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季節
季節に合わせたヘアケアで乱れたヘアサイクルを正常化しましょう
Normalize disturbed hair cycles with seasonal hair care
ヘアサイクル自体には季節による差はほとんどありませんが、1本1本の毛髪が成長するスピードには季節が関係してきます。
いうまでもなく、髪の毛はタンパク質を主原料としてつくられます。
そのタンパク質は、最終的に頭皮に張り巡らされた毛細血管によって毛根まで運ばれます。
ですので頭皮トラブルが起こってしまうと、血流に影響が出て、頭皮や髪の成長に影響を及ぼしてしまうので、
そこで今回は、季節ごとの髪や頭皮へのダメージや、ヘアケアについて紹介します。
髪の毛の成長にはサイクルがある
人間の髪の毛は、発毛から成長期を経て、育つ早さが鈍る退行期、成長が完全に止まる休止期、脱毛という周期を繰り返しています。
これをヘアサイクルと呼びます。
個人および男女間でも差ががありますが、成長期がだいたい2~6年、退行期と休止期が合わせて半年程度といわれますので、1本の毛髪は順調にいけば3年から長くて7年弱年程度で生え変わる計算になります。
人の髪の毛の本数は10万本程度あるといわれていますが、そのうち100本程度は毎日自然に抜けています。
私たちの髪は「生える→太く長く成長する→抜ける」を一定の周期で繰り返しています。
成長期にある髪の割合は季節により変動するのですが、春から夏にかけては増え、秋にかけて急激に減少します。
秋に抜け毛が増えるのはこのためで、新しい髪が生えるために欠かせない自然の現象なのです。
洗髪の際に排水溝に溜まった髪や、ブラッシングの際にごっそりと抜けてしまうと、びっくりするかもしれませんが、それが自然な抜け毛であれば、やがて新しい髪が生えてきます。
ただし、これはヘアサイクルが正常に機能している健康な頭皮の場合だけ。
ヘアサイクルが乱れた不健康な頭皮の場合は「生え変わりのための抜け毛」が必ず当てはまるとは限りません。
秋からは乾燥に注意!
パサつき、静電気など冬によくある悩みの一番の原因は、空気の乾燥です。
湿度の低さは髪の水分量にも影響するからです。この季節は髪にいかに負担をかけないかがトラブルを軽減するポイントです。
特に摩擦によるダメージ、強い風による絡まり、マフラーや就寝時の枕とのこすれなどには気を付けましょう。
秋は夏のダメージをケアするのが大切
秋は夏に受けた髪のダメージをケアすることが重要です。
まずシャンプー後は水気を良く切ってから、最もダメージを受けている毛先を中心にトリートメント剤をつけます。
水滴がポタポタたれていると、有効成分も一緒に流れてしまいます。付けた箇所を手ぐしやコームでなじませれば、均一にいきわたります。
ハイダメージの方は、流すまで10分ほど置いて浸透させましょう。
注意点は、傷みが気になるからといって必要以上に付けないようにすることです。
髪に浸透する量には限界があります。
トリートメント剤が表面に残留しているとパーマやカラーリングなどの仕上がりが悪くなることがあります。
適量をつけしっかり洗い流すことが大切です。
洗い流さないトリートメントを使おう
秋冬には洗い流さないトリートメントが強い味方になります。
オイルタイプ、ミルクタイプなどがあり、脂分を補って水分をキープしてくれます。
ドライヤーやブラッシングの時、お出かけ前、日中乾燥が気になる時に付けるのもおすすめです。
季節ごとに効果的なケアを行うことで、美しい髪がキープできますよ!
どんなにヘアケアを行っても、髪には生え変わりがあるので抜けやすい季節ももちろんあります。
生え変わりの時期にしっかりケアすることで、より健康的な髪が育ちますよ!
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冬になるとやりがちなNGなヘアケアとは?
冬になると、髪の乾燥や静電気が気になる方が多いのではないでしょうか。
そんな冬にやってはいけないヘアケア方法が3つあります。
まず1つ目は、お風呂のシャワーの温度です。
寒い冬は熱い温度にしてしまいがちですが、実は熱いお湯にすることで余計に頭皮や髪の毛が乾燥してしまい、過剰に皮脂がでてしまう原因になります。
そうすると、頭皮はベタベタするのに髪の毛は乾燥しているという状態を招いてしまいます。
髪のためには、40度くらいの温度で髪を洗いましょう。
2つ目は、ドライヤーでしっかり乾かしすぎることです。
いわゆるオーバードライの状態になることです。
寒い冬はしっかりと乾かしたくなりますが、オーバードライになりすぎると、髪は乾燥して静電気の原因になりますし、寝ている間に枕と髪が擦れ、切れ毛などのダメージにつながります。
3つ目は、流さないトリートメントを毛先のみにつけることです。
流さないトリートメントは、もちろん使ってほしいのですが、夏は毛先のみでもまとまりはよくなりますが、冬は、毛先のみだとトリートメントをつけていない部分がマフラーと擦れて、静電気の原因となってしまいます。
冬にオススメのヘアケアとは?
冬におすすめのヘアケアは、保湿力の高いシャンプーやコンディショナーを使うことです。
現在は、頭皮に優しいアミノ酸のシャンプーや油分が多めに配合されている保湿力の高いシャンプーが発売されています。
冬だけこれらを使用することで乾燥によるダメージを予防してくれます。
シャンプー後は、保湿力の高いヘアマスクのトリートメントを使うのもおすすめです。
ヘアマスクは、ダメージを補修するだけでなく、普通のトリートメントよりもクリーミーで、しっとりまとまる髪に仕上げてくれます。
週に1.2度のスペシャルケアとして使用しましょう。
お風呂から上がったら、流さないトリートメントのヘアオイルを毛先だけではなく、根本付近からまんべんなくつけてから乾かしましょう。
髪の毛を1本1本コーティングすることで、乾燥や摩擦から髪を守ってくれます。
冬は、自宅でのヘアケアはとても大切になります。
しっかりと対処すれば、乾燥に負けない美髪になれるので、正しいヘアケア方法を心掛けましょう。
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春のヘアダメージの原因として考えられるもの
花粉のダメージと対策
花粉の散布期間は2月頃から4月ぐらいまでがピークと言われています。
体内に入るとアレルギー症状を巻き起こし、花粉症になることは有名ですね。
花粉は特に都会だと大気中の排気ガスなどの悪い空気と触れあうことで、アレルギー物質へと変化します。
それが頭皮に吸着することで炎症を生み出したり、痒みの原因になってしまうことがあります。
花粉対策としては、ベタベタするようなトリートメントやクリーム、整髪料などはできるだけ使用しないことです。
もし使う場合もさらっと浸透させる程度で、髪がしんなりと水分量が高まるほどは使用しないようにしましょう。
特に気温が上がってくる4月から10月ぐらいまではこのような意識を持っていた方が良いでしょう。
そして自宅に帰ってきた時もまずは、コートなどの洋服や髪についた花粉を振り払うように外で払い落としてから室内に入るようにしましょう。
そして、家に空気清浄機を設置してやチリや花粉などが部屋に蔓延しないようにケアすることも大切です。
髪のケアと共に、花粉症や鼻炎対策としても有効です。
梅雨に起こる頭皮トラブル
頭がかゆくて悩んでいる方はいませんか?
特に「梅雨時になると無性にかゆくなる」という人は、頭皮の湿潤と乾燥が原因かもしれません。
「湿」と「乾」というと相反する概念ですが、梅雨時はその二つが同居する季節であり、頭皮にとっては最大の試練の時。
放っておくと、かゆみだけでなく、頭に湿疹やニキビができたり、ひどい場合は抜け毛や薄毛の原因になることもあるんです。
言うまでもなく梅雨時は湿度が高く、真夏ほどではないにせよ汗をかくことも多いので、頭皮も髪もべたつきがちになります。
気温が高くなるため、頭皮は脂分を多く分泌するようになります。
そこで増殖するのがマラセチアという真菌。
これは頭皮に取りつくカビの一種で、皮脂を餌とします。カビなので、湿った環境が大好き。
このため、湿度や気温が高まる梅雨時に異常増殖する傾向にあるのです。
このマラセチアは、さまざまな皮膚トラブルを引き起こし、その一つがかゆみです。
ただ、防止するには頭をよく洗うことが第一ですが、洗いすぎには注意です。
洗浄力が強いシャンプーで何度も洗うと、必要な皮脂まで落としてしまうので、別のトラブルの原因になりかねません。
冷房による乾燥も
もう一つの要因は乾燥。
「梅雨時に乾燥するの?」と思われるかもしれませんが、1年のうちで冷房が入り始めるのがこの時期です。
冷房が効いた部屋は、とても乾燥しています。
特に、デスクワーク中心の方は1日中そうした環境にいるわけですから、頭皮も髪も乾燥します。
乾燥は、かゆみの原因になります。
また、頭がかゆいからといって洗いすぎるのも、前述したようにNG。
できれば、自然由来の成分を中心としたソフトなタイプのシャンプーを使いましょう。
おすすめのシャンプー パブリック オーガニック シャンプー
実は夏場こそ、美髪キープの好機
人間の新陳代謝が最もいい季節は、気温が高い夏場です。
つまり、夏はほかの季節に比べて髪の毛の成長が速いということです。
例えば、紫外線を含む外界からの刺激によって最も痛みやすいのは毛先ですが、成長が速いと健康な髪の毛が根元からどんどん伸びてきます。
つまり、毛先をカットしてもリカバリーが容易にできるということになるんです。
ただし、伸びてくる新しい髪を健康に保つ必要があります。
きちんとケアすることができれば、夏場こそ美髪を育てる絶好の季節といえるでしょう。
しかし、気温が高いからといって洗って濡れた髪の毛を自然乾燥しがちな季節です。
さらに、5月から9月は特に紫外線が強い時期です。そのため、UV対策が大事になってきます。
紫外線を浴びると、パサついたり、髪色が退色してしまいます。これは髪のキューティクルとメラニン色素がダメージを受けるのが原因です。
UV対策のスプレーやオイルをつけて髪を守りましょう。
この時期にきちんとケアすることで、秋冬の乾燥する季節にも潤いをキープできます。
夏は頭皮ケアをしよう
高温多湿の夏は、頭皮トラブルが気になる季節です。
皮脂分泌が増えてべたつきやすくなったり、汗で蒸れてかゆくなったりします。さらに、強い紫外線や室内の冷房の影響で、過度に乾燥してしまうこともあります。
こんな時は、頭皮を健康な状態に保つことが大切です。
不快な症状を取り除こうと、力任せにシャンプーをしてしまう、かゆくて爪を立ててしまうなどの行為は気を付けましょう。
傷ついたところから雑菌が繁殖し、さらなるトラブルを招きます。
シャンプー選びにも注意が必要です。
「スッキリ」「クールタイプ」などのシャンプーの中には、洗浄力が強すぎるものがあります。
必要な脂分まで落としてしまうと、頭皮のコンディションに影響が出ます。
強くごしごし洗うのではなく、優しく確実に汚れを落とすようなイメージを心がけましょう。
そして週に1~2回スキャルプトリートメントなどで集中ケアするのが効果的です。
べたつきがなく、潤いのある理想の頭皮をキープしていきましょう。
海水のダメージと対策
夏に多くの人が楽しむサーフィンやシュノーケリング、ジェットスキーなどのマリンスポーツの舞台である海水には、大量の塩分が含まれています。
「サーファーには薄毛が多い。」「海水浴に行ったら髪がパサパサに傷んでしまった。」
どちらもよく聞く話ですが、髪の毛・頭皮にはどのような関係性があるのでしょうか?
この塩分は、髪の毛にとってかなりの刺激となり、海水に髪の毛が浸っているだけでも、自然にキューティクルが開いてしまい、更に激しく運動をすることで、髪の毛のうるおい成分やたんぱく質が流れ出しパサパサとしたダメージヘアになってしまうのです。
海水に含まれる塩分によって、頭皮の毛穴が詰まったり、頭皮の代謝サイクルが乱れ、血行不良により抜け毛を誘発してしまう恐れもあります。
まず、海から上がった後は、必ず念入りにシャンプーをし、髪の毛や頭皮に付いた塩分を洗い落としましょう。
その際、指先で念入りに頭皮を揉み洗いをし、頭皮に溜まった汚れや皮脂を取り除くようにしましょう。
また、シャンプー後にしっかりとドライヤーで髪の毛を乾かすことで、毛穴の詰まりを防ぐと共に、キューティクルを引き締め髪の毛へのダメージを防げます。
マリンスポーツの最中にも、合間を縫ってタオルなどで水分を拭うようにすると更に効果的です。
しっかりとヘアケアを行うことで、髪の毛のダメージに負けずにマリンスポーツを思い切り楽しみましょう。
紫外線のダメージと対策
紫外線は、春や夏を問わず、要注意なヘアトラブルの原因となり得ます。
紫外線を浴びると、単純に髪のキューティクルが損傷するというだけでなく、肌の老化現象も助長してしまいます。
肌への影響があると弾力がなくなり、血液が通る毛細血管が収縮され、その結果、毛母細胞を刺激する力が弱くなってしまいます。
そうなると、毛乳頭が小さくなって髪の毛が細くなったり、発毛力が弱くなるといった症状が生まれてしまいます。
炎天下で行われることが殆どであるマリンスポーツは、髪の毛が常に非常に強い紫外線に晒されているという点にも注意する必要があります。
強い紫外線に晒された髪の毛は、内部のメラニン色素などが変性し変色してしまうのです。
マリンスポーツは注意して楽しまないと、私達の髪の毛や頭皮にとってとても危険かも知れません。
簡単にできる対策としては、帽子をかぶったり、外出をできるだけ控えることです。
とはいえ、仕事や学校などでそうもいかない人も多いでしょう。
そういった方は髪を守るヘアオイルやトリートメントがおすすめです。
特に最近では日焼け対策の洗い流さないトリートメントが販売され、UVヘアケア効果が期待できます。
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紫外線から髪を守り、タンパク変性を防ぎます。タンパク変性が起こると酸化して抜け毛が増えたり、頭皮の臭いが気になるといった悪影響が出ますので、早めのヘアケアが必要です。
このように、季節に合わせてヘアケアをして、頭皮や髪をトラブルから守りましょう!
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