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秋や冬でも髪と頭皮の紫外線ケアが必要って本当?
Is it true that UV care for hair and scalp is necessary even in autumn and winter?
時期により紫外線量は変動しますが、1年を通して紫外線ダメージは髪に蓄積されていきます。
国土交通省気象庁が発表したつくば観測所における『日最大UVインデックス(観測値)の年間グラフ』によると、1年(12ヶ月間)の内紫外線量が強くなり始める時期は5月中旬からであり、ピークが7月中旬、その後9月上旬まで高い数値を示しています。
ですので、秋や冬だからといって、紫外線量が弱いと油断してはいけません。
寒い時期でも、散策やオープンカフェでのお茶など、知らず知らずのうちに髪は太陽を浴びています。
雪焼けのように、冬でも紫外線の影響を受けることもあるんです!
頭皮と髪もお肌のように紫外線の影響を受ける
頭皮と髪は体の中で一番紫外線のダメージをダイレクトに受ける場所です。
肌は日差しを浴びると日焼けをし、赤みが出たりシミになったりと、ダメージがわかりやすいため一生懸命にケアしても、髪については放置ではありませんか?
髪も肌と同じく日焼けをします。
特に、髪は太陽光の直射によって、実は顔の2倍以上の紫外線を浴びているんです。
紫外線の髪への影響とは
まず、紫外線の髪への影響です。
髪は主にタンパク質でできていますが、紫外線はこのタンパク質の結合を分解してしまいます。
紫外線を浴びることで、髪の表面を保護するキューティクルもはがれていくため、表面部分がかさつき、枝毛や切れ毛の原因になったり、髪の内部の水分が消失することによって、乾燥を引き起こしたりします。
さらに、紫外線は髪の色であるメラニン色素も破壊してしまうので、髪色が脱色し、すすけた赤茶色になってしまいます。これでは、髪美人には程遠い、悲しい状態ですよね。
女の命とも言われる髪の毛の調子が悪くなってくるのも、紫外線の影響が関係していることが多いのです。
ですので、ずっとUVケアを怠っていると、将来的に白髪や薄毛に繋がることも・・・。
次に、紫外線が髪に与える影響のメカニズムです。紫外線は毛根にて吸収されます。
紫外線が髪の毛を作っているアミノ酸という成分を酸化されてしまうのです。
酸化されたアミノ酸は別の物質になってしまい、髪の毛を作っている成分が変化することで髪へのダメージを受けるようになるのです。
さらに紫外線は髪の毛のS-S結合というものをカットしてしまいます。
そのために切れ毛などが増えるだけでなく、キューティクルが失われます。
これを防ぐには、髪の日焼けケアをしっかりすることが欠かせません。
オススメの紫外線予防の方法
髪は肌と違って自己修復能力がないため、紫外線を浴びてからトリートメントで補修するのではなく、まず紫外線を防ぐヘアケアの方法を考えましょう。
紫外線対策と言えばまずは帽子や日傘を使うことです。
髪や頭皮を傷めずに使える唯一の方法なのでぜひ活用しましょう。
UVヘアスプレー
もっとしっかり紫外線対策を!という方には、頭皮用UVクリームを塗ったり、UVヘアスプレーを使うという方法もあります。
日焼け止めには用途に合わせて、数値が設定されています。
日常生活の範囲内であればSPF20,PA+~を使用すれば問題ないでしょう。
でも、紫外線ケアのためといって、ケミカル成分を配合したローションをつけると、かえって髪と肌にはマイナス。
選ぶのであれば、高濃度の植物成分で髪を保湿しながらも紫外線から髪を守る効果が高い、頭皮と肌に優しい商品をオススメします。
また、髪だけでなく頭皮も紫外線による乾燥ダメージを受けるので、シャンプー後のお手入れに頭皮用の保湿ローションを加えることも同じくオススメします。
ただし、肌と頭皮は違うので、慎重にお選びください。
UVカットのトリートメント
また、一番良いのは、UVカット効果のあるトリートメントを使うこと!
洗い流さないスプレータイプのUVケアトリートメントを、外出する前に髪の毛の表面・髪をかき上げた内部にしっかりスプレーします。
外出中も2~3時間おきにスプレーできるように、コンパクトなサイズをバッグに入れておくと便利です。
ダメージがひどくなった髪の場合は、オイル系のトリートメントを使うなど髪の状態に応じて含有成分に着目しながらトリートメントを選びましょう。
外出前のケアももちろんですが、帰宅後のケアとしてシャンプーとコンディショナーに加え、ホームケア用の塗るタイプのトリートメントで毛先からしっかりと浸透させることも大切です!
夏前ぐらいから店頭に多くの商品が並んでいるはずです。
おすすめのUVカットアイテム ミルボン ディーセス エルジューダ サントリートメント エマルジョン
紫外線対策として役立つのがホホバオイルです。
ワックスエクセルという成分が外的刺激から髪や頭皮を守ってくれるのでおすすめです。
しかし、日焼け止めのようなしっかりとした効果が得られるわけではないので、バリア機能が高まることによる効果に期待しましょう。
ダメージを受けてしまった髪のケア
表面のキューティクルを整えるだけでは髪の内部までケアできませんので、内側からケアしていきましょう。
まずは毎日のシャンプー・リンスをダメージケアしていく種類に変えていきます。
ひどい傷みを整えるためには、ケミカル成分が配合されている物を選びましょう。
そしてトリートメントは、ぜひ洗い流さないタイプの物を選んでください。
もちろん傷んだ髪専用の効果の高いトリートメントが望ましいです。
そして、優しい正しい方法で髪のケアをしましょう。
シャンプー前にはブラッシングをして汚れをとって、髪の絡まりをほぐしておき、少しでも髪によけいな負担をかけないように気をつけましょう。
トリートメントは長めに放置したり、蒸しタオルで温めたりすると効果が高まりますよ。
ドライヤーは、熱からのダメージを避けるように、短時間で効率よくかけましょう。
おすすめはイオンヘアドライヤーです。
イオンが発生するために、その効果によって紫外線で傷めてしまった髪の毛の表面へ、効果的に働きかけてくれます。
表面ではキューティクルを整えて、内部は水分の蒸発を抑えて潤った髪の毛に導きます。
おすすめのドライヤー コイズミ ヘアドライヤー マイナスイオン
また合わせてタンパク質やトレハロース入りのヘアケア商品を使うことで、やさしく髪の毛をいたわってくれます。こすりつけずに、やさしくなでるようにつけましょう。
気をつけるべきことを守りながら、スペシャルケアをして健康な髪を取りもどしていきましょう。
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