- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 日常のトラブル
- >
- ドライヤーについて
- >
- ドライヤーのCOOLスイッチは何のため?
本ページはプロモーションが含まれています
ドライヤーについて
ドライヤーのCOOLスイッチは何のため?
For what purpose is the dryer's COOL switch?
ドライヤーの冷風って?
髪の毛を乾かしたりスタイリングしたりするときに使うドライヤー。
熱風の温度が高く、風量が多いものほど高性能で、髪も乾きやすいですね。
ドライヤーのスイッチをよく見てください。
「HOT」のほかに「COOL(COLD)」の表示がありますね。
これは、どんなに安価な製品にもついています。
では、なぜ冷風を出す機能が必要なのでしょうか。
もちろん、それにはちゃんとした理由があります。
冷風が必要な理由
実は、髪を守るのに役立つんです
髪の毛の表面には、キューティクルという物質がうろこ状にくっついています。
これが外界の刺激から髪そのものを守るとともに、つやつやした質感の元になっています。
髪をドライヤーで乾かす時、熱風と水分の作用で、このキューティクルが開いた状態になります。
このままブラッシングしたり手ぐしを入れたりすると、髪の毛同士が触れ合い、摩擦で開いたキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。
そこで、冷風を当てることで温度を下げ、キューティクルを閉じて、ダメージを防ぐことができるのです。
ドライヤーの熱風でキューティクルを閉じることにより、髪の内部の水分が逃げにくくなるという効果もあります。
これによって髪の過度な乾燥を防ぎ、髪に艶が出ます。
さらに、キューティクルが閉じることで髪の毛の表面が艶やかになるので、髪同士が絡みにくくもなります。
セットも決まる冷風効果
ドライヤーの温風は、髪を乾かすだけでなく、セットするときにも使います。
髪はタンパク質で出来ています。
このタンパク質に熱を当てると、髪が柔らかくなり、思い通りの形に整えることができるのです。
しかし、温度が高いまま放置していると、髪の毛は元に戻ろうとします。
そこで、冷風を当てて急激に冷やし、髪の固定することができます。
木や竹を細工するとき、炎にかざして曲げ、それを冷水に浸すと形が固定するのと同じ原理です。
この作用を利用すると、髪の毛を押さえて温風→冷風と当ててボリュームを無くしたり、根元に温風→冷風と当てて髪の毛を立ち上がらせ、ボリュームを出したりすることもできます。
他にも、熱風を当てすぎた髪をクールダウンさせるなど、ドライヤーの冷風にはさまざまな使い道があります。
ドライヤーについている機能を上手に使って、美しい髪を保ちましょう。
おすすめのドライヤー SALONIA サロニア
記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
日常のトラブル
日常のトラブル