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頭皮は肌の何倍影響ある?“3倍”の真相と正しい紫外線対策をプロが解説
How many times effect for a scalp by Ultraviolet higher than a skin?
頭皮は肌の何倍、紫外線を受ける?
結論は「一律の倍数は決められないけれど、条件次第で顔より受けやすい」です。
よくある“頭皮(髪含む)は顔の約3倍”という表現は、メーカーや情報サイトで広く用いられる便宜的な目安に過ぎません。
毛量や分け目、帽子の有無、太陽の位置、周囲の反射などで大きく変わるからです。
『肌の何倍?』の正解は“条件次第”
正午付近は頭頂が真上からの直射を受けやすく、朝夕は顔面の前面に当たりやすいという具合に、時間帯で照射角は変わります。
髪は紫外線をある程度さえぎりますが、その防御力は髪型や密度次第で上下します。
つまり“常に3倍”ではなく、“無防備な条件だと顔より受けやすいことが多い”が実際に近いのです。
なぜ頭皮は無防備になりやすい?
顔には日焼け止めやメイクを塗るのに、頭皮には何も塗らない人が大多数です。
分け目やつむじは地肌が露出し、直射や反射の影響を受けやすい部位。
帽子を使わない日や、薄毛で地肌の露出が増えた状態では、頭皮が先に焼けてしまうのは自然な流れです。
紫外線が頭皮と髪に与えるダメージ
紫外線は頭皮では炎症や皮脂の酸化を招き、かゆみやフケ、においの原因になります。
髪ではキューティクルの乱れや内部脂質の変化、色素の分解が進み、手触り低下や退色、乾燥が目立ちます。
濡れた状態や汗で蒸れた状態は刺激を感じやすいので、夏場のレジャー後は特に注意しましょう。
今日からできる守り方(優先順位つき)
最短で効果が大きい順に、「被る>塗る>ずらす>直す」の4段構えで考えると迷いません。
屋外:帽子・日傘・塗り直し
まずは帽子を主役に。
表示があるならUPF50+の広いつばが安心です。
髪が長い人は、うなじの露出もカバーできる形を選びましょう。
頭皮用のUVスプレーやパウダーは、分け目とつむじに薄く。
汗や摩擦で落ちる前提で、長時間の外出時は数時間おきに軽く塗り直すと安定します。
風下に立ち、目や口を覆って短くミストを当てるのがコツです。
屋内:窓際や反射対策
室内でも窓際は紫外線の影響を受けます。
デスクを窓から少し離し、レースカーテンやブラインドで直射を拡散しましょう。
在宅ワークで日差しが強い時間帯は、分け目だけに頭皮UVを薄く仕込むと安心です。
帰宅後:冷却→洗浄→保湿
ヒリつきがある日は、まず冷水で絞ったタオルでやさしく冷やします。
その後、マイルドなシャンプーで汗やUV剤をオフし、こすらず泡で包むイメージで洗います。
頭皮用ローションや軽いミストでうるおいを補い、必要ならミルクやジェルで乾燥部位を部分保湿しましょう。
毛量・分け目・スタイル別の注意点
毛量が多い人は、髪の“影”で守られやすい一方、汗で蒸れて刺激を感じやすい傾向があります。
分け目は日替わりで少しずらし、つむじが広い人や薄毛が気になる人は“帽子最優先”に切り替えましょう。
ショートやオールバックは地肌の露出が増えるため、屋外イベントではパウダータイプの頭皮UVを携帯しておくと便利です。
やってはいけないNG
炎天下で帽子なし、分け目固定のまま長時間。
頭皮用でないヘアオイルを“日中のUV対策”として多量に塗る。
焼けてヒリついているのに、メントール強めのスカルプ製品で刺激を重ねる。
UVスプレーを近距離・長噴霧で一点集中させる。
どれも炎症や乾燥、異臭、退色を加速させるNGです。
FAQ
Q: 本当に“3倍”なの?
A: 条件次第で増減します。
“3倍”は便宜的な目安として流通していますが、毛量や分け目、帽子の有無、時刻や季節、反射で大きく変わります。
統一の公的な倍数は定まっていないと理解しておくと安全です。
Q: 髪が多ければ頭皮は焼けない?
A: 髪は紫外線をある程度さえぎる一方、向きや密度で防御力は変わります。
分け目やつむじ、風で割れた部分は焼けやすいので、帽子やパウダーで補いましょう。
Q: スプレーとパウダー、どちらが頭皮に向く?
A: 分け目や生え際には“狙ってのせやすい”パウダーが便利。
広い面や髪の表面にはミストスプレーが手早いです。
いずれも帰宅後はしっかり洗い流しましょう。
Q: 帽子で蒸れるのが心配。どうする?
A: 通気性のよい素材や裏地メッシュ、汗止めバンドを選び、休憩時に一度外して換気を。
日傘と併用すると蒸れにくく、直射も避けられます。
Q: 焼けてヒリヒリしたら最短のリカバリーは?
A: 冷却→マイルド洗浄→保湿の順。
赤みや痛みが強い場合は自己判断で強い成分を重ねず、必要に応じて医療機関に相談しましょう。
まとめ
「頭皮は肌の何倍?」に絶対解はありませんが、無防備になりやすい条件が重なると、顔以上に紫外線の影響を受けやすくなります。
まずは被る、次に頭皮UVを薄く、さらに分け目をずらし、帰宅後に直す。
この順番を味方に、今日から頭皮と髪をしっかり守っていきましょう。
おすすめの日焼け止め KOSE サンカットプロテクト UVスプレー

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