パーマとカラーを同時にする場合の注意点とは？髪を傷めにくいやり方もご紹介 | 【頭美人】

健康で艶のあるサラサラヘアを保ちたいというのは、多くの女性の願いですね。

一方、自分の好みの色やウエーブを付けておしゃれを楽しみたいという気持ちになることも。

そこで皆がされるのはヘアカラーとパーマですが、それってどちらも髪に悪そう。
一緒にするなんてとんでもないと思っていませんか？

それはある意味正しいのですが、適切な方法により同時に施術できる場合もあるんです。

カラーとパーマは同時にできない？

カラーとパーマをやりたい場合は１週間以上空けるのが望ましい

ヘアカラーもパーマも、薬剤の力によって髪の毛に色や形を定着させる技術です。

薬剤の種類にはいくつかありますが、医薬部外品に登録されているものであれば、同時に髪に塗布することはできません。

これはダメージが大きいからで、薬剤の種類によっては法律で禁止されている場合があります。

では、どうしてもカラーとパーマを両方したいという場合、何日ぐらい間隔をあけるのがいいでしょう。
美容院によってさまざまな考え方があるでしょうが、一般的には１週間。最低でも3日は必要だといわれます。

これは、薬剤の成分が髪の毛の内部からも抜けるためには、それぐらいの時間が必要だからです。

ただしコスメパーマなら同時に施術が可能

このように、できるだけ一緒にしない方がいいカラーとパーマですが、パーマに使う薬剤が化粧品として扱われているものであれば、同時に施術することも可能です。

その代表的なのが「コスメパーマ」とよばれるもので、これは髪の毛や頭皮に優しい成分でできているためです。
ただし、長持ちはしにくいということをよく覚えておく必要があります。

一緒に施術するなら、パーマを先に

ではパーマとカラーリングを一緒に行うとして、順番はどうすればいいのでしょうか。
これは、パーマが先です。

一般的に、パーマで使用する薬剤の方がカラーのものより髪への浸透力や影響が強いと言われます。

そこで、色の方を先に入れてしまうと、パーマの薬剤の力でカラーが落ちてしまいます。

せっかく薬剤の影響を考慮して時間を空けて施術してもらったとしても、カラーの色が褪せてしまったのでは何にもなりませんね。

カラーとパーマを一緒に行うという人は当然、美容院に行くことになりますが、お店によって準備している薬剤は違います。

ですから、信頼のおける美容師さんによく相談し、同時施術ができるかどうか、あるいは何日ぐらい開けて再来店したらいいのかアドバイスをもらいましょう。

そうすれば、髪や頭皮への影響を最小限にしたうえで、おしゃれを楽しむことができるでしょう。

ただ、費用の面で、ヘアカラーは自分でやりたいという方もいるでしょう。

美容院でやる場合とセルフでヘアカラーする場合は、どちらが良いのでしょうか？

同時にやるならセルフカラーと美容院のカラーはどっちがいい？

セルフカラーと美容院のカラーでは、主に下記の違いがあります。

染料の成分の違い

色ムラができやすい

セルフカラーだとイメージと違うカラーリングになることがある

頭皮や髪に影響が出ることがある

技術的な違い、もともと使っている染料の違いもあります。

セルフカラーだと、どうしても後頭部や側頭部は確認しづらい部分です。

そのため適度に染料を塗るのが難しくなってしまいます。

そして美容院の場合は元々の髪質や髪色、気候など全て考慮してカラーリングしてくれます。

そのためオーダーしたカラーになりやすいです。

セルフカラーでイメージ通りにするには、相当経験を積まなければ難しいです。

また美容院で使っているカラー剤は明るくなりやすい部分や染まりにくい部分を考慮して、いくつかのカラー剤を使用しています。

それに対し、セルフカラーだと1つだけ使ってカラーリングする方が多いでしょうから、全体的なバランスも悪くなりがちです。

セルフカラーは美容院のカラーより髪を傷めやすいのは本当？

一概に市販カラーリング剤の方が髪を傷めやすいという訳ではありません。

ただ市販されているカラー剤全般的に、保湿作用や抗炎症作用があまり配合されていないものが目立ちます。

その上セルフカラーだと塗布するバランスが悪くなったり、地肌に付きやすいので悪影響を及ぼしやすい可能性が考えられます。

また美容院の場合は薬剤が残らないようにカラー剤をしっかりと洗い落としてシャンプーまでしてくれます。

アフターケアも含めて髪をいたわりながら対応してくれる点で、セルフカラーよりも優れています。

セルフカラーをする時の注意点とは

セルフカラーする際、染まりやすい部分と染まりにくい部分を把握することが大切です。

最初に染まりにくい部分から塗布してきます。

染まりにくいのは襟足や後頭部。
逆に染まりやすいのは前頭部やこめかみ部分です。

そのため後頭部から前頭部にかけて塗布させていくのがお勧めです。

染まりやすい部分は塗布量を少なめにしましょう。

そして髪が細く、柔らかい髪質の場合、染まるのが早いので指定時間よりもやや短めでもOK。

逆に太くて硬い人は指定時間よりやや長めで放置してみましょう。

ただ、やはりセルフカラーの場合は髪にダメージを与えることは避けられません。

そこで活用したいのが、オーガニックヘアカラー剤です。

ダメージレスを目指すならオーガニックのヘアカラー

オーガニックヘアカラー剤は、髪をいたわりながらヘアカラーができると話題のヘアカラーです。

ヘアカラー剤にオーガニック成分が配合されています。

成分には、「ローズマリー」や「キンセンカ」「タイム」「セイジエキス」などのハーブ成分があります。

その他に、オイル成分・小麦プロテインなどがあり、オーガニックヘアカラー剤によって、配合させている成分が異なります。

オーガニックヘアカラーのメリット・デメリット

オーガニックヘアカラー剤の最大のメリットは、髪や頭皮に対するダメージを抑えながらヘアカラーができることです。

またアルカリ成分も抑えられているため、ヘアカラー剤特有の強い匂いが少なく、ヘアカラー施術中の不快感も少なくなります。

デメリットとしては、明るい色に染めにくいという点があります。

オーガニックヘアカラー剤は髪を傷めない？

オーガニックヘアカラー剤は、髪の傷みをケアする成分が配合されているヘアカラー剤です。

しかし、全く髪を傷めないという訳ではありません。

なぜなら、オーガニックヘアカラー剤も通常のヘアカラー剤と同様に、髪の色素を抜いて髪の内側にカラーを浸透させて色付けしているからです。

このような仕組みで色付けするためには、薬剤によってキューティクルを開く必要があります。

そのため、薬剤によるダメージは防ぎようがありません。

また、カラー剤による頭皮のアレルギー症状にも同様のことが言えます。

敏感肌などでカラー剤を使うことで頭皮にアレルギーが生じる方は、オーガニックヘアカラー剤でもアレルギーが出てしまいます。

ですが、オーガニックヘアカラー剤は、通常のヘアカラー剤よりもダメージに対する対策が施されています。

ヘアカラーによる髪へのダメージをできるだけ抑えたい場合には、オーガニックヘアカラー剤が適していると考えられます。

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まとめ

このように、パーマとカラーを同時期にやる場合でも、ダメージを避けることができるやり方は存在します。

パーマやカラーを頻繁にする方は、少しでも髪にダメージを与えないようにして、おしゃれを楽しみましょう！

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