そのため汗をかくことは決して悪いことではありません。
汗をしっかりかくことができるということは、体温調節機能が正常にはたらき、新陳代謝も活発に活動しているからです。
逆に汗をかきにくい人は、体温調節機能や新陳代謝に問題がある可能性があります。
汗の量が異常に多い場合は多汗症かも…!
汗をかくことは健康な証拠ではありますが、量が多すぎる場合は多汗症が考えられます。
多汗症には局所性多汗症と全身多汗症があります。
頭皮からのみ大量に汗をかく場合は、局所性多汗症の一種である頭部多汗症の症状です。
多汗症の原因は交感神経にあります。
交感神経は、汗の分泌と深く関係している自律神経です。
この交感神経が過剰にはたらくと、必要以上に汗をかく症状が出ることがあります。
多汗症の原因と対策
交感神経が過剰にはたらくことによる多汗症は、ストレスと大きく関係しています。
そのためストレスを解消しリラックスすることが、交感神経のはたらきを整えることにつながり、多汗症の改善に効果を発揮します。
ですので、ストレスをためない健康的な生活をおくることが大切になります。
適度な運動と深い睡眠を心掛け、できるだけストレスをためないように、生活習慣を変えることが交感神経の働きを整えることにつながります。
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汗をかきやすいとお悩みの方は、是非意識してみてください!
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頭皮の汗がまねく頭皮トラブル
頭皮からの汗によって頭皮トラブルに繋がることがあります。
発毛障害や抜け毛
汗が酸化してしまうと固まって、やがて角質として表皮の上に滞留してしまいます。
表皮の上に固まった状態になると、それだけ毛穴をふさいでしまい、さらにそれを餌に雑菌が繁殖していってしまいます。
また、頭皮の血行も悪くなってしまうので拍車がかかります。
特に仕事で昼間は整髪料で髪の毛を整えている人は、汗と混ざりあってしまってより血行を悪くしてしまいますので注意しましょう。
これらが、髪の毛が正常に発毛しなかったり、生えていた髪の毛の毛穴が塞がって抜け毛が発症しやすくなる原因なのです。
頭皮の臭い
汗をかいたとしてもすぐに乾かせば、そこまで強い臭いを発生させることはありません。
ただし、汗かきの人は絶えず汗をかいていたりするので、汗が乾く前に次の汗をかき、常に頭皮が湿っているのです。
湿った頭皮は髪の毛に覆われているので通気性が悪く、頭皮にいる常在菌が繁殖しやすい環境となっています。
汗が排出されることで皮脂と重なり、ノネナールという物質が発生します。
ノネナールは臭いの原因となる物質。特に中高年の年代に入ってくると発生しやすい物質で、加齢臭の原因ともなっている存在です。
そのため、汗かきの人は頭皮のいやーな臭いを発しやすくなるのです。
汗はそうした臭いの原因になりますので、できるだけ汗や皮脂を頭皮に残さないことがポイントとなります。
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あせも・湿疹
あせもは背中などにだけできるものだと思っていませんか?
髪の毛に覆われているため見つけにくいですが、同じ皮膚である頭皮にもあせもはできるのです。
そしてそのあせもや湿疹ができることで、頭皮にかゆみがでたり炎症が起こったりしてしまいます。
さらに、汗は毛穴から出るため、汗をかく量が増えると毛穴も広がりやすくなり、ホコリやゴミが毛穴に入り込んで毛穴つまりを起こしてしまうのです。
毛穴がつまると、頭皮の新陳代謝がスムーズに行われないため、髪のコシがなくなったり、細く元気のない髪の毛になってしまいます。
頭皮の汗を抑える6つの方法
胸の上の辺りを強く抑える
胸の上の辺りを強く抑えると頭に汗をかきにくくなるといわれています。
舞妓さんたちは、顔や頭の汗を防ぐために胸の位置に帯や紐を巻きつけて対策しているそうです。
しかし、日常の生活の中で紐を巻くのは難しいかもしれないので、胸の上あたりをぎゅっとつねってみるとよいかもしれません。
左右差がある時には、汗の量が多い方をつねってみてください。
腹式呼吸
腹式呼吸は気分をリラックスさせることができるだけでなく、汗を抑える作用があるといわれています。
交感神経を整えることで、ストレスが改善されて汗が抑えられると前述していますが、ゆっくりと深い腹式呼吸をすると、副交感神経が優位になることで交感神経の働きを抑えることができます。
お腹が膨らむのを意識しながら大きく鼻から息を吸って、鼻から息を吐いてみてください。息を吐く時には、吸った時の倍の時間をかけるのがポイントです。
辛い物を控える
そして食事に関する注意点もあります。唐辛子などの辛い物を食べると汗をかきやすくなるので、頭汗が気になる方は控えるようにしてみるとよいかもしれません。
手作りミョウバン水で制汗!
スーパーなどで売られているミョウバンで、ミョウバン水を作って制汗作用を期待することもできます。
ミョウバンは漬物などに使用するのですが、汗を抑えたり、匂いを防いだりする作用があります。
【作り方】
作り方ですが、ペットボトルにミョウバン15gと水道水500mlを入れて、ふたを閉めてよく振ります。
涼しい場所に1日程度起き、ミョウバンが溶けるのを待ちます。
全て溶けたら、100円ショップなどで売っている霧吹き型の容器につめて頭皮の汗の気になるところに吹きかけてみてください。
制汗に効くツボを刺激する
制汗に効果的な手のツボがありますので、ご紹介します。
合谷(ごうこく)というツボですが、手のどのあたりにあるのかというと、人差し指と親指の骨が繋がっているポイントが手の甲にあります。
親指の骨を手首の方になぞっていくと人差し指の骨と合流しているポイントを見つけられると思いますが、そこが合谷です。
この合谷を刺激してあげることで制汗作用があると言われていますので、試しに頭皮から大量の汗を書いているときは試してみてください!
首筋を冷やす
首には大きな血管やリンパ節など、身体中の体液を循環させるための機能が集中しています。
ですので、首を冷やすことで身体全体の体温を下げることができるので、頭皮からの汗も抑えることができます。
氷を用意したりすることは面倒ですので、飲用で買った冷たいペットボトルを首筋に当てるだけでも効果的です。
頭皮から出る汗の対処方法
頭皮から汗が全く出ないようにするというのは人間のメカニズムとして、不可能です。
汗が出るということはそれだけ体温調節を正常に行おうとしているわけですから、悪い事ではありません。
むしろ汗が出た後の対処法が大切です。
こまめに汗をふく
拭き取ってもまた汗をかいてしまうからといって、そのまま放置するのはNGです。
頭皮が湿った状態が続くほど雑菌は繁殖しやすくなってしまいます。
出先でも頭皮をこまめにふいてあげ、頭皮を乾燥させておく事が大切です。
タオルやハンカチを常備して汗を拭き取るということはもちろんのこと、顔を洗うなどして頭部付近の温度を下げることも大切です。
しっかり髪を洗いましょう
汗をかきやすい方は、自宅に帰ったらできるだけ早くお風呂に入り髪を洗うようにしましょう。
シャンプーをする時に、かかせないのが事前の予洗いです。
ぬるま湯で3分ほど時間をしっかりかけて、ほこりや汗などを洗い流しましょう。そうすることで、シャンプーの量が少なくてもあわ立ち、清潔に保つ事が出来ます。
ただ、シャンプーの回数を増やしたり、洗浄力が強いものに変えたり、シャンプー液を使う量を増やすのは逆効果です。
頭皮に必要な皮脂なども取り去り、あせもなどを悪化させる可能性もあるからです。
シャンプーの種類
そして普段から使用しているシャンプーでもグリチルリチン酸2Kなど抗菌作用のあるシャンプーを使用することで皮脂や汗が酸化してしまうのを抑制する効果が期待できます。
シャンプーで抗菌作用、抗酸化作用などの言葉を聞いたことがあるかと思います。
そういった成分が配合されているものを積極的に使用し、汗が出ても酸化しにくい状態にすることが大切です。
できてしまったあせもは決して掻いてはいけません。掻くことで刺激を与え、かゆみも強くなりますし、頭皮を爪で傷付けてしまうからです。
汗っかきな方は特に頭皮ケアに気を付けましょう!
おすすめの抗菌作用のあるシャンプー KADASON (カダソン)
炭酸ヘッドスパ
汗や皮脂が放置されると、それが酸化して頭皮のにおいにもつながってしまいます。
普段のシャンプーで全てを取り除くのは難しいので、そういう場合はサロンでヘッドスパをやってみましょう!
その中でも炭酸ヘッドスパは、頭皮の皮脂や汗をとるのにピッタリ!
興味ある方は、一度試してみてください。
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暑いからといって冷感スプレーは厳禁!
体につけるタイプや衣服につけるタイプ、スポーツで使うタイプのものを頭皮に使うことはできません。
冷感スプレーは目的に合わせて幾つか種類がありますので、記載されているとおりに使いましょう。
頭皮は体の皮膚よりも保湿機能やバリア機能が低く、トラブルを招きやすくなっています。
体や衣服につけるタイプでも、配合されているℓ-メントールによるひんやり感には個人差があり、刺激の感じ方も人によって異なります。
ですので、かぶれたり、湿疹ができるなど皮膚が弱くて心配な方はあらかじめ少量を試すか、場合によっては使用を避けたりするほうが良いこともあります。
加えて、衣服にスプレーするタイプでも、服を着たままスプレーする時は肌に直接かからないようにしなければなりません。
ですので、刺激に対してよりデリケートな頭皮に、一般的な冷感スプレーを使用することはやめましょう。
頭皮用の冷感スプレーはないの?
頭部の使用する専用の冷感スプレーはあります。
使用感については、髪がベタついたり、ごわついたりすることはなく、ヘアスタイルをそのまま保つことができます。
ドライ冷気と呼ばれる水分を含んでいない冷気が含まれているため、サラサラした仕上がりになるでしょう。
スプレーすると、瞬時に頭を冷やしてクールダウンし、髪にこもった熱を吹き飛ばしてくれます。
爽快感もあるため、気分もリフレッシュできますよ。
香りがあるものは、汗などで気になる嫌な匂いをカットしてくれます。
使用上の注意点ですが、頭部にスプレーする時は低温凍傷になる可能性があるため、肌に直接スプレーしたり、1ヶ所に続けて1秒以上スプレーしたりしないでください。
また、頭皮が弱い人は痒くなることがありますので、あらかじめ試してみましょう。
おすすめの冷感スプレー アイスノン 頭を冷やすスプレー
まとめ
いかがでしたでしょうか。
頭皮に汗を掻いてしまう人と、あまり掻かない人の違いやその対策方法について解説をしてきました。
夏の時期は特に汗を大量に掻いてしまうため、頭皮から大量に汗を掻いてしまう傾向にある人たちは自分の原因を見つけて、しっかりと対策して最適な頭皮環境を整えましょう。
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