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大人よりも危険?子どもの染髪による身体への影響とは
The danger than adults? The effect on the body by children of hair coloring
ヘアカラーで髪色を変えることによって、イメージが明るくなったり、若々しく見えたり、似合うファッションの幅が広がったりするのはうれしいですよね。
最近では、おしゃれの低年齢化が進み、アイドルのように髪を染めている子どもや、ママと子どもが同じ髪色に染めている姿も見かけます。
しかし、子どもも大人と同じようにヘアカラーをしていいのでしょうか。
子どもの髪の状態
人間の髪は生まれてから何度か大きな転換期を迎えながら成長していき、20代でピークを迎えるといわれています。
誕生から1歳くらいまでを幼児毛、13歳くらいまでを小児毛、それ以降を成人毛といい、だんだん太く色も濃くなっていきます。
小学生の子が髪を染めているのをときどき目にしますが、この時期は成長途中の繊細な毛です。
髪内部のたんぱく質や色素が少ないため細くて柔らかく、キューティクルも大人のようにしっかりと重なり合っていません。頭皮から分泌される皮脂も少ないので、外部からの刺激に弱い状態なのです。
子どもの染髪は避けよう
ヘアカラーは、主に脱色剤と酸化染毛剤からできています。
脱色剤に含まれる「過酸化水素」は皮膚や目に強い刺激を与えます。
酸化染毛剤に含まれる「パラフェニレンジアミン」は頭皮の炎症、湿疹、じんましん、腎臓障害などを引き起こす可能性もある非常に刺激の強い成分です。
他にも「アミノフェノール」「レゾルシン」といった刺激成分があります。
これらの化学物質によるトラブルを避けるために皮膚アレルギー試験(パッチテスト)がありますが、子どもはパッチテストをしても必ずしも正確な結果が出ないことがあります。
以上の理由から、子どもが染めたいと言ったから、自分のヘアカラーが余ったからといった安易な理由で子どもにヘアカラーをするのは避けましょう。
今は何ともなくても、アレルギーはある日突然発症することもあります。
小さいころから刺激を与え続けることで、将来薄毛になる可能性も否定できません。
かわいい子どもが一生困ることにならないよう、本人が自分で判断し選択できるようになるまでヘアカラーはせずに、子どもの身体と髪の健やかな成長を見守りましょう。
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